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2007年02月04日

INDEPENDENCE-D

一昨年は確かDILLINGER ESCAPE PLANとHEAVEN SHALL BURNだけ観に行って、去年は行ったかどうかも全然覚えてないんですが、今年は2日目だけ行ってきました。別に観たいバンドないんだけどチケット取っちゃったし。

■0 LIMITED EXECUTION
まず最初はLOYAL TO THE GRAVEから観ようと思ったらいきなりキャンセル。どうしよーと思ってたらこったんを発見したので一緒にこのバンドを観ることに。

まあなんつーか、EVANESCENCEっぽい感じ。今これ書きながらどんなだったか思い出そうとしてるんだけどそのことしか思い出せない。バンドの魅力とかじゃなくて自分の記憶力が怖いです。ホントまったく思い出せない。やべー!

ROBIN(サイコビリーだけどドラムがガツガツ硬質でなかなかかっこよかった)をチラッと観て、GALNERYUS。ヤマビィのキャラはともかく演奏力は素晴らしいバンドだと思ってたんだけどなんか今日はイマイチだったような・・・。1曲目は日本語歌詞だったけど中森明菜の難破船の劣化コピーみたいな曲だったな。

で、ヤマビィがいつもと同じ調子で新しく入ったベーシストを「新しい俺たちの力だっ!!」と紹介したところで退散。

■MIKOTO
今回のイベントで俺が知っていて楽しみにしていた数少ないバンドの一つ目。もう直球ど真ん中スクリーモって感じでアメリカにはこの手のバンドが23953854バンドぐらいいると推測されますが、個性の有無はともかく曲も演奏も良かった。あと、ビデオを撮ってるスタッフの女の子がかわいくて好きです。

D.E.P.のヴォーカルを無害化させたような(見た目の話な)絶叫担当ヴォーカルと、正しきエモ声でメロディーを担当するギタリスト兼ヴォーカリスト。イケメンベーシストにキレと重みのあるプレイをするでぶっちょドラマー。なんかもうすべてが中庸なんですけど、良かったよ。CD買ってみようかな。

MIKOTOとは関係ないんですが、ライブ観てるとき後ろにいた男が「何か面白いことを言わないといけない焦燥感を持ちつつも自分ではまっちゃん(もしくは堂本剛)的着眼点で結構おもろいこと言えてると思ってる関西人」の典型でヒジョーにうざかったです。

■HEAD PHONE PRESIDENT
仲間ゆきえや中谷美紀らを輩出した名門桜っ子クラブ出身にしてミュージカル版セーラームーンで主役を演じた大山アンザがヴォーカリストとして在籍し、B!で毎号前田がしつこくプッシュするバンドとしても有名です。

おもっくそKORNとかに影響を受けたヘヴィロックにシャーマニズムな女性ヴォーカルが乗る、みたいな感じ。演奏はまあまあだったかなあ。ヴォーカルはきちんと教育を受けた人ならではの歌い方でまあそれはいいんだけどもなんつーかパフォーマンスが非常に舞台的というか「しっかりとした演技」みたいな感じなんだよね。身体の動かし方にしても視線の移し方にしても。ファッキンを連発する歌詞とその演技的なパフォーマンス、そしてヘヴィ一辺倒じじゃなくてミステリアスなパートも織り込んだりするところも含めてなんかすっげー「作られたもの」っぽさを感じると言うか。なんか映画の中のバンドっぽい雰囲気。先入観によるものではないと思うんだけど。

あとギタリストがすごむような姿勢で前に出るんだけど、視線の先は人がいない建物の2階とか3階ぐらいんとこを見てるのがよかったです。そうだよね。お客さんをにらんだり、できないよね。

とかいちゃもんつけてみたんだけど、単純に曲がつまんなかったって感じ。まあでもかわいい女の子観てるのは好きなので楽しいですってプロフィールみたらもうこの子30過ぎてんのね。

■JURASSIC JADE
日本の古参スラッシュバンド。全然音知らんけど一応観てみた。

さすがベテランだけあって出音が素晴らしい。ビジュアル系目当ての女の子たちがMCを聞いて「えー!女?うそ!うそだ!」と大騒ぎしていた姿にグッときました。あの声とルックス見たら確かにわからねーわな。

でも、ボクとこったんは業が深いのでそんなヒズミさんの腋の下にももちろん反応。音楽以上にブルータルな腋の下でした。二の腕のたるみとのコンビネーションが壮絶。

■ChthoniC
SURVIVEを「あー、MACHINE HEAD聞きたいなあ」と思いながら観て、外のステージに行ってみたらすでにメンバーたちがステージ衣装&コープスペイントで機材セッティング中。エロメタラーたちはもちろんベーシストの前に集合。アノ寒さの中生足ミニスカ&コープスペイントはいいね。

予想通り演奏はイマイチというか音のバランスも変だしビミョー感満点だったんだけど、ある程度そこらへんに慣れてからは意外と楽しめたかも。寒風吹き荒んでるのでブラック特有の寒々しさがさらに強調されていた・・・ということにしよう。

現地のファンなのか「祖国台湾」というプラカードをクビから下げ、「台湾」というハチマキをした男性が二人いたんですが、熱狂的ファンというわけでもないのか普通に見てたのが印象的でした。

なんかもうこの頃になると寒さと疲れでグッタリしてきちゃってたもやしっ子な僕は、とりあえず室内のステージに避難し、ビジュアル系バンドファンの女の子に紛れて座ってぼーっとすることに。胡坐かいて座ってたらあっという間に爆酔してしまいました。何かおかしいと思って目が覚めると周りの女の子たちが僕のズボンを脱がせて数人で僕の股間にむしゃぶりつき・・・なんてことはなくてBALZACが演奏してたんですが、30分以上普通に爆睡してしまった。移動した後も半分寝ぼけてたのでそのことをたきちゃんに話そうとしてもマトモにしゃべれなかった自分が結構おもろかったです。

■DAUGHTERS
今日一番のインパクト。音楽的にはDILLINGER ESCAPE PLANから知性を多少抜いたようなカオティックなバッキングにヘロヘロしたヴォーカル、みたいな感じ。紹介にはD.E.P.とMELT BANANAが引き合いに出されてました。

演奏は複雑ながらもきっちりタイトに決まっててなかなか良かったってのはおいといて、とにかくヴォーカルが全部持っていっちゃってました。「幼児ポルノ」「トレーラーハウス」みたいなキーワードを想起させるホワイト・トラッシーなアピアランスでヘロヘロに言葉を連発。すぐに客席に降りてきて暴れまくる、みたいな感じ。とにかく唾液が好きみたいで手でねばーっとやったり身体に塗ってみたりとにかく汚くてナイスでした。最前列の女の子の手をとって自分の口の中に指入れさせたりしたのも素晴らしい。客席降りてくるとワーッと寄っていく人もいる一方で汚ねー!って逃げていく人も沢山いる感じでした。G.G.アリンのライブ映像思い出した。

というわけで今日一番楽しかったです。

その後室内にもどったらPLASTIC TREEっつーヴィジュアルバンドが演奏してたんですが、演奏うまいし曲もこなれてて普通に楽しんでしまった。しっかりヘヴィだったし。

■I KILLED THE PROM QUEEN
ヴォーカルが直前に脱退したっつーことでヘルプを雇っての来日。特に興味も持ってなかったんだけど、演奏はスバラしかった。UNEARTHとかDARKEST HOURぐらいのインパクト・・・って言ったらほめすぎだけど。

音楽は典型的な北欧メロデスに影響を受けたメタルコアって感じで特に個性も突出したものも感じなかったかなあ。でも中古だったらCD買ってみようかな、とは思えました。

■BLEEDING THROUGH
キーボードのおねいさんの存在によって一躍知名度も高まったかどうかは知らないけれど、確かにおっぱい大きかった。

こちらもアメリカたたき上げのバンドらしく演奏が素晴らしかった。ただ、やはり音楽的にイマイチぴんと来ないというか、終わった後に「ああ、アノ曲良かったな」ってのがまったくないんだよな。

なんかせっかく行ったのにまったく充実感とかナシで帰ってきたんだけど、イベントの趣旨が「これから期待するバンドの見本市」って感じだからしょうがないんだろうな。チケ代安いしね。でも寒いのがヤだ。

投稿者 trouble : 2007年02月04日 23:06

コメント

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投稿者 web designers vancouver bc : 2012年02月26日 07:15

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投稿者 seo services vancouver : 2012年03月02日 17:47

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