« 2008年03月 | メイン | 2008年05月 »

2008年04月29日

三鷹散策

いい天気だったんで三鷹をチャリで回ってきました。家→国立天文台→野川沿い→都立野川公園つーコース。

国立天文台てのは見学できるようになってて中をプラプラできる。大正10年とか昭和5年に作られた観測塔みたいのが鬱蒼とした森の中に今でも残ってんだけどそれがなかなかかっこいい。

080429_1410~0001.jpg080429_1420~0001.jpg

左は第一赤道儀室、右はアインシュタイン塔。他にもゴーチェ子午環とかレプソルド子午儀室みたいな名前だけで白飯三杯いけます、みたいな建物もある。GW中なのに人が少なくて、緑の中でのんびりできるナイススポットであります。桜も結構あるので花見シーズンに遊びに来るのがいいかもしれない。来年はもっと早い時期に来てみよう。

奥に行くと広場みたいのもあるし、ここでピクニック的に弁当とか食ってたら気持ちよさそうだけどさすがにそこまではやっちゃいかんのだろうか。

080429_1444~0001.jpg

野川沿いから野川公園つーコースもこれまた東京とは思えない緑だらけの田舎ムードで気持ちよく、結局3時間ぐらい自転車乗ってました。運動不足のオッサンとしては、これからもたまにこのコースをサイクリングして体力増進に励みたいところであります。ちなみにこのサイクリングの帰りにポテトチップスとピノのファミリーパックを買ってきてガツガツ食ったのでサイクリングによるダイエット効果は帳消しであります。ピノはファミリーパックにしか入ってないアーモンドが好きです。

投稿者 trouble : 19:25 | コメント (3)

KAADA / PATTON

live patton kaada.jpg
Live / KAADA / PATTON

ノルウェー出身の音楽家KAADAとPATTONのコラボレーションアルバムROMANCESリリース後にデンマークのロスキルデフェスで1度だけ行われたライブ映像を収録したライブDVD。

ROMANCESの音楽性は、簡単に言えばメロトロンやテルミンのような音色によって奏でられるもの悲しい旋律にパットンがハミングや歌を乗せて、不気味でありながらも美しい独特のノスタルジーを感じさせる映画音楽のような雰囲気がナイスでしたが、このDVDはその音楽の雰囲気に合わせて全編モノクロ映像で統一され、非常にお芸術性の高い映像作品になっております。

バンドメンバーはスタイリッシュなスーツに身を固め、パットンもその雰囲気を壊さぬダンディ・パットンを演じているので彼のキレキレっぷりを期待すると多分途中で爆睡してしまいますが、アルバムで聞けた独特の世界を楽しめた人なら、浮遊感や幻想感にライブならではの生々しさやダイナミズムも加わったこの作品はたまらんと思います。FAITH NO MORE以降、パットンのライブ映像はTOMAHAWKのライブが雑誌の付録DVDに入ってた以外なかったからなあ。

FANTOMASやMR.BUNGLEは高品質なブート映像が出回っているからいいとして、2002年のDILLINGER ESCAPE PLANNとのコラボライブとか、FANTOMASMELVINS BIG BANDのライブ映像とかはきちんと撮影してないのかしら。やっぱ激しい音楽やってるパットンの映像作品も観たい。

そうそう、FANTOMASやTOMAHAWKの日本盤をリリースしてくれていたDAYMARE RECORDがこのたび正式にIPECAC RECORDSと契約したらしく、今後のIPECAC作品はDAYMAREが扱ってくれるらしい。このDVDも日本盤が出るらしいので興味ある人は是非買ってみてくらさい。んでもってTOMAHAWKでもなんでもいいから来日してけろ。

リハーサル映像も入ってて、一応英語字幕も付いてるんだけど、あんまよくわからん。日本盤は日本語字幕つくんかな。こういう人たちが音楽について話す内容はきちんと聞いてみたい。

投稿者 trouble : 17:22 | コメント (5)

2008年04月22日

BIFFY CLYRO at 渋谷DUO

日本ではなんとなく新人ぽいイメージだけど、もう4枚も出してんのね。昔のは知らないけどFOO FIGHTERS meets 後期EXTREMEみたいな音楽性は嫌いじゃないし、ちょっと興味があったので仕事をとっととあがって行ってきました。

DUOって前方フロアと後方フロアが段差になってるんだけど、前方フロアは最前列しかいない。その後はガラーンと人気がなくて、一段あがった後方ブロックで遠巻きになって人がステージを囲んでいる状態。ホント客入り悪くてかわいそうになってしまった。そんな状況でも7時きっかりに開演。

MUSEの前座にも起用され、3ピースってことでMUSEと比較されたりもするらしいけど音楽性は全然違ってて、UKロックというよりヒネリの効いたブリティッシュロックと言いたくなるような感じ。ちょいプログレも入ってる。演奏はめちゃめちゃ熱く、3ピースながらも物足りなさはまったくなし。楽曲的に派手さがない分演奏の熱さでカバーしている感じで好感が持てました。その熱さに煽られてか気がついたら前方ブロックもそれなりの人口密度に。こないだのCOHEED & CAMBRIAと同じく外人ファンだけが妙に歌いまくってた。ギターはフィエスタ・レッドのストラトを何本か持ってきてそれを頻繁に交換してました。1本だけ濃いグレーだったかな。

ライブは結局60分ちょいで終わってしまってちょい物足りない感じ。4枚アルバム出してるのにこんなもんか。サマソニにも来るんだってさ。CCレモンホールでやってるNIGHT RANGERに十分間に合う時間に終わってしまったので観に行っちまおうか本気で迷った。さすがに9500円て軽く出せない。

で、帰りは吉祥寺の味源でラーメン食べて帰ろう、と思ってウキウキ店まで行ったら「火曜日に限り、しばらくの間営業時間を3時までとさせていただきます」と張り紙が。でも、全然ガッカリしませーん。悔しくありませーん。俺は「駅で切符の列に並ぶとそこが一番進まない列に並ぶ星」と「寒がりなのに、必ず冷房の風が直撃する席に座ってしまう星」の元に生まれてるんだけど、最近は「行ってみたいお店に行くと、定休日、もしくは臨時休業の確率が高い星」の元でも生まれてたらしいことがわかりました。ほんと笑えるぐらい閉まってんだよ。誰かが俺の行動を店に報告して閉めて回ってるんじゃないかと思えるほど。すげー頻度だよマジで。その繰り返しのせいで、こういうことがあっても最近は慣れて悔しくもなんとも思わなくなってきてしまいました。成長したな、俺。

投稿者 trouble : 22:55 | コメント (1)

2008年04月21日

おひさしぶりです。

ブログをアップグレードしようとしてヘタにいじくって壊してしまってたんでほったらかしにしてたんですけど、なんかよくわからんけど直りました。ので、またちょくちょくアップしていければと思います。とりあえず簡単なライブレポばっかアップ。去年の9月のGOTTHARD、EXTREME THE DOJOとかから今年アタマのBON JOVI、DREAM THEATERまでまだ書いてないのが沢山あるんだけど。って今更別にそこをアップしなくてもいいか。

昨日はニートレンジャーと火宅の人のライブに行ってきました。えらい楽しかったです。

投稿者 trouble : 12:24 | コメント (3)

2008年04月20日

NIGHT RANGER & FIREHOUSE at 赤坂BLITZ

こんにちは。三鷹のニートレンジャーです。FIRENIGHTにHOUSE RANGER(在宅警備員)の懐メロ大会、行ってきました。

赤坂サカスっつー何があるのかよくわからない場所に復活した赤坂BLITZ。千代田線の駅からすぐ行けて楽です。と言いつつ千代田線は俺には利用しにくい電車なのでそれがウザいんですけど。会場の中身自体は旧ブリッツとあんま変わらないけど、ロビーとか含めるとちょっと小さくなった感じ?ロッカーも外だし。

で、今回スタンディングだっつーのにブロック分けされてやんの。前はZEPPとかでよくあったけど、最近はあんまなかったよね?んなことないのかな。でもこうやってブロック分けされてるとAブロックでも後ろの方は結構スカスカなので「ステージ間近でのんびり観れる」っつーのが幸せ・・・と言う体力のないオッサンでした。

FIREHOUSE
開演5分前ぐらいからKISSのFirehouseが流れ、7時ピッタシにライブスタート。オープニングはHelplessでもOvernight Sensation(trf)でもなく、Rock On The Radio。こういうノリの曲はアメリカ人が好きそうだ。けどここは日本なのでなんとなくみんな微妙な反応。

CJはすっかり短髪&ガッチリ体型でクリス・ペプラーみたいなヒゲも生えててだいぶイメージ違うけど声は相変わらず軽いヘリウムガストーンで安定してる。ルックスと声のギャップデカいけど。あのルックスなのに甲高い声で「バーバーベベババーイー」な歌詞ってのがいいです。客の方もI Live My Life For Youみたいなかわいい曲をオッサンたちが嬉しそうに歌っててなんか不気味な光景ではあるんですが、もちろん僕も歌ってしまいました。

ベースがルックス悪いけどガンガン歌いまくって目立ってた分、ビルの存在感(と髪)が微妙に薄くなってた。でもバンドの演奏はやっぱしっかりしててハーモニーもばっちり。演奏は文句ないしHere For YouやSleeping With Youは無いにせよそれなりに聞きたい曲は聞けたんだから大満足に終わってもよさげなもんなのに、途中ドラムソロが長かったり、エンディングや曲のつなぎのアレンジが変な感じだったりでライブ全体の流れがイマイチ。おかげで乗り切れなかった感も。まあでも楽しかったけど。

NIGHT RANGER
短いタームでの再来日だけに、今回はグレイテストヒッツっつー感じじゃなくてCall My NameとかCan't Find Me a Thrill みたいな珍しい曲もやっとった。かなりのオッサン連中だけどさすがに今でも一線級で活動してるバンドだけあって演奏もパフォーマンスも素晴らしい。THE MUSICのヴォーカルとレイン・ステイリーを足して二で割ったようなルックスの新しいギターはエイトフィンガーや速弾きも華麗にこなすかなりのテクニシャンで問題なし。

Secret Of My Successもライブで聴くと盛り上がるし、とにかくショウマンシップにあふれてるライブなもんでかなり楽しかったです。ジャックはちょこまかちょこまか動き回って一人コントやってたり50過ぎのオッサンというよりは相変わらず多動児。ブラッドのギュインギュインと汚いギターも相変わらずかっこいい。つーか何がダメだって持ち時間が80分しかないっつーのがダメ。アンコールはFIREHOUSEも出てきて両バンドによるHighway To Hellのセッションだったけどこんなんやらんでいいからあと2曲やってくれっつーの。

ヤバイ、こういうライブ観るとさらに老人志向に拍車がかかってしまう。ああ、Rockalahoma行きてえ!

http://rock.feverfest.com/rffartists.php

メンツやばい。特に3日目のWarrantにCinderellaっつー流れは字面が並んでるだけで興奮してしまう。

投稿者 trouble : 23:15 | コメント (2)

2008年04月02日

Zu at 渋谷O-Nest

ZOOじゃないよ。Zuね。イタリアのサックス、ドラム、ベースのトリオ編成のジャズ・アヴァンギャルド系の方。2005年のFANTOMASの前座で観て「かっこいいじゃん」と思ったのは覚えてるんだけど音楽がどんなだったかは全然覚えてなかった適当人。 でもそんときかっこいいと思ったのは確かだったので観に行っちゃいました。

凶暴なアルトサックスとディストーションがかかったベース、んでもって手数足数の多いやかましいドラムってことでかなりラウド。ジョン・ゾーン的な狂乱ムードに時にBATTLESっぽいダンサブルなパートもあり、圧力はFANTOMAS的、みたいな感じ。あんまこれ系の音楽知らんので例えが稚拙ですんまそん。単純に肉体に訴えかけてくる圧力がカッコよくて、ジャズやアヴァンギャルド系の小難しさをあまり感じることなくあっという間に1時間過ぎた。変拍子もバリバリで決してシンプルなわけではないのにかなり汗臭く熱い感じするのはイタリア出身ていう先入観があったからでしょうか。とにかくヒジョ-にかっこえがったです。観に来て良かった。

前座が3つほど出てたのでその感想も軽く。

■51717
サンフランシスコ出身の女の子。立ちひざでひたすらパソコンをいじっているっつーステージパフォーマンス。手以外はまったく動きませんでした。所謂ラップトップミュージックでエレクトロニカなリズムにキュラキュラしたサウンドだのが乗ってくるっつーアレ。

結構トランシーな雰囲気もあるし20分という短いセットだったこともあり、結構聞いてられました。ヲタクっぽい男子がひたすらその「立てひざパソコンいじりの少女」を視姦し続けるというフリーキーなシチュエーションは、すげーハイレベルな風俗って感じ。

■FRATENN
ドラムとギターのコンビ。ギターは超高円寺系。ちょっとジャズっぽいけどそれなりにラウドなドラムにカッティング中心のギター、そして朴訥というかちょっと狙いすぎてるようなときに童謡っぽいメロ・歌詞(ってきちんと聞き取れてないけど)の歌が乗る。付け焼刃っぽいわけではないし、それなりに耳を惹かれたところもあったんだけど、全体的にはちょっとハマりきれず。

■ドラびでお
ダーティーなオッサンがパソコンから流れる曲・映像に併せてドラムを叩きまくる。ドラムとビデオでドラビデオっつーなんともストレートな、観ればわかるっつー名前とパフォーマンス。いや本当に由来がそうなのかはわかりませんけど。

音楽は前の2アーティストが非常にインディーズというか非商業的だったのに対し、すっげー俗っぽいベタなインダストリアル・テクノメタル。映像も昭和天皇が使われてたり妙にストレートなメッセージ性(と言いつつもやれ反戦だとかそういう感じでもなかったか)。ビデオのアホな映像と政治色強そうな映像のコラージュに合わせてそういうストレートな音楽が流れるのでKID Aたんの言うとおりyoutbeとかニコニコに沢山落ちてるマッド動画みたいな雰囲気ぷんぷん。 でもそういうなんかわかりやすい感じのは大好きなので、楽しかったです。

で、Zu観て終わったらもう11時過ぎてるし。 帰りは味噌ラーメン食べて帰りました。

投稿者 trouble : 23:58 | コメント (5)