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2006年03月01日

THE RASMUS at 渋谷Duo

なんか全体的にスケールアップしたアルバムの出来とは裏腹に、前作がリリースされたとき、そして初来日公演のときと比べるとなんとなく盛り上がりに欠けるムードなTHE RASMUSの来日公演に行ってまいりました。

会場のDUOは初めて聴くとこだなあ、と思ったらO-EASTの1階でした。でもロッカーはなし、クロークはちっさいビニール袋1枚で500円となんかヒドイ感じ。段取りも悪そうで「引き取るときはもっと大変です」なムードがプンプンだったので、荷物は持って入ることに。

中に入ってみると、天井は低いものの、横幅はO-EASTと同じぐらい?想像してたより広かった。でも何はともあれフロアに柱が立ってるってのがムカつく。なんでこういうとこをライブ会場にすんのかな。客入りは勝手に寂しくなると思ってたんだけど開演時間直前には満員に。女子ばっかかなあと思ったら意外と男子も多い。とりあえずかなりステージが低いみたいなのでこらおちびさんな僕にはキツそうだなあ、とグッタリしながら待つ。しかも暑いよ!こういうときは2階に座ってるライターさんたちが恨めしいです。

7時を過ぎたところでBGMのWelcome To Jungleが唐突に切られ、客電が落ちて新作のNight After Nightでライブがスタート。前回は、演奏はうまかったものの、あまりのそのうまさが逆に優等生ぽくてケッとか思っちゃったんだけど、今回はもうそういうもんだとわかっていた分素直に曲と演奏の素晴らしさを楽しんでまいりました。偉いなあ。変に評論家ぶってロックとはそもそもとか言うようになったらオシマイですよね!

DEAD LETTERSからのキラーチューンを挟みつつ新曲を中心としたセットリストは、前回の来日公演よりさらに強力になった感じ。とにかくやる曲やる曲とにかく劇メロの嵐って感じで。前作と比べてキラーチューンが少ない、とかほざいてた俺ですが、新作の曲はライブで聴くと細部のアレンジがとにかく緻密というか、ここでこうくるとこんなにグッとくるのか!みたいな惹きつけっぷりがより一層強調されててよかったです。まさに職人芸。

Last Generationのイントロの重さが足りなかったり、メタルな俺にはギターの淡白さが物足りなかったりするんだけど相変わらず躍動感のあるリズム隊が引っ張り、アルバムよりもダイナミズムを感じさせる演奏で聞いていて非常に心地よい。ラウリのヴォーカルも相変わらずの反則声質。一瞬のブレイクや間の取り方も「長年同じメンツでライブやってきたんすよ」ってのがよくわかるバッチリっぷりでほんと「バンド」な感じなんだよね。

ライブ中盤に設けられたアコースティックセットではINTO収録の藤木メタルHeartbreakerも1コーラスやってくれたし、Chillも聞けた。Funeral Songも素晴らしかったなあ。ということで、楽しいライブでした。腰痛くならなかったよ。

投稿者 trouble : 2006年03月01日 22:08

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コメント

Everything's Ruined: THE RASMUS at ??Duo 私が探していたものです。情報をありがとうございました。

投稿者 vancouver web design company : 2012年02月26日 23:30

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