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2005年08月27日

メイデン祭その後

ミュージシャン達からはあんま関わりたくねーなムードのコメントばっか出てくるけど取り巻きナンバー1のザックはさすがにきっちり態度を表明。「だったらオズフェス出んなよバカ」っつーのはもうその通りって感じよね。10年ぐらい前のウッドストックのドキュメント映画でペリー・ファレルがインタビューで「このウッドストックは金の臭いがプンプンする」みたいなこと言って批判してたんだけどそこに「こいつらも多額のギャラ受け取りました」っつーテロップ出てたシーンがあったの思い出した。

ブルースみたいにストイックな人はオジー(っつーかシャロン)を批判したりもしたくなるだろうけれど、だったらそもそもオズフェス出なきゃいいし(ってブルース一人の意向で決められないだろうけどさ)、シャロンもブルースが間違ってるってことを世間に伝えたいならあんな手段とらなきゃいいし。

そんなことはすぐわかるのに、両者ともに責められてしょうがないことやってるってことは、やっぱエンターテイメントだよね。シャロンは今更ヒールになっても別に痛くも痒くもないし、こういう形であろうと話題になれば万々歳。しかも今回のことでオジー本人のイメージはそんなに落ちてなさそう。メイデンはメイデンで最近の若いアメリカ人への浸透度の低さを一気に巻き返すぶんぶぶん武勇伝て感じのおいしいネタだろうし。今回誰も損してないよね。あ、BURY YOUR DEADが一番かわいそう?

とは言うものの、すでにもうみんなどうでもよくなってきてるっしょ。最初んとこのシャロンのショーアップはうまかったけど今まで色んなとこで色んなことやって彼女のキャラが知れ渡りすぎてることと、あまりにショー的に盛り上げすぎちゃったせいですでにウンザリムードが出てきちゃってるような・・・。

でもこういうのを「どっちにとっても損ない」とか「うまくできたショーなんだよ、楽しんだもん勝ち!」みたいに思うのってイヤーな大人っぽい見方だな!マーク・エドワーズ・ベネフィット・コンサートのときに抱いた感情はもっとピュアだったはずだぜ!もっと童心に返って盛り上がろうぜ!

投稿者 trouble : 19:02 | コメント (5) | トラックバック

2005年08月24日

MAIDEN vs. THE OSBOURNES そしてアヴリルの涙。

今更な話題で恐縮ですが、Ozzfestでブルースの発言をめぐってTHE OSBOURNES(というかシャロン)がMAIDENのライブに嫌がらせをしたみたい。メタル三面記事さんとこに色んな話が載ってます。

まあ俺は熱狂的なファンじゃないし半分野次馬根性で読んでるにすぎないんですが、THE OSBOURNESやBLACK LABEL SOCIETYはイメージガタ落ちだよなあ。いやTHE OSBOURNESはある意味期待通りのおもろさって感じだけど。BLSは漢らしいイメージで売ってただけに結局オマエラシャロンの腰巾着か、みたいに思われちゃいそう。ってそもそも確定情報がないのに真に受けちゃうところが情報伝達の速いインターネット社会の問題点て感じだよね!俺は時代の申し子だぜ!

なんかメタル三面記事さんとこのコメント欄にもあったけど、日本でこういうことがあるとマーク・エドワーズベネフィットコンサートっぽいじっとり雰囲気になりそうだけど、アメリカでしかもシャロンとかケリーが絡むとプロレスショウ的な雰囲気する。

この記事読んだ後にヤンメンちゃんからもらったメイデンのブートDVD観ると、えらくかっこよく見える。さすがイングヴェイの「俺は貴族だ」発言にその場で「それがどうした?」と当たり前のことが言えるブルース・ディッキンソン。

あ、あとアヴリルのこのネタ。超見たい。ヘタなAVより興奮しそうなんですけど。

投稿者 trouble : 21:42 | コメント (4) | トラックバック

2005年08月23日

CD買いました。

ええと、最近更新がおろそかになっていたりフリペの原稿の締め切りを守れなかったりするのは、トレードに勤しんでいたからです。一気に沢山トレードしようとすると大変だった。

音源をPCに取り込んで編集したりするにはちょっとパソコンがボロいんすよね。だからそれをやってるとすげー時間かかるし他のことできねーし。でもまあ夏休み中しかできないことですし、と思って引きこもってシコシコ作業してました。

そんななかネットでめっけたコレ。痛い、痛すぎる。「ヲデ政治にも関心あるだもんね!」は前からだけど、日本でやんなよ。でも自慢じゃないけどジョン以上に俺は日本の政治のこと知らないぜ!昨日ほりえもんがTBSで「そぉの質問はくだらないです」とぷりぷりしてたのは見ましたよ。

今日はでも外に出てCD買ってきたよ!前に買ったCDも書いてなかったので書いておこう。

Facing New York / FACING NEW YORK
Move Along / THE AMERICAN REJECTS
The Ultimate Andersson Collection / RICHARD ANDERSSON
Equilibrium / S.I.N.
The Battle / ALLEN-LANDE
Terror For Sale / TERROR 2000

こないだいどっちがMETAL INSANITYでEDGUYの新曲かけててそれがものすっげーつまんなくてビックリしたんだけど、サンプラーで改めて聴いたらやっぱり下痢が出るほどつまんなかったです。なんじゃこりゃ。キスケ参加の曲はいいらしいけど。昔「中日のゲーリーがお腹を壊して交代」ってときに解説者が「シャレなんですかね」って言ってたのを今でも覚えてます。

リチャードの再録アルバムはさすがというか、ヨランの歌がどうのとかじゃなくてそのパクリっぷりを改めて確認させてくれるというか。「おい、一番面白いの俺なんだからな。いいか、さっきのギャグもう1回言うぞ」みたいなそんなノリ。「うざい!」じゃなくて「やっぱおもれー」と思わせてくれるんだから大したもんだ。

投稿者 trouble : 23:50 | コメント (3) | トラックバック

2005年08月17日

ブックバトン

ブックバトンだってさ。人に教えるほど立派なもの読んでないや。わかりやすいのは好きだけど、ストーリーが面白いだけ、みたいのはあんま好きじゃない。

(1)持っている本の冊数
わかんねー。東京出てくるときは一冊も持ってこなくてそっから買った本とか雑誌はトイレの本棚に詰め込んであります。家のトイレは広いです。書斎になるぐらい。家の床面積の4分の1はトイレです。長時間の電車通勤するようになってから買う本がすげー増えた。っつってもそんなないけど。

(2)今読みかけの本 or 読もうと思っている本
★文藝春秋に載ってる今年の芥川賞受賞作品「土の中の子ども」
あんまおもろくない。本編より講評のほうがまだおもろいかもしんない。

(3)最後に買った本(既読、未読問わず)
★ぶんげーすんずー

(4)特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊まで
★もっと、なにかが・・・ / 絵と文:トリーナ・パウルス 訳:片山厚・宮沢邦子
小学校3年生か4年生ぐらいのときに読んだ絵本です。絵本つっても140ページ以上あったんだけど。今は原本(?)が絶版になっていて、タイトル違いで訳者も装丁も変わったヴァージョンが出ています。この新ヴァージョンがすげーダメなの。昔のやつは字は手書きで、活字で読むのと全然ニュアンスが違う。訳自体も、というか訳された文章も元のヴァージョンのほうがはるかにいいと思う。なんで訳者を変えて活字にしちゃったんだろ。ということで東京に出てきたばっかりのときに、ムキになって手書きヴァージョンのを探し回って買いました。

内容は、シマくんとキーちゃんというイモ虫2匹の主人公(それぞれシマシマと黄色っつー超クリスチャンメタルタイプ)で、人の幸せが必ずしも自分にとっての幸せではないとか、競争社会の中で見失いがちな幸せがあるんじゃないか、みたいなことがシマくんの成長過程の中で描かれているといった感じ。ストーリー自体はすごくわかりやすいものだけれど、説教臭くなったりしないし過程での描写とかがすごくいいというか、好きでした。今でもときどき読み返します。ぐっとくる。

古本屋でめっけたら是非読んで欲しいです。amazonでもあったんだけど、たけー!

★世界の終わりとハードボイルドワンダーランド / 村上春樹
「好きです」というにはどうにも抵抗がある村上春樹。いや全部読んでるから好きなんだろうけどさー、どうも主人公の人間性だとかライフスタイルからあふれでる春樹のナルシズムみたいのが時折ムカついたりする。「相手に何かを押し付けるようなことはよくない。君がそうしたいならそうすればいい。」みたいなスタイルなんだけど、「でも、僕はこういうのがカッコイイと思ってますよ、こういうスタイルがいいんですよ」っていう主張はすげー強いんだよな。そこがイヤ。

ただ、比喩の雰囲気だとかどこか諦観の雰囲気だとか、文章はすごい好きです。他に好きなのはダンスダンスダンスかなあ。ノルウェーも好きだけど。永沢さんを目指すぜ。

★沈黙 / 遠藤周作
「深い河」でも「私が棄てた女」でもいいんだけど。とにかく周作は好きです。好きですというか、尊敬、って感じ。高校んときに付き合ってた子から薦められて読んでハマった(恥ずかしいきっかけ)。信仰をテーマにしながらも押し付けがましくないし、その信仰ということ自体への疑問と苦しみみたいのがすごく重く伝わってくる。

どの作品もきれい事で終わらせずにこちら側にもいろんなことを感じさせてくれるて、考えさせてくれる。重いからあんま気軽に読めないけど。

★ブラック・ジャック
ヒューマニズムとアナーキーさが混在してるところが好きです。手塚治虫はシリアスな展開の中にこの一瞬のアナーキズムというかナンセンスなネタを差し挟む間の取り方が天才的だと思う。

★コインロッカー・ベイビーズ / 村上龍
村上龍のはこれだけ好き。過剰に生々しいところは好き嫌い分かれそうだけど、俺は好き。この本は大学にいたころ読んで、おおーロックだなあ、と思った。こないだ久しぶりに読んだらハシのバンドのとこでなんとなくマリリン・マンソンを思い出した。

(5)バトンを回す5人
タッキー

投稿者 trouble : 22:37 | コメント (3) | トラックバック

2005年08月14日

Summer Sonic '05 二日目

今日は頑張って9時に起きた。それもこれもBULLET FOR MY VALENTINEを観るため!というほど好きじゃないですけど。ていうかなんかメタルっぽいの観たいじゃん?

そんなわけで昨日より1時間早く出発。でもまったく同じように新木場で17分待ち。今日はその時間を有意義に使うため、ドトールでベーグル食べました。それが俺の考える有意義なのだ。

開演時間10分前ぐらいにマウンテンステージに到着すると、なぜかステージからぞろぞろ客が引き上げていく。あれ?最初のバンドのスタートが遅れて今終わったとこなのかな?とか考えながらステージ前に座ってぼけーっと待ってたらつとむ君も到着。今日何観るのーとか話しながらぼけーっと。

結局11時55分スタート予定だったのにスタートは12時半でした。ようやくだー、と思って立ち上がったんですが、あれ、なんかメンバー多くね?っつーかサウンド全然アルバムとちがくね?

そうなんです、ステージ上に出てきたのはNO WARNINGだったんです。

■NO WARNING
まあ事情はわかんないけどとりあえず観るつもりだったので観る。アルバムでもグランジ以前のハードロック臭が漂っていたんですが、ライブで観たらさらにその臭いが強い。ヘアメタルとかじゃなくて、GUNS以降のバッドボーイズロケンローな感じで、音楽的にはSKID ROWって感じ。80年代末期から90年代初頭のバンドの雰囲気がすごい強かった。

Bad Timingとかのシングル曲を前半にガンガン、とやっちゃったんだけど特に後半テンションが落ちるわけでもなく、曲がすげーいいわけでもないんだけどその分ライブ慣れしたパフォーマンスでカバーしてました。あんま期待してなかったけど結構楽しかったな。

BULLET FOR MY VALENTINEは結局ドラマーの急病でキャンセル、んでもってマウンテンが各20分ほど繰り上げ、ということになってたみたい。

NO WARNINGが終わって、一瞬だけINME。最初の3曲ぐらいしか観なかったけど、いやー酷いです。なんじゃこりゃ学祭かよみたいな感じ。こりゃきっつい、と逃げてしまったんですが後半はどうだったんでしょうか。まあでも若いもんね。

その後は結局デスキャブに行かずに笑い飯を見る。前半なんかだらーっとしたテンポで「あれ?ヤバくね?」と思ったんだけど中盤からはなんとか持ち直してました。テレビで観たらつまんねーって言ったかもだけど生で観てると素直におもろい。

笑い飯が終わるとつとむ君と合流してデスキャブチラ見。単独よかったけどこういうでっかいとこでは合わないのかなー、と思った。ちろっとだけ見てマウンテンに移動しちゃった。

■HIM
ヨーロッパではビッグだというこのバンド、日本盤出てない状態なのでお客さんガラガラ。前の方にだけなんか個性のお強いファンがいらっしゃいます。

うようよとした低音で歌われるゴシックでキャッチーなメロディーを音圧の高いバンドの演奏に乗せるスタイルはまあいいんですが、ヴォーカルが熊川哲也と河村隆一の真似をするみっちー、って感じで腐女子系の女の子にはいいんだろうけど俺にはちょっと冗談にしか見えない。しかも歌うときは内股で、手を太ももの間に挟むの。「ぼくぅっ・・・ウンチ・・・漏れちゃうよ・・・ぶちゅ!ブリブリ!いやぁあ!!観ないでぇえっ!!でも、漏らすとこ観られるの、ちょっと気持ちぃいっ!!ブリブリ!」て感じのステージアクション。音楽がキャッチーで演奏の質が高くてもこういうのを真剣に聞けるわけないよう、とか思いながらもずーっと観てました。やっぱ男がやるゴシックってキモいわ。2曲目のアップテンポなパートとかはふつうにLUNA SEAの曲でした。

と悪口になると饒舌になりますが、別に酷いわけじゃなくて単に俺の苦手なスタイルだっただけ。バンドのプロフェッショナルな演奏と、魅力的な楽曲は確かに人気があるのを納得させるだけの力があったと思う。キモいと思いながらも途中からは素直に楽しんじゃいました。CDだったら抵抗なく聴けるかな。

途中でASIAN KUNG-FU GENERATIONを観るために抜けるとか、木村カエラの入場規制を避けるために早めに会場に向かうとかいうメタラーの風上にもおけない軟弱モノどもを尻目に、完観いたしました。

このあとはしばらくヒマなので俺もカエラたんを観に。開演後しばらく経ったときに入ったら規制も外れて普通に真ん中辺まで行けました。カエラたんはテレビのイメージとは裏腹に、意外と語気も強く、早口でしゃべっておられてちょっとショック。

■PUBLIC ENEMY
なんかノリいいのが観たかったので。開演予定時間より10分早く始まったそのライブ、Bring The Noiseも聴けたし(メタラーの模範解答)後半のアゲアゲっぷりはすげー楽しかったんだけど、フレイヴァー・フレイヴいないのは普通に痛かった。と思う。いたときのライブを観たことあるわけじゃないけどさ。まあこういうのも観れるのがフェスのいいところだよね!(フェス覚えたてロックファンの模範解答)

そのまま会場でマッタリして、今回のサマソニで一番楽しみにしていたBLACK CROWESのライブを待つ。いやそれにしてもガンガン人いなくなるんですけど。大阪では2、300人しかいなかったっつーことだけど、東京もそこまではいかないにしてもかなりの閑散っぷり。でもまあ裏でWEEZER、OASIS、しかもPUBLIC ENEMYとの並びだもんなあ。しょうがないっちゃーしょうがない。バンドはかわいそうだけど。

■BLACK CROWES
そんな寂しい状況でライブはスタート。スペース気にせず踊れるしよく見えるからいいか。

前半2曲ぐらいはちょっと演奏にまとまりがなくて「あれ?リハ不足なん?」って感じだったんだけど、徐々にいつもの彼らの持ち味が炸裂。相変わらず各自が淡々とプレイしているんだけどそこがかっこいいし何より音が気持ちいいのなんのって。前半はユッタリした曲を中心だったんだけど酒もなんもナシでも酔っ払っちゃう感じ。なんも派手なことやってないのにゆったりとした中に徐々に山場を作っていく。ゆらゆら揺れてるだけでなんと気持ちのいいことやら。去年フジで観たときはあまり歌がなくて寂しかったけれど今日はクリスの声もきっちり堪能。やっぱいい声してるよなあ・・・。客の少なさにご機嫌斜めだったのかちょっとテンション低かったけど。あ、ゴーマンのギターもよかったなあ。

大阪では演奏したらしい大好きなSoul Singin'はプレイされなかったけど、中盤のShe Talks To Angelは嬉しかったなあ。なんかもうキュンとしちゃいましたよ。そしてTwice As HardとRemedyのアップテンポ連発ではアホみたいに盛り上がる。さあここからさらに畳み掛けてくんのかー?と思ったらここであっさり終了。きっかり1時間アンコールなし。

ええええええ短すぎ!!ということでお客さんもかなり粘ったんだけどここで終了。えー。まだまだたんねー。なんでよー。全然不完全燃焼。客入りやシチュエーションなんかも含めてやっぱサマソニ向きではなかったし、来年はフジのField Of Heavenで3時間ぐらいやってほしいっすよマジで。

それでも今回観た中ではダントツのかっこよさ(NINも良かったけど)。こういうノリっていかにもアメリカ!って感じでいっぱいいそうだけどここまでかっこよくやってくれるのはやっぱBLACK CROWESしかいない。ライブにいかないと絶対わからない気持ちよさとかっこよさ。ああ、観てよかった。でも短かった・・・。

OASISの開始が機材トラブルで遅れててCROWES終わってからゆっくり行っても余裕で間に合ったみたいだけど、もう全然そんな気も起きず。とりあえず観れたという喜びの余韻に浸り、電車が混む前にゆったり座って帰ってきました。単独はないのかなあ。

投稿者 trouble : 22:37 | コメント (9) | トラックバック

2005年08月13日

Summer Sonic '05 初日

おはよ。っていうかもう10時過ぎてるよ。

ということで急いで出発。いつもながら全然気分が盛り上がらない。地下鉄乗って新木場に着くと、ちょうど快速が行ってしまったところ。10分後の普通に乗っても17分後の快速に抜かれるっつーことで結局駅で17分待ち。なんだよそれ。あーうっとうしい。と一つ一つにカリカリする俺。やっぱロックってこうやって常にフラストレーション抱えてることが必要なんだよ!優しさ?ハッピネス?連帯?死ね!!電車待ちイラつきメタル。

そんなわけで会場に着き、もちろん昼間のマリンスタジアムになんか目もくれないのがヒキコモロッカーの基本だ。フェスでも室内。暑いのいや。お日様こわい。

13時過ぎにメッセに到着。サイドステージでは猫ひろしがハードコアなステージを繰り広げていたのでそれをチラ見しながらマウンテンステージに行ってみる。演奏しているのはTHE DEPARTURE。超つまんねー。DEPARTUREのほうが観たいよーと思っていたら某Sっきーから電話。「彼女と彼女の友だちと来てるんだけど、彼女の友だちに馴染めません、助けてください」とのこと。そんな剛の者Sっきー、合流後にその彼女にメール。「友だちに呼ばれたから行ってきます」だってよ。そうだよ!呼んだのは俺だよ!

■TV ON THE RADIO
なんか評論家受け良さそう、っていうイメージで観ることにした。「俺あんときのサマソニで観たよ」とシタリ顔するために。でも、辛かったです。よくなりそうだけどよくならずにダラダラ続く、って感じで寝そうになった。Sっきーは立ったまま寝てました。

寝そうになったとはいえ、せっかく観れるんだからそこはガマンして寝ずにZAZEN BOYSを観にいったつとむ君とメールしてたんだけど(失礼)、なんか大変だったみたいっすね。入場規制かけたのに人が入ってくるので収集がつかず、安全性を考慮するためにライブ開始を遅らせて、みたいな感じだったみたいだけど。なんかこういうとこサマソニっぽくていいよね!殺伐として、ストレスがたまるってとこがサマソニの真骨頂。音楽の楽しさを実感したりとか自然が素晴らしいとかピースフルな雰囲気があるフニャけたフジロックなんかよりよっぽどロックのトゲトゲしさを感じられるぜ!あははは!!

そのあとはINTERPOLを数秒観て切り捨てたり、ゴハン食べたりして過ごし、16:00からMEW。

■MEW
相変わらずフェスに合わないっていうかちょっと明るいところで観ただけでその良さがガッツリ殺がれてしまうところがMEW。1曲目からいきなり新曲だけど、かなりメタル色が濃かった。いやだからっつってリフがザクザクしてて疾走感にあふれ、頭に鉄槌を落とされたかのような圧力、とかそういうわけじゃないですけど。新曲は演奏も例によってかなりグダグダだったんですが、2曲目からは結構しっかりしてた。前回のサマソニよりは良かったような。それにしても何度聴いても「ふぁーらー」んとこで笑っちゃう。

と、ちょっと小ばかにしてますけどやっぱ映像と音楽がセットになってハマったときの威力は凄まじい。Comforting Soundの感動もさすが。隣のヒスパニックの姉ちゃんがおいおい泣いてました。新曲はまだよくわかんねーな。

ファーラーの世界を堪能したあとはマリンへ。SLIPKNOT入れなくなる前にアリーナの前ブロックに入っちまおうということでDEEP PURPLEをSpace Trackin'から観る。いやまともに観てないけど。後ろで座ってました。有名な曲ばっかだからまあ盛り上がってるっちゃー盛り上がってるような気もする。

DEEP PURPLEが終わるとまたもやSっっきーと合流。どうでもいいけど「せっきー 四面楚歌」で検索してこのブログに来る人がいるんだよな。せっきーに何があったんだ。Tカイさんも俺らがいるあたりにいるらしいんだけど発見できず。

■SLIPKNOT
そうこうしている間にライブが始まったんだけど、なんじゃこりゃ、音わりー。元々人数多いからしょうがないかもだけど音グジャグジャで何やってんのか全然わかんない。音量も小さいから全然体に響いてこない。って音のことなんて気にしちゃいけないんだよね!音気にするんだったらPA前で腕組んで耳澄ませて演奏の質を細かくチェックすりゃいいのさ!
いやでもこんだけ音ショボいとバンドが演奏で伝えようとしていることなんか全然つたわってこねーしさ。どうなんすかね。今日だけじゃなくて前回の来日んときもすげー音ショボかったから、マリンの問題じゃなくてバンドがあんま考えてないってことかしら。

まあ音のことはさておいてもライブ内容はBefire I Forgetがプラスされたぐらいで前回の来日とおんなじ。MCも似たような感じ。終盤のマンネリっぷりはキツかった。なんか終わった感があったなあ。大好きなだけに残念。次のアルバムがあるなら、「これならまたライブ観たい!」って思わせてほしいな。

あ、前回よりよかったのはVermilionのときの「デスマスク仕様」がスクリーンではっきり見えたこと。この曲んときって普段使ってるマスクじゃなくてビデオクリップでもつけてた「顔型そのまんまのマスク」になるんだよね。スクリーンで観るとコリィとかは普通に素顔に見えたなあ。マスクつけないで泥だけ塗ってる?みたいな。

ちなみにTカイさんは2曲目んときに発見。3メートル前ぐらいのところで振り上げられた腕に見慣れたあのショボい時計が!

SLIPKNOT後はTカイさんとその彼女とも合流し、Sっきーと二人で彼女と話させろと絡んだんですがTカイさん以前に彼女がどんどん僕等から離れていきます。「見た目ほどイヤな人じゃないよって言ってきて」って頼んだら「見た目以上にイヤな人じゃないですか!」って言われたよ。

■NINE INCH NAILS
始まる前に「Wishとかで始まったら燃えるよなー」とか言ってたらほんとにWishで始まったライブはもう圧巻。照明もかっちょいいしトレントは坊主になってオッサンだしギターが意外と暴れるし演奏はタイトだしで「これぞ」のライブを見せてくれました。このバンドって暴れるための機能性ってそんな高くないからサマソニではどうなんだろとかシタリ顔心配してたんだけど、やっぱそこに含有されるロキノン的感性の暗さ、重さ、そして楽曲のドラマ性は聞き手をグイグイ引っ張っていく。なんかSLIPKNOTがイマサンなライブだっただけに余計に凄さが際立ってた。

選曲もわかりやすくてよかったなー。

今日はSLIPKNOTがあんまよくなかったのにガッカリしたけれど、NINでもう帳消し。これだけでも来た甲斐があったって感じ。やっぱ最後がいいと花火も気持ちよく見れるね。ただ、帰りは東京湾花火大会だのと重なったこともあってかずーっと電車混みっぱなし。マジ辛かった。

投稿者 trouble : 23:16 | コメント (5) | トラックバック

2005年08月11日

CD買いました。

The Process Of Elimination / LENG TCH'E
Symphony Of The Night / NIGHTSCAPE
Strive / MICHELE LUPPI'S HEAVEN
American Apathy / DOPE

買っちゃいました。NIGHTSCAPEいいじゃん。メロスピというよりほんのりネオクラなとこがグッとくる。Cardiantよりこっちのほうが好み。レンツェかっちょいい。北斗の拳の「あたたたたた!!!」っつー声にブラストがかぶってくるオープニングを試聴しただけで購入決定。でもマジかっこいいねこれ。ルッピたんは音楽はイマイチだけどやっぱ歌は素晴らしい。DOPEはノリで買ってみた。全部きちんと聴きます!

投稿者 trouble : 19:12 | コメント (6) | トラックバック

2005年08月09日

全然書いてなかった。

The Spilit Program / CALIBAN VS. HEAVEN SHALL BURN
The Spilit Program 2 / CALIBAN VS. HEAVEN SHALL BURN
Miasma / THE BLACK DAHLIA MURDER
Domi Nation / MORIFADE
Scars & Wounds / MACHINE MEN
Midday Moon / CARDIANT
Mrs. God / HELLOWEEN
Hard To Be A Rock 'n Roller / WIG WAM
Dig Your Own Hole / THE CHEMICAL BROTHERS
The Singles / BASEMENT JAXX
Melody A.M. / ROYKSOPP
The Understanding / ROYKSOPP
Richard D. James Album / APHEX TWIN
Back To The Start / MEGADETH
Listen To The Light / ZENO
Zenology II / ZENO

CDRでもらったのを安く買ったりしたのが多かった。ZENOのListen To The Lightはトミー・ハートが歌うTogether目的で購入。声はトミーの方が好きだけど、完成度はマイケルが歌ってるヴァージョンのほうが上だなあ。

投稿者 trouble : 00:33 | コメント (1) | トラックバック

2005年08月07日

現実

フジロックレポ書き終えて、ようやく現実に戻ってまいりました。と言ってもこないだの週末は研修で福岡に行ったりしてたんですけどね。飛行機代たけーよ。しかも帰りに寄ったラーメン屋ハズレだったよ。他にも仕事のことでいろいろ変化があってゴタゴタしたり、イライラしたり、カリカリしたり、ボリボリしたりのフジロック後でした。

そうこうしてるうちに今週末はサマソニなんですが、無事二日通し券も定価で買うことができて準備万端!なんですが今ひとつテンションは上がらず。いつの間にかラムシュタインキャンセルになってるし。どうしよっかなー。

とりあえず予定。
■8月13日
11:10 THE SUBWAYS 絶対間に合わないと思う。
12:00 ROOSTER
12:40 HAL と言いつつダラダラORANGE RANGEを観てしまいそうな予感。
14:05 TV ON THE RADIO こいつらCDよりライブのほうがいいんじゃねーかと勝手に期待。
15:25 THE MAD CAPSULE MARKET'S 暑かったら行かない。
16:00 MEW
18:05 SLIPKNOT
19:35 NINE INCH NAILS

■8月14日
11:55 BULLET FOR MY VALENTINE でも何気にRIP SLYMEも楽しそう。
12:30 ALEXIS ON FIRE、NO WARNING、YELLOWCARDのどれか。
14:35 PUFFY
15:45 木村カエラ
18:55 THE BLACK CROWES

ぶっちゃけBLACK CROWESだけでいいや。って感じ。

投稿者 trouble : 23:03 | コメント (8) | トラックバック