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2005年11月26日

MOTLEY CRUE at パシフィコ横浜

motley2.JPG

友人の結婚式に行けない腹いせに行ってきた。マジおめれとう!なんか紆余曲折を経てついに落ち着いたって感じだねー。マジめでたい。

というわけでモチョリークリュウです。くりぃむしちゅうです。なんかさいたまではパイロガンガンだのサーカスだのでかなり演出派手だったらしいけど、事前にパシフィコにはそういうの持ち込めませんからなしですよ、とアナウンスされていたみたい。まあしょうがないか。

開演時刻の17時を10分ほど回ってから前座のBUCKCHERRYが登場。単独公演はソールドアウトが出るぐらい大盛況だったらしいけど、俺はイマイチだったなあ。ドラムに全然迫力がない。こういうのってやっぱリズムがかっこよくないとダラダラしちゃうと思う。あとは曲。まあこれって好みなんだろうけどどの曲もダメじゃないけどインパクトもない、みたいな小粒感。ちょっと眠いときにこういうバンドを観るのは大変ツライのであります。ヴォーカルもドタバタしてるだけでなんかカッコわりーし。前に単独で来たときブリッツかどっかで見たんだけど、こんなつまんなかったっけなあ。スカイラーク並に苦痛の40分でした。

そんな感じでウォームダウンは完璧!ああ、これでモトリーもショボかったらヤだなあ。バクチェリドラムショボいとかおもったけど モトリーのほうがバンドとしてはへたっぴだもんなあ、とウトウトしながら開演を待つ。

20分ほどのセットチェンジが終わって客電が落ちると、まず始まるのは人形アニメ。なんか隕石が地球に落ちるからどーたらこーたらみたいな内容だった気がするけど全然意味わからんかった。

そのアニメが終わって幕が落ち、第一部のオープニングはShout At The Devil。勝手にオリジナルヴァージョンでプレイされると思ったんだけど、今日は'97ヴァージョンじゃん!こっちのほうが好きなのでいきあんりチョー盛り上がり。ヴィンスは相変わらずドリフの合唱隊んときの志村けんのようなヘリウムガスハイトーンで歌っているというより言葉を投げやりに吐き出してる感じだけど、そんなことがマイナスになるはずもなく、会場はいきなりのクライマックス。やっぱこの人たちの楽曲のカッコよさは半端じゃねー、といきなり思い知らされる。

Too Fast For LoveとTen Seconds To Loveとか普段はどうでもいい曲も、生のニッキー、トミー(スモークでよく見えなかったけど)、ヴィンス、ミックじいちゃんが目の前でプレイしているとすっげー興奮すんのな。

Red Hotではヴィンスの「ワーチューシュリーフォー!」というカウントんとこで音玉も炸裂。いやこれ燃えた。さいたまとかではもっと派手な演出だったんかなあ。演奏はまあもちろんうまくないわけだけど、ニッキーのベースはバキバキ言ってるしトミーのヌケがよいと同時に重さも感じられるスネアも相変わらず気持ちいいサウンド。ミックじーちゃんはアレだね、みんな「弾けてたよ!」っていうけどピッキングはキツそう。フィンガリングは結構ごまかせてたけど細かいリフの刻みが必要なとこは刻まずにストロークでジャージャー弾いてた。わざとなのかそれともやっぱキツいからなのかわかんねーけどさ。でもまあお祭なんだからそれが気になって楽しめませんでした、なんてのはバカバカしいし、実際生で観たら全然気にならなかった。

残念ながらステージの規模は縮小されてるものの、それでも時折出てくるおねーちゃんたちの演出はおもろい。ただエロいんじゃなくて中国雑技団的な荒業を披露してました。ブラ下がってM字開脚じゃなくてY字開脚とか。アレグリアならぬエログリア、サルティンバンコならぬ猿チンコマンコでした。ああいうのに絡まれながら仕事できるヴィンスはいいですね。ミックじーちゃんに絡むとこを見ると、「刺激しないであげて!」と思ってしまったけれど。どこでだったか忘れたけどミックがおどけたようにヨボヨボしながらステージ中央に出てきたときがあった。演技だよね。演技と言って。

THE GET UP KIDSのカヴァーが名演だったOn With The Show、Looks That Killと畳み掛けるように名曲
が続き、正直どうでもいいLouder Than Hellを挟んで第一部ラストはLive Wire。初期に好きな曲はまだまだあるのでもっとやって欲しいー。40分ぐらいでアッサリ終わっちゃった感じだもんな。

インターバルは10分。スクリーンに映画のグロシーンを編集したオサレな映像が流され、画面には開始までの時間がカウントダウンされる。

その数字が減っていくにつれて会場もまた「そろそろくるぞ」的な緊張感に包まれる。そしてカウントダウンがゼロになったところでバイクのエンジン音が鳴り響く!Girls Girls Girlsでまたもや盛り上がりは最高潮。いやかっこいい。それしか言えん。そしてエンディングのパワーコードからWild Side。この流れ、マジテラヤバスです。1番の「エイメン!」とか2番のWishing well,の後の「フウッ!!」とかいくつになっても興奮して叫んじゃいます。キラーリフの嵐もモトリーの凄さだけど、こういう小ネタのかっこよさも多いよなあ。

ただ、後期の名曲を網羅したこの第二部になると、やや流れの悪さが気になるというかダラダラした空気が流れる時間が多かったと思う。ミックじーちゃんのソロは正直イングヴェイのライブのソロタイムよりキツかったし曲間にも妙な間が長くて。Dr.Feelgoodの前にはニッキーの謎ソロタイムがあったんだけど、意味不明でした。あまりに意味不明でDr.Feelgood始まってもその意味不明ムードに押されてなかなか盛り上がれなかった。あとはしょうがないとは言え、トミーのソロタイムがなかったのは残念無念。彼のリズム感覚は昔からすっげー好きで、別にギミックなしでも楽しめたと思うんだけどな。

んでもって延々とアンコールを待たされた挙句のAnarchy In The U.K.1曲ってのもなんか寂しい。せめておっぱい見せろ!と思ってたらダンサーのねーちゃんはおっぱい出しちゃってました。もっと前の席で観たかったよ!!

と、お小言も少々書きましたが、最終的には「ああ楽しかった」という感想が一番デカい。2回目のフェアウェルツアーがあっても、毎年恒例のフェアウェルツアーになってもいいから、また来て欲しい。ノスタルジーだけで終わらない鋭いカッコよさが音楽にまだまだ残ってる。

投稿者 trouble : 2005年11月26日 23:47

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コメント

>正直どうでもいいLouder Than Hell

いや、これね、ちゃんとした演出でみるとカッコいいんだよー
火柱ガンガンでさ。
ワタシもこのツアー始まるまで存在忘れてた曲だったんだけどね。

オッパイ出す練習までしてたのに残念だったわ。

投稿者 チカ : 2005年12月01日 22:44

うへーそうなん?
「演出なんかなくたって」と思いつつも
Red Hotの音ダマで大興奮したし、
やっぱフルショウも見たかった!

おっぱい出す機会は、日常に沢山転がっているさ!
次会ったときよろしくね。

投稿者 さだお : 2005年12月01日 23:13

Everything's Ruined: MOTLEY CRUE at ??????? 私が探していたものです。情報をありがとうございました。

投稿者 vancouver website company : 2012年02月26日 18:14

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