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2005年05月31日

QUEENS OF THE STONE AGEの

Everybody Knows That You're Insaneのビデオクリップは歴史に残る名作だと思う。もう観た?長髪東洋人メタラーが全裸で100万ドルの笑顔を振りまきながら雪の中で楽しそうに遊びまわったり扇風機ヘドバンかましたりエア・ギターならぬエア・スカルファックかましたり踊りまわったりカメラに向かって肛門広げたりとにかくすげえ。散々暴れまわって最後に喘息の吸入するところもキュート。

まあこういう全裸ネタってのはBLINK 182にもあるけれど、このクリップのすげーのはとにかくこの出演している東洋人の猛烈にInsaneな雰囲気。「明るいバカ」っていうよりも「とにかく不気味」。カラっとしてなくて、ジメっと病的。それがいい。一体こいつ誰なんだろう。是非へびめたさんだに出演してほしい。そんなステキな映像のバックでジョシュがクールにEverybody Knows That You're Insane~♪と歌っているわけですよ。いいなーこれ。

ほんわかとした一家団欒の時間にBGV代わりにスカパーつけといたらこの曲がかかってすげー気まずい雰囲気になった、なんてことがどんどん起こると良い。

もちろん日本じゃチンコや肛門は放送できないので俺が観たのは局部をオヤジの顔の写真で隠してある「クリーン・ヴァージョン」なわけですが、本国ではそういうのナシの「ダーティ・ヴァージョン」が流れてるんだろうか。すげー。観たいけど、観たくない。

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2005年05月30日

ノスタルジックな日々。

全然更新ぽい更新してないんですが、別に人並みはずれて忙しいってわけじゃないです。で、ダラダラ過ごして何してるかっつーと、ライブDVDをよく観ております。しかも80年代のヘアメタルバンドのブートDVD。
ちょい前にCINDERELLAにハマってるみたいなこと書いてたと思うんですが、それがまだまだ冷めやらず、いろいろ買ってみては楽しんでます。

最近買ったのは
・CINDERELLA / 87年の日本公演
・DOKKEN / 87年のPhiladelphia公演
・WARRANT / 93年のイタリアでのフェス

CINDERELLA
当時衛星放送でオンエアーされた映像。あんま画キレイじゃないのよね。音もモノラルだし。これはいろんなとこ探すともっといいのがありそう。この頃のCINDERELLAはとにかくアクションがかっちょいいっつーか、笑えるっつーか色んなネタがあっていい。ミュージシャン達が「いかにステージで目立つか」っていうのをパフォーマーとして追求してた時代らしいビジュアルインパクト。ジェフとエリックがステージ前方に出てきて見事なタイミングでシンクロギター回し&くるっと回ってキック!ってのやられると、わかっていても燃えてしまいます。

DOKKEN
AEROSMITHの前座のときのかな。このバンドはヘアメタルって言わないか。ケーブルテレビか何かで放送されたと思しきあまりカメラワークのよろしくないプロショットで、画像はまあまあだけど音がとにかく生々しくていい。ミックス前の卓直録な感じなんだけど、ジョージ・リンチのギターの音がもうたまらなくかっこいい!CINDERELLA観た後だとバンドのパフォーマンスは地味だけど、とにかくジョージの音聴いてるだけで幸せって感じ。

スティーヴン・パーシーに「あのカツラをかぶった男」と言われるドンはアクションかっちょわりーしせめてずっと帽子かぶってて欲しいけど、細い声質ながらも意外とアグレッシヴな歌唱を聞かせ、シャウトも決まってる。リズム隊の演奏はすげえいいってわけじゃないけどギターの音がいいしドラムの音がデカいからそれだけで許す。

8曲のみでTooth & NailとかMr.ScaryはないけれどKiss Of Deathで始まりIn My Dreamsで終わる密度の濃いセットリストですげー楽しめる。しばらくBGVとしてヘヴィローテーションになりそう。

WARRANT
DOG EAT DOG後のツアーでイタリアのフェス(モンスターズ・オブ・ロックかな?)に出演したときのライブ。PCに取り込んで編集しましたみたいな画面が汚いけど音はなかなか迫力があっていい感じ。

こういうメタルフェスでWARRANTってすげー苦戦しそうだよなー。実際あんま盛り上がってないし、ボトルも結構投げられてるし。ただ、バンドはDOG EAT DOGで示したようなガッツィーかつヘヴィな演奏で、ジェイニーも時折イラついたような表情を見せつつもナンパなアクションも控えめに気合の入った歌を聞かせてる。

ヘヴィでテンポが速いDown Boysではダイムバック・ダレルがコーラスで飛び入り。当時はすでに音楽性もファン層もまったく違うところにいた彼らだけど、80年代のLAでは結構親交があったりしたのかな。
30分足らずの短いセットのラストはACCEPTのBalls To The Wall。ライブでやってるってのは知ってたけど実際プレイしてるのは初めて見た。これがなかなか堂に入っててかっこいいんだわ。

ちなみに俺WARRANTのジェリー・ディクソンのベースの音が好きだったりするんだけど、このライブではピック弾き中心。この人指弾きのほうがカッコイイ音出すのになあ、と実はよくわからないのに知ったかぶり。

明日ぐらいにはもう1タイトルCHERR PIEんときのWARRANTのライブDVDが届く予定。すげー楽しみ。

ってことでかなり後ろ向きなんですけどやっぱこの辺の音ってすげー好き。

あとその合間を縫って没頭している作業がYNGWIEのブートビデオをDVDにダビングすること。エアーズとかでDVDで入手できるのはとりあえず後回しでそれ以外の今はなかなか手に入りにくいタイトルからDVDに焼いてます。イングヴェイに関しては全音源紹介とかやってみたいけどさすがに無理か。おもろいのとかオススメブート音源とかだけやっていこうかなあ。「この日の音源ってどうなんですか?」みたいなリクエストあったら可能な限りお答えしていきます。と言いつつここに来てくれてる人であんまイングベーファンの人っていなそうな予感。最近トレードしてないから音源増えてるわけでもないしなあ。

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2005年05月27日

FANTOMAS来日決定!

Fantomas Asia Tour:

Sept 2 & 3: China (double bill with Painkiller)
Sept 4-8: Japan (also with Painkiller)
Sept 9-?: Australia

だってよ!東京2回、大阪名古屋各1回て感じかな。この日程なら全ツアできるぜー。おっしゃ。

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2005年05月22日

買い捲り。

The Unborn / MORS PRINCIPIUM EST
Overload / HAREM SCAREM
Reality / WINGDOM
Tools Of Destruction / THUNDERSTONE
Live! @ The Granada Theater / THE GET UP KIDS

あーあ、買いすぎです。でもHAREM SCAREM以外どれもよくて満足。MORS PRINCIPIUM ESTは早くバンド明を暗記できるように頑張ろう。WINGDOMとTHUNDERSTONEは派手じゃねーんだけどなんかいいんだわ。安直なメロに走らない、スピードに逃げない、みたいな。その分決め曲みたいのはないんだけど、つい聞いちゃう。

前回の来日公演を観れなかっただけにTHE GET UP KIDSの解散はマジ悲しいんだけど、このライブ盤はいいです。ドラムのプレイが気持ちいいー。って余計に残念度アップ。

確かにHAREM SCAREM、TEN、GOTTHARDってアルバムへの期待度とか聞いたときの「ああ、そうですか感」とか似てる。全部大好きなバンドだったんだけど、なんか燃えられなくなってきた。惰性で聞いちゃうっつーかさ。

投稿者 trouble : 18:01 | コメント (6) | トラックバック

2005年05月18日

買った。

Team Sleep / TEAM SLEEP
Rise Of The Great Machine / SUPERMACHINER
No Cities Left / THE DEARS

あと中古で。
Mantra Ⅲ / SPIRITUAL BEGGERS

DVD
Live From The Eye Of The Storm / ILL NINO

ばいばい。

投稿者 trouble : 21:32 | コメント (6) | トラックバック

Mezmerize / SYSTEM OF A DOWN

mezmerize.jpg

Mezmerize / SYSTEM OF A DOWN

政治的なテーマで辛辣なメッセージを発信しつつもそこにたっぷりユーモアを絡めてくるS.O.A.D.流儀は今作でも健在。メタリックなリフとリズムで疾走するかと思えば唐突にR&Bになったりポルカになったりタンゴになったり、アルメニア系の血を強く感じさせる東欧風のどこか物悲しいメロディーを朗々と歌い上げたかと思えばギャースカギャースカ叫んでみたり。勢いだけでガンガンやっているようにも感じるんだけど出来上がってみるとそれらがすべてキャッチーでファニーかつシリアスでクールにバッチシ決まってしまっているのが今の彼らの勢いを表している。

ギターの音がやや明るく抜けが良くなった分クランチーな雰囲気が強まったこととリズムの突進感が増したことから全体的にメタルムードが強まっている。そのせいかコミカルなパートとの落差も大きくなったように感じるが、もちろんそのコミカルなパートもただのおちゃらけで終わることなく彼らの音楽の凄みとメッセージの辛辣さをより一層際立たせている。

また、1stシングルのB.Y.O.B.やラストのLost In Hollywoodで聴かれるように、ヴォーカリスト・ダロンの出番が増えているというか、中音域で朗々と歌うサージの歌とピッチが高くキャッチーな歌声でときにマイルドに、ときにヒステリックに叫ぶダロンの歌の対比が非常に印象的で、音楽的にさらに奥行きを与えているように感じる。

スラッシュメタルよろしく突っ走ったかと思えばダンサブルなパートも折り込みメッセージは強烈な大統領批判ととにかくカッチョいいB.Y.O.B.から歌詞のインパクトに負けず劣らずの勢いを感じさせるCigaro、人を食ったかのようなノリと爽やかなメロに載せて「暴力的なポルノー、獣姦~」と歌ういかにもなViolent Pornography、TOOLがBLIND GURDIANとコラボってみましたみたいなQuestion!、チープなエレクトロサウンドと脱力ポップメロが余計にセンスの良さを感じさせる(なんか歌いだしがHALCALIっぽい)Old School Hollywood、そして前作のAerials同様叙情詩的に物悲しく歌うLost In Hollywoodまで、インパクトがあって中毒性も強い曲が満載。Chop Suey!、Aerialsのような名曲が入った前作にまったく引けをとらない素晴らしいアルバムだと思うし、こと各曲ごとのキャラの立ち具合についてなら過去最高とも感じる。

MEZMERIZEがこれだけの出来であればHYPNOTIZEも相当の出来であることは間違いないし、当分はSYSTEM OF A DOWNムード一色な感じになりそう。なんかこの怖いものナシムードって一時期のTOOLにも通ずるような気も。

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2005年05月15日

CD買ってました。

( ) / SIGUR ROS
Dishwalla / DISHWALLA
Live...Greeting From The Flow State / DISHWALLA
Evergrlow / MAE
Composure / WAKING ASHLAND
The Pleasure To Remain So Heartless / KANE HODDER
Of Love And Lunacy / STILL REMAINS
Make Believe / WEEZER

ここ数日でいろいろ買ってました。SIGUR ROSはCCCDしか持ってなかったのでつい非CCCD盤を買ってしまいました・・・誰かCCCD盤でよければあげます。

DISHWALLAは前作が素晴らしかっただけに期待も大きかったんだけど、前作でのメロの充実度ほどではないかなあ。まだ途中までしか聴いてないんだけども。ヘヴィになってLIVE(志村けんのいるバンドね)みたいになった気がする。JRの声は相変わらずいいんだけど。WAKING ASHLANDはレビューに書いたとおりですが、MAEの新作もいいっすね。1stの良さはそのままに、ピアノによる味付が加わって抽斗が増えた感じ。

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2005年05月12日

Finnish Music Days In Tokyo 2005 ~Metal Showcase~ at 恵比寿リキッドルーム

聞くところによると、フィンランドの音楽を日本に売り込もうっつー意図で組まれたショウケースギグらしいです。7時から4バンドって遅くまでかかるんだろうなあ、とちょっと気後れしつつも行ってみました。

客入りはまあまあというか、フロアの後ろにあるカウンターのあたりを閉鎖して業界人用スペースにした分フロアに人が増えてって感じ。

一発目のバンドってなんだっけ?KIUS?カイアス?KYUSSだったらいいなあ!とかそういうありがちでくだらない会話を交わしつつ開演を待っていると定刻の7時に場内暗転。KIUASかなーと思ってたら民謡ちっくなオープニングSE。前の人が「ENSIFERUMだよ」と話していたので順番変わったことを知る。

ENSIFERUM
顔にウォーペイントを施した上半裸のむちむち君たちがおもむろに演奏をスタート。最初の出音はショボ!って思ったんだけど徐々に改善されてきた。アルバム聴いたことないんだけど(CDRで1枚あった)、俺のイメージするヴァイキングメタルのメロディーをみんなでオーオーオーオー歌う感じのバンド。

北欧のバンドってライブ観たらショボーってこと多いからこのバンドもズッコケさせてくれるのかと思ってたんですが、演奏はしっかりしてたしキャッチーで朴訥な(というか単純な)メロの嵐で妙に聞き手を惹きつける魅力を持ってました。楽しかった。

ちなみにキーボーディストのお姉ちゃんはスキあらば扇風機ヘドバンかましててインパクト大。こったんたちが「かわいいよ」って言うから前まで行って見てきたんだけど、彼女よりもフロント3人のムチムチ具合というか、たわわな乳房が揺れているほうがインパクトでかかった。

KIUAS
新人バンドらしく、音はめちゃめちゃショボい。フロント3人が同じタンクトップだったってよりもギタリストとベーシストがスキンヘッドにアゴヒゲっつーまったく区別のつかないルックスだったほうがインパクトあった。ZZ TOPとか、NELSONとか、VIPERとか、HARDLINEとか、BEE GEESとか(ここの双子は似てないか)、まあとにかくそんな感じ。音に迫力もヘッタクレもなかったので途中からは座ってました。音楽的には好きな感じだったのでCDは買ってみようかな。

TO/DIE/FOR
音は一番プロフェッショナルな感じだったけど、とにかくキモい。元々男による耽美系とかゴシックって生理的に受け付けないものがあったんだけど(デペッシュ・モードとかNINはスキだけど)、そういうのをすげー実感させられた。とーにーかーくーキモい。シルエットだけマイケミのジェラルドに似ているヴォーカルのうようよした低音で歌われるキショいメロディーとか、ピッキングするたびに胸の筋肉がピクっと動くのが死ぬほどキモいシースルーのシャツを着たマッチョギタリストとか。

音楽的には好きな感じのもあったんだけど、とにかくキモくてそれどころじゃなかった。きっついわー。

TWILIGHTNING
KIUAS、TO/DIE/FORと負のインパクトが強いバンドが続いたので「すげーまともに見えるんだろうな」と思ってたらホントにマトモだった。ヴォーカルは大門グラスにネクタイ・・・っつー格好だけじゃなくてブロンドの長髪で美形なもんでまるっきり虻川・ラヴィーンでした。

そのヴォーカルが歌唱、パフォーマンスともに前回HELLOWEENの前座で来たときと比べて大きく成長していてグイグイライブを引っ張る。時々何言ってんのかわかんなかったりもするんだけども。音的にはドラムがショボいなーとは思ったし、すげーキャッチーなハードロックっつーアルバムの印象とは違ってライブで聴くとなんかバタバタしてるというかなんか展開とか曲の輪郭をがわかりにくいっつーかっつーとこもあったんだけど、楽しめました。いいバンドじゃんね。

投稿者 trouble : 23:45 | コメント (4) | トラックバック

2005年05月11日

Composure / WAKING ASHLAND

composure.jpg

Composure / WAKING ASHLAND

自主制作のEPが話題になり、「2004年度全米でもっとも期待される未契約バンド」と言われていたらしいアメリカのバンド。ピアノと歌を軸にして伸びやかで清清しくちょっぴり切ないメロディーを聞かせる彼等の音楽は、ポストJIMMY EAT WORLDと言われていたりTooth & Nailと契約したものの、COLDPLAYやTRAVISの名前があがっているようにエモ界隈だけじゃなくもっと大きなフィールドで活躍していくことを容易に想像できるポピュラリティの高さを持っている。KEANEのような真っ直ぐな雰囲気も漂っているんだけれどそこに留まらない懐の深さも感じさせる。とにかく新人にしてこのアルバムはありえない。

自主制作EPのタイトルトラックでこのアルバムにも収録されたI Am For Youと言う曲がそれこそJ.E.W.のSweetnessのようなアンセムになりうるって言われているみたいだけど、音楽的には「みんなで一緒に盛り上がる!」っつータイプよりもアップテンポながらもしっとりと染み入る感じの曲。楽曲のノリがというよりもサビの

And I, I Am For You
And I, I Will Love You
And I, I Am For You
And I, I Will Save You

のくだりによるところが大きいのかな。エモっ子大合唱の姿が目に浮かぶし確かにパワーがある曲だと思う。ただ、このアルバムが凄いのはそれが「突出しているからアンセム」になっているわけじゃないところ。

1曲目のShades Of Greyから全編素晴らしいメロディーの洪水で、後半になっても沈静化することなく流れ続けている。ほんと溺れちまうぜって感じ。どの曲も同じ雰囲気だっつーとこで単調と感じる人もいるかもだけど、単体で聞くと全曲名曲と言いたくなるぐらい胸にしみる、前向きだけど涙がポロリみたいなエモエモソングの金太郎飴状態。あまりにどの曲も素晴らしいので途中からは感覚が麻痺してきて痺れを感じるほど。でも我に返って流れている曲に気持ちを向けるとやっぱりそれもすげーいい曲だー!みたいな。そんなテンションが本編13曲50分強という決して短くない時間持続しちゃう。

ちなみにラスト2曲は自主制作EPに収録されていた曲らしい。力強さもあるがしっとりとした本編の曲とはちょっと違う快活な雰囲気もある。

とにかく「メロディーが染みるエモ大歓迎!」な人は是非。エモは飽和状態になってるとは思うけど、このバンドはそういう状態の中でも音楽の説得力で聞き手の口をふさぐことが出来るバンドだと思う。

投稿者 trouble : 20:52 | コメント (4) | トラックバック

2005年05月10日

Norwegian Black Metal

行ってきました。最近ちろちろっと聴けるようになったジャンルだし、どんなんかなーと思って。

会場は代官山のギャラリーでした。意外と通りすがりの人も入ってるみたい。中は普通に写真がだーっと飾ってあって、フロアの中央の仕切られた中にドキュメント映画の予告?みたいのが流れてる。

写真の中にはノルウェーのブラックメタルバンドが起こした一連の犯罪関連の説明が付いているものもあり、その中に教会焼き討ちにあった牧師さんのコメントもあったんだけど、「確かにノルウェーへの布教の際には好ましくないやり方もあったかもしれないが、今になってそれを持ち出してキリスト教会を攻撃されてもなあ」みたいなコメントがついてた(うろ覚えなので間違ってたらゴメン、牧師さん)。なんかこれって今の日韓・日中関係でモメてるとこにも通ずるようなコメントよね。

俺は歴史にも政治にも詳しくないし韓国中国を擁護するほどの知識もないのであくまで俺の感覚として、の話になるんだけど、やられたほうはどんだけ時間が経ったかとか関係なく謝って欲しいしそれなりの補償をしてほしいとは思うもんだよね。それに対して「昔のこと言われても」とか「いつまで言ってんだ」みたいな言い方されたら俺はヤだなあと思う。ブラックメタルバンドが実際そういう歴史の当事者としての自覚の元に行動してるかとは全然別の話としてね。

おっと話がズレました。ブラックメタルを題材にしてると言っても単なる写真展なので、BGMはアンビエントモノだったし(ブラメタも時にアンビエントっぽいけどさ)ちょっと期待ハズレだった。サモスが娘と写ってるのがあったんだけど、ああいうの最悪よな。ちょっと近寄りがたい人たちの日常性だとか人間性を子どもっつー小道具で演出します、みたいな。ああいうのは陳腐というか安直な感じがしてヤだなあ。

印象に残った写真は腕にキリストの刺青を入れて「敵は近くにおいて監視しろ」みたいなコメント入ってるやつ。そのコメントや刺青そのものよりも、腕に無数に残った切り傷の後が凄かった。もともとリストカット癖があったのか、ライブ活動での自傷行為によるものなのか。

ドキュメントはそのうち公開されるのかな?背景が白なのに字幕が黄色だったりしてすげー読みにくかったんだけど内容的には興味深そうだったのできちんと観たいな。

投稿者 trouble : 21:59 | コメント (1) | トラックバック

2005年05月08日

予定外買い

参議院議員スマトラトラ。

The Unquestionable Truth (Part.1) / LIMP BIZKIT
Ill-Natured & Innoscent / DEW-SCENTED
Killswitch Engage / KILLSWITCH ENGAGE

LIMPはぶっちゃけあんま興味なかったんだけど、店内でかかってた映像の曲がやけにかっちょよかったので。で、聴いてみたらそれ入って無いんだけど。なぜ?あんまおもろくないなあ。
その下の2枚は中古で。DEWは2ndと3rdのカップリング。最新作ほどのメジャー感はないものの、十分かっちょよくて満足。Dojoに備えて4thも早く聴かないと。KsEは、1st。アダムがドラム叩いてたんだね。初めて知った。

SYSTEM OF A DOWNはなんか「破竹の勢い」って感じ。やりたい放題やって、それが全部いい結果に向かうっつー怖いものナシ状態、って言う風に聞こえる。もちろん彼等なりにいろいろ苦しんではいるんだろうけど、聞いてる側にそういうのを感じさせない突き抜けた感がすげえ。かっこよすぎ。ちなみにレッチリの「白便黒便和田勉」と同じ空耳が3曲目のケツんとこにあります。
ってことで最近の通勤はSOADの全曲シャッフルでヘヴィローテーション。

そういえばBurrn!にFANTOMASのインタビューが載っててビックリ。インタビューは載るのにレビューは載ってねーんだけどさ。欧州ツアーはテリー・ボジオがドラムなんだよねえ。それもまた観たい。もし来日したら全公演追っかけるぞー!と意気込んでまた東京公演だけだったりして。助かるっちゃー助かるんだけど3回ぐらいはやってほしいな。

他にもいろいろ「これ書こう!」と思っていつも忘れるネタがいくつかあったんだよな・・・なんだっけ。あ、まずはLABYRINTHだ。新作Freemanてあんま評判よくないの?今回すげーメロハーな感じで好きなんだけど。インタビューでも「ファンが稲妻の描かれた紫色のカヴァーの新作を期待しているのは知っている」みたいなこと言ってたけど、これはこれで好きだけどなあ。音悪いけど。っつーか「稲妻」って「いなづま」じゃなくて「いなずま」じゃないと変換できないのな。変なの。
今回はロブの歌を聴いててなんかカル・スワンを思い出した。直線的なカル・スワンっつーか。もう歌わないのかな、カルは。

SCAR SYMMETRY、写真観たらボーカルのルックスまでビョーンみたいだった。

キングダム・オブ・ヘヴンの看板のオーランド・ブルームはトニー・ハーネルに見える。

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2005年05月01日

Argentina 1993 + 1995 / BON JOVI

jovi.JPG

ブートDVD2枚組。既発プロショットアイテムのグレードアップヴァージョンで、試写したら確かによくなってたので買ってしまいました。93年95年のアルゼンチン公演の、それぞれテレビ放映された映像を収録。93年のディスクにはオマケでその日のライブ直前に出演したテレビ番組での口パクライブを3曲。

まずは93年。KEEP THE FAITHツアーってオフィシャル並のブート音源が結構出回っている割にビデオで決定的なのがない。アメリカツアーのプロショットがいくつか出てるけど短かったりスクリーン用の映像みたいのばっかで。そういう意味では音質画質イマイチだけどそこそこの時間収録されてて(Blood On BloodとBad Medicineが収録されてないのは痛いけど)そこそこのクォリティなこの日の映像がこのツアーでは一番無難だと思う。それかバッファロー公演。でもそのバッファロー公演には収録されてないIn These Armsが入ってるのはでかいかな。このツアーってウェイン・アイシャムが何公演か撮影してたハズのでそれをリリースして欲しい・・・って今更無理か。

KEEP THE FAITHツアーの音って丸いというかエッジがないのであんまり好きじゃないしこっちはあんま観ないかなあ。Born To Be My Babyもなんだかなあって感じだし。ってことで熱狂的にこのツアーが観たい!ってほどじゃなければあえてこの日の映像目当てで買う必要もないと思う。ただ、ライブ自体に見所がないわけじゃなくて、アンコールのアタマに演奏されるバラードアレンジのBEATLESのHelpとかは聞きごたえあり。1番をジョンが歌い、2番をリッチーが歌うんだけどやっぱリッチーの歌は良いわね。ただ、これも音質最高なブート音源で聞けばいいかって感じ。

95年のは、THESE DAYSツアーで唯一(?)Born To Be My Babyがプレイされた11月4日のライブを収録。この映像は既発モノよりはるかによくなってて嬉しい限り。ただ、南米モノの切ないところでカメラワークは最悪だし(もっと引きの画が欲しい)音もモノラルでややノイズが目立ったりもする。時折インタビューが挿入されて曲のアタマとかぶったりするし。それでも同時期の南アフリカ公演のブートよりも画質・音質はよく、ティコのドラムが輪郭のはっきりした音で聞こえるのが嬉しい。今でこそかなり衰えが目立ってしまうものの、この時期のティコのドラムはマジすげえ。Keep The Faithの中盤以降どんどん激しくなっていくとこはラテンのカーニバルグルーヴというかまじ雷太鼓。だ、大丈夫?ってぐらいスピードアップしちゃうのもスリル満点でナイス。なんかこの日のティコは全体的に走り気味。でもモタるより走るほうがいいぜー、と盲目ファンアピール。

ジョンの歌もこの時期の絶好調というわけではないけれど今とは比べ物にならないぐらい伸びやか。ヴォーカリストとしての最盛期はこの頃だよな。

ちなみKEEP THE FAITHツアーではなんだかイマイチな演奏だったBorn To Be My Baby、95年のライブサウンドで、しかも長らく演奏されてなかっただけに大した出来じゃないかと思ったんだけど意外としっかり演奏できてるしテンポも速くてかっこいい。リッチーがギターソロ忘れてたみたいで即興でごまかしてるけど期待してなかっただけに嬉しい。っつーかこの時期のリッチーのかっこ悪さはどうしたことだろう。今のほうがはるかに若くてアイドルっぽい。ジョンの「バンダナにフリルつきシャツ」ってのもどうかと思うけど。

フル収録じゃないのは残念だけど、Keep The Faith、These Days、Born To Be My Babyをかっこいい演奏で観ることができるってだけでも買う価値はあるでよ。This Ain't A Love Songはサビをスペイン語で歌ってます。Como To Yo Nadie To Amado~

投稿者 trouble : 21:16 | コメント (3) | トラックバック

買っちゃいました。

いろいろブート屋さん廻ってたらつい買ってしまいました。ほんとはROB ROCKの新作を探してたんだけどな。

DVD
Live At Palace Hall, Bucharest, Romania / NIGHTWISH
Argentina 1993 + 1995 / BON JOVI

あと借りてそのまま焼きました。
Eirplemmes. France, 7.4.2004 / SLIPKNOT

NIGHTWISHは画像はそこそこきれいなんだけど、mpegなんだよね。音もモノラルかな?悪いわけじゃないんだけど最近のプロショットブートと比べるとやや物足りない。
BON JOVIは昔から出回ってた映像のグレードアップ版。近いうちに別項で書きます。ティコのドラムが鬼だ。SLIPKNOTはフランスのフェスでのライブ。これまたオフィシャル級の画質音質。すげー。ただ、AIRSで買ったんだけどAIRSのDVDってインデックスがきちんと曲のアタマについてるわけじゃなくて5分置きに打ってあるだけなのよね。だからいっつも買ってきたらひとまずHDDに取り込んで自分でインデックス打ってます。

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