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2007年03月29日

65daysofstatic at 渋谷タワーレコード

65daysofstatic2.jpg

今回の来日で3回目のライブに行ってきました。今んとこ何回観ても飽きん。

先日のHMVと同じくシングルを買うと入場整理券がもらえるっつーシステムのイベントで、今日はタワーレコード渋谷店。HMVでのイベントは店内の照明そのままだしモニターもなしで(ドラマーはクリック聞いてたけどフロント3人はイヤホンモニターもしてなかった)本当に「インストアライブ」だったんだけど、タワレコの地下スペースは普通にライブハウスだし去年のイベントは普通に「ライブ」だったのでクアトロの単独と同じような気持ちで向かいました。

で。整理番号が良かったもんだからつい最前列に陣取ってしまった。うわー最前列なんて何年ぶりだろ。おそらく1993年のTALISMAN以来。あのときフレデリック・オーケソンに手渡しでもらったピックはどこにいってしまったんだろう。そしてフレデリックはARCH ENEMY抜けてこのあとどうすんだろ。KRUXに専念?

65のライブを観るたびに毎回ギターの音がちいせーとか文句垂れてる俺ですが、サウンドチェックの音を聴く限りギターアンプから直で音が来る感じだし、しかもドラムも生音でガンガン聞こえそう!と「最前だと音がわけわかんなくなってイヤ」と普段偉そうに言ってるクセに今日は最前だからこそ体験できそうなギターサウンドを楽しみに待つ。

いつも開演時間きっかりにライブを始める几帳面な彼らですが今日は5分ほど押してのスタート。あまりに前すぎてPAから出るサンプリングの音が後ろに聞こえる感じですが、バンドの音はめっちゃいい感じ!何よりギター2本がステレオでクッキリ分かれてちょっとしたノイズまではっきり聞こえる。ラウドギター至上主義な俺にはたまらないサウンドバランスであります。こうして聴くとポールが轟音担当、ジョーのギターはメロディー担当って感じ。いやホントギターがデカくて気持ちいいぞ。

で、バンド・・・というかジョーのテンションが今日はやけに高く、いきなりステージから降りてきたり身体を客にあずけてギター弾いたりとこれまでに観たことのないノリでした。ポールはいつもどおりケイレン。サイモンは相変わらず怖い。ロブの前髪は相変わらずウザい。

場所のせいもあってサンプリングサウンドとバンドサウンドのヴォリュームがクアトロ公演とは逆のバランスだったんだけど、このバランスで聴くと彼らがCONVERGEを好きっていうのがなんとなくわかるような気もする。。今日本編ラストでやったThese Things You Can't Unlearnのラストでの盛り上がりんときのギターサウンドなんかはこうして聴くとかなりCONVERGEっぽいなと思ってみたりして。この曲、美しく物悲しいメロの上に爆弾が落ちてくる音や人の悲鳴に聞こえるサンプリング音が被さって不穏な雰囲気になり、そこからカタストロフパートへと展開するのが超いい。超カタルシス。腸カタル死す。CDで聴くとあんま伝わってこないけど、ライブを観るとこの曲に限らず彼らの音楽に感じられるカタストロフな感覚が音楽性は違えどもCONVERGEに共通してると思う・・・んだけどどうかしらん。いや共通してるからって明日僕にシアワセがおとずれるわけじゃないですけども。

アンコールは時間の都合で予定されていたRetreat!Retreat!がカットされたみたいだけど、今回の日本ツアーで初披露となるPrimerが聴けたし(この曲終わってからDance Partiesの打ち込みが鳴っててまたやんのか!とちょっと興奮したけど単なる間違いだった)60分強のマジ素晴らしいライブ。こんなライブが650円だなんて贅沢にもほどがある。しつこいぐらい書いてるようにギターの轟音サウンド(あとあとはやっぱロブのカッチョ良すぎなドラムな)を十分堪能できたこともあってクアトロ公演以上に燃えた。ホント観るたびにどんどん好きになるなあ。

明日はDUOにてI'M NOT A GUNとかTE'も観れるんで楽しみ。65は1時間てことだけど出番はラストになるんかな?

投稿者 trouble : 2007年03月29日 22:39

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