2008年07月27日

FUJI ROCK FESTIVAL 三日目

三日目ももちろんきちんと早起きして10時45分にはグリーン後方でのんびりしている超健康っぷり。ロックにはトゲトゲしさが、とか絶対言っちゃいけないねこりゃ。

MELEE
そんな朝にぴったりの、爽やかピアノロック。もうパンクとかエモとかそんな雰囲気はまったくなく、スウェーデンのメロハーバンドBAD HABITがMAROON5とかKEANEみたいなことをやろうとしましたみたいなそんなメロハーっぷり。伸びやかに歌い上げるヴォーカルに、何か自分が存在していることそれ自体が悪であると錯覚して思わずすいませんでしたと謝りたくなる美メロ。音楽だけ聴いてるとフジロックでもサマソニでもなく、FIREFESTに出るべきじゃないかと思ってしまう。でもこれがいいのよねえ。朝っぱらからしみるぜこのヤロウ。

着実にライブを重ねてるバンドらしい安定した演奏と盛り上げ上手なフロントマン。朝から心洗っていただきました。

ギターはこんなポーズでソロを弾きます。メタラーポーズ。

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その後WRENCHを観にホワイトへ向かう途中、ところ天国で腹ごしらえ。メガ天国バーガーっつーメタボリックな食べ物があったのでそれを注文。タマネギを抜いて、代わりにトマトをオマケしてくださいという俺のわがままなリクエストのため、ハンバーグ2枚、レタス、トマト3枚っつー縦長でバランスの悪いバーガーになった。これって絶対崩れるよなあ、とか考える間もなく、バーガーが乗った皿を受け取って0.1秒の段階で見事にバーガーはダラダラっと崩れ、一番下のパンより上のすべてが俺の足元に落ちていきました。

やっぱり・・・と泣きそうな顔で店員さんに訴えかけたら「ああ!いいよ、もう一回作るよ!」と普通に作ってくれました。良かった。

WRENCH
で、そのメタボーガーを食べてたらWRENCHのサウンドチェックが。キュラキュラだのミュラミュラだの電子音が派手に響いてきて「あれ?WRENCHてこういうバンドだったっけ」と思ってたらそのまま爆音でライブスタート。なんかヘヴィロックていう印象だったんだけど全然違うのな。ヴォーカルがキーボード(サンプラー?)もいじりながらヘヴィかつ電子音が攻撃的なサウンド。ケオティックになったMAD CAPSULE MARKET'Sみたいな感じでした。こりゃかっこよい、と急いでハンバーガーを食べ終えて走る。で、前方に突っ込んでいったんだけど、砂埃がすごくて、コンタクト者には地獄だったので、すぐ逃げる。ヘタレ万歳!いや、かっちょよくて楽しかったです。

その後グリーンに戻って、JAKOB DYLAN OF THE WALLFLOWERSを観てた・・・つもりだったんだけど気がついたら寝てました。んでもって雨が激しくなって起きる。JAKOBは淡々と演奏を続けているけれど、雨が激しくなるにつれてどんどんステージ前方から人がいなくなっていってちょっと切ない感じでした。

BEN FOLDS
最近はすっかりCDも買わなくなってしまって、色々やってるのは知ってるんだけど音には何一つ触れてない状態だったんですが、やっぱライブは楽しみ。雨は大分激しくなってきたけど頑張ってカッパ着て前に行ってきました。

前回中野サンプラザで観たのは何年前だったか忘れてしまったけど、好きな曲を全然やってくれなくてちょっと残念だった記憶がある。今回はあんまり派手な見せ場はなく(広島でのエピソードを元に書かれた新曲がお披露目されたぐらい?)、淡々と演奏している感じだったけど、選曲が俺には結構ツボで、何度もグッときてしまった。練習ナシでいきなり本番だったArmyの掛け合いはさすがにそんなに盛り上がらなかったけど、今回はギミックが少なかった分曲のよさが一層引き立ってよかったなあ。なんかさーっとやってさーっと帰ったようなやや淡白な感じではあったけど、音楽の良さが濃縮されたいいライブでした。

で、このBEN FOLDSのライブ終盤から雨の勢いがものすげーことになってきた。マキシマム・ザ・ホルモンのファンと同じぐらいホットな存在であるエルレガーデンのファンを観たかったし、THE GO! TEAMも観たかったんだけど、もうそれどころじゃない。今までのフジの中で一番のスコールでグリーンステージ後方の斜面は滝のようになってきてる。そんな凄い状況の中、テンション上がってきて楽しそうな人たちも多いんだけど俺はそこまで自然だワーイと楽しめるほどの自然児ではないので、荷物をまとめて一時ホテルに避難することに。どうせTHE MUSICまで観たいのないし。

今回はブッキングの失敗(だろ?)もあって3日目の後半のメンツは結構しょっぱいことになってたってこともあり、この雨をキッカケに撤収する人も多かったみたい。

で、ホテルで2時間ほど昼寝して、すっかり元気になって(雨も止んで)ホワイトへ。ゆらゆら帝国をちら見しながらアヴァロンに抜け、腹ごしらえ。マハッタのカレーとシシカバブを食べ、結構辛いじゃん、甘いもの食べたいな、とカキ氷を食べ、やっぱ冷たいの食うと寒くなるな、とじゃがいもの辛味噌和えみたいのを食べる。

今日はグリーンのトリがPRIMALだしみんなTHE MUSICに来るかもしれない、と早めにステージ前方へ。で、当たり前の話なんですが、しばらくしてからお腹が痛くなってきた。そりゃそんな無茶な食い方してたら下すわな。

で、トイレに並んで帰ってきたらちょうど開演10分前。計画的排便ナイス。

THE MUSIC
もはやBIG IN JAPANですら無くなり、「ああ、いたねそういう人たち」な雰囲気漂っていたTHE MUSICでしたが、新譜は意外と良かったのでちょっと楽しみにしてました。でもヴォーカルはハゲになってたし元々演奏はヘタクソだしどうなることかという不安もいっぱい。

ところが、Take A Long Road And Walk It(すげー懐かしい)でスタートしたらもうそんなの吹き飛んじゃいました。新譜の曲はライブで聴くとさらに魅力的だし、やっぱ昔の曲はめちゃめちゃ盛り上がった。曲間の繋ぎがヘタで流れが切れちゃったりロブが高音出なくなってたりっつーところもあったけどなんだかわからないけど盛り上がってしまう楽曲に魅力が再確認できたし、何より演奏がすっかり上手くなってた。ベースはアクションも大きくなったしバキバキっと派手なフレーズかましたりしててなんだか別人のような成長っぷりでした(それでもバンドとしてはまだまだヘタウマ、て感じなんだけど)。

なーんだすげー楽しかったじゃーんと満足感でいっぱいだったのでグリーンに向かう道のりも足取り軽く。クロージングのASIAN DUB FOUNDATION、Fortress Europeだけでも聴けるといいなーとヘロヘロ向かう。

ASIAN DUB FOUNDATION
到着した頃はちょうどライブの中盤あたりだったみたい。さすがに人は多くないけど去年のLOST PROPHETよりは沢山の人がすでにやけっぱちになって踊り狂ってます。んでもって昨日のライブにもあったDJのダンスタイムでした。なんかジタバタカクカクしたダンスなので、思わずマネしたくなります。ていうかしてました。

昨日の日中にも観てすげー楽しかったけど、夜の雨上がりの気持ちいい夜のADFはハンパなく気持ちいい!Fortress Europeじゃなくても楽しい!足首痛いけど楽しい!そんな気持ちが最高潮に達したところにそのFortress Europeが。今回のフジロックで一番の盛り上がりだった。なんかこの瞬間だけで今年のベストライブ決定ってぐらい。

で、終わってみたらTHE MUSICのこともすっかり吹っ飛んじゃってました。あれ?今日何観たんだっけ?みたいな感じで。良かったのかもったいないのかわかんないけど。

そんな大団円だったから、ってわけじゃないんだけど今年のフジロックはやけに満足度が高かった。もともとの期待値がどん底に低かったからかもしんないけど。

2ちゃんのテンプレ使って総括すると
【日時】
24,25,26,27

【参加したアクト】全部観たわけじゃないのは※
RODRIGO Y GABRIELA, THE PRESIDENT OF THE UNITED STATES OF AMERICA, くるり※、TRAVIS, BLOC PARTY, MICE PARADE※, GALACTIC※, KASABIAN※, FEEDER※, MY BLOODY VALENTINE

EASTERN YOUTH※、凛として時雨、THE FUMES, HARD-FI, ASIAN DUB FOUNDATION, TRICKY※, PRIMAL SCREAM, UNDERWORLD

MELEE, WRENCH, JAKOB DYLAN OF THE WALLFLOWERS※, BEN FOLDS, THE MUSIC, ASIAN DUB FOUNDATION※

【ベストアクト】
THE FUMES, THE MUSIC, ASIAN DUB FOUNDATION(CLOSING)

【良かった/期待以上のアクト】
RODRIGO Y GABRIELA, MY BLOODY VALENTINE, PRIMAL SCREAM, MELLEE, WRENCH, BEN FOLDS

【悪い/期待外れのアクト】
TRICKY, UNDERWORLD

【印象的だった出来事・感想など】
ギルガメセクシーナイツだった人を見かけたこと。

投稿者 trouble : 23:50 | コメント (2)

2008年07月26日

FUJI ROCK FESTIVAL 2008 二日目

今日も朝9時過ぎに起きて健康的に出発。てくてく歩いてたら吉祥寺在住のカナダ人の友だちにバッタリ。他にもシャトルバス待ってるときに大学時代の友だちに10年ぶりに出くわしたりと、普段連絡取り合ってる友だちとは意外と顔合わせないのに意外な人とは会ったりする。

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EASTERN YOUTHをちらっと観たところでホワイトに移動して凛として時雨を観よう・・・と思ったら早い時間だからかハイジカレーが並んでない!ということで大盛りにして温泉卵をトッピングして初めて食べることができた。すごくまろやかで甘いのが特徴なんだろうけど、ここでしか食べられないうまさとかそういうんじゃねーわな。でもまあ環境との相互作用でおいしくいただきました。

凛として時雨
ハイジカレー食べながら観ました。座って聴いてるとわかんないんだけど、男女ツインヴォーカルなのね。どっちが歌ってるのか結局観ててもわかんなかったりすんだけど。カオティックでプログレっぽいヴィジュアル系って感じなのはギターの雰囲気と声、メロのせいなんだろうか。

でも確かに口うるさいロックファンがプッシュするのがわかる感じ。一人称を「ボク」ってカタカナで書くことに抵抗がない人たちにはたまらんでしょう。

その後オレンジコートに移動してPARAを観てたらクリス・ペプラーたん発見。前に東急ハンズでフジ用長靴を探してるところを見かけたことがあったので勝手に運命を感じつつ。

THE FUMES
前夜祭の熱いパフォーマンスにノックアウトされちゃったんで観に来ました。クソ暑い中りんごジュース飲みながら待機。

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野外フェスでは強いだろうなあっつーこのヘヴィグルーヴ。リフ。ドラム。やっぱかっけー。フェス荒らしの異名は伊達じゃない。ロドリーゴイガブリエーラでシュレッドを堪能し、今日は強烈なリフを浴びる。やっぱギターが引っ張ってドラムがひたすらラウドなロックが好きです。ガンガン突っ走るファストチューンもヘヴィなスローブルーズもとにかく引き込まれる。ブルーズってよりもスラッジっつーかそんなカッコよさ。汗だくになりながら踊りまくってきました。自分の知らないバンドでカッコいいのに出会えるってのもフジの魅力だけど、今年はこのTHE FUMESがめっけもんでした。

HARD-FIはその余韻に浸りつつ(ってグリーンに帰ってくるまで随分あるんだけど)昼寝をしながら聴いてた。これもまた芸達者ポップロックって感じ。

ASIAN DUB FOUNDATION
フジロック常連の彼ら(6回目だってさ)ですけど毎回メンバー変わってる感じがする。でもあまりそんなことは関係なく、レゲエ、ダブ、ハードコア、テクノのミクスチャーによる野外フェスでは最強と言いたくなるパフォーマンスを見せてくれる。もう理屈抜きに楽しい。Fortress Europeで終わりかと思いきやIGGY POPのNo Funのカバーでシメ。大騒ぎでした。

次はTRICKYでダークに行こうと思ったら、始まってからずーっとつまらなくて3曲ぐらい耐えたところでギヴアップ。そのままGOGOLに流れてもよかったんだけどホワイトまで行くのがめんどくさくてプライマルに。GOGOLは色んな人が素晴らしかったって言ってるからちょっとっつーかかなり後悔。

PRIMAL SCREAM
なんかウォークマンで聴くのはMiss LuciferだったりSwastica Eyesだったりするんだけど、ライブで観るとそれ以外の曲もなかなか気持ちいい。ボビーのヘロヘロのヴォーカルのバックは職人気質のミュージシャンで、クリス・ロビンソンが歌ってもハマりそうなFACESっぽいブリティッシュロックのクラシックを彷彿とさせる曲も多くなかなか楽しい。と言いつつもSwastica Eyesが一番燃えたのは間違いないんですけど。
あんま期待しないで観た分前よりずっと楽しかったな。

斜め後ろから見たボビーはみうらじゅんにそっくりでした。

UNDERWORLD
UNDERWORLDは後ろの広々としたところで観よう・・・と思ったらこれが失敗。やっぱもっと音デカく聞こえるとこじゃないとつまんねーんだよな。前半20分ぐらいは死ぬほどつまらなくてSIMPLE PLANに行っちまおうか迷ってたんだけどギリギリのところでちょっと楽しくなって結局最後まで。んー、でも不完全燃焼だな。

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投稿者 trouble : 23:00 | コメント (1)

2008年07月25日

FUJI ROCK FESTIVAL 2008 初日

きちんと9時半におきて、10時15分に出発し、オープニングに間に合うという超ヘルシースケジュール。フジノットロックフェスティバル。

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RODRIGO Y GABRIELA
メキシコのスラッシュメタルバンド出身のロドリーゴとガブリエーラによるスパニッシュ、フラメンコギター。プレイは往年のトゥーレ・オストビー(CONCEPTION)かSTEVEN ANDERSONかはたまたアンコール時のイングヴェイかという雰囲気でシュレッドかましまくり。主にロドリーゴがリードプレイ、ガブリエーラはパーカッシヴにギターを叩いたりリズムを刻む。

2曲目のエンディングでメタリカをちらっと弾いたと思ったら、3曲目はOrionを丸々カバー。至る所でオッサンたちがむしりとった衣笠、いや昔取った杵柄とばかりにアタマを振っております。

その後もMaster Of PuppetsやZEPだのWHITE STRIPE、EXTREMEのMore Than Wordsだのをちらっと弾いてかなり盛り上がってなんかAPOCALYPTICAみたいな雰囲気。でもきちんとオリジナル曲も盛り上がってた。かっこえがったな。

よく動くのはロドリーゴなんだけど、要所要所でガブリエーラがかわいいんだよ。ギターをぎゅっと抱えてるときにギターのボディにおっぱいがムニュっと押し付けられてるのがたまらん。俺もギターになりたい。

THE PRESIDENTS OF UNITED STATES OF AMERICA
え、まだやってたの?と思ったら再結成だったんすね。ポップでエネルギッシュで芸達者なので曲を知らなくても盛りあがれる。猫の曲でミャウミャウやってました。ただ、音楽的にもう一つスコンと抜けてこないのでちょっともどかしくもあったり。

で、この後ホワイトの方をたらーっと散歩して帰ってきたらくるりがアマデウスがどーのって曲をちょうどやってるとこでちょっと聴きいってしまった。肩幅狭いな。

TRAVIS
今日一番の楽しみ・・・って去年サマソニでも観たんだっけ。サマソニんときはロッキーのテーマに乗って登場だったけど今日は普通に登場。というかいきなり知らん曲でちょっとアレ?って感じ。結構いい曲だったけど。

その後は相変わらず力は抜けつつもピンポイントでグッとくる曲を連発していいねー、これで雲行きも怪しくなってきたことだしWhy Does It Always Rain On Meとかやってくれたらサイコーだねーとか思ってたらホントに雨が降り出して、ホントにフランが「雨降ってきたからこれやんないとだね」とWhy~をやってくれちゃったもんだからすげー盛り上がり。その後もSideだのSingだのでちょー楽しいじゃねーかチキショー!と思ってたら、後半は「新曲ばっかでスマン」と言いつつほんとに新曲ばっかやって、しかもそれがビミョーなのが多く、なんとなく尻すぼみな感じでライブが終わってしまった。まあ新曲多くてもラストでTurnとかやってくれてたらそれでもうOKだったのになあ。

っつーわけで最高潮んときはめちゃめちゃ楽しかったけど、なんだか不完全燃焼気味。

その後レッドマーキーにGOSSIP観に行こうかと思いつつ結局めんどくさくなってダラダラとグリーンでBLOC PARTYを観る。んー、あんま好みじゃないかも。でもTRAVISより出番が後って随分人気あんだな。

MICE PARADEを観に頑張ってFIELD OF HEAVENまで旅行。MUMのクリスティーンも出てるらしいんだけど、ボードウォーク歩きながら聴いてるときが一番気持ちよかった。着いてからカレー食べながら聴いてたらちょっとタルくなってしまった。どうでもいいけどFIELD OF HEAVENの食べ物はオーガニックだとか無添加無農薬とかそっち方面のが強くて、別にそれはいいんだけどカレーとかイマイチおいしくない。俺が好きなのは添加物とカロリーだ!

で、THE VINESはどうだったんだべーと思いながらWHITEを通ったらGALACICがファンクでソウルで黒いジャムを繰り広げててカッコいいのなんのって。最初からこっちを観ればよかった。

その後グリーンに戻ってダラダラしてたらちょうどClub Footが!ミーハーなんでこの曲が聴ければもうOKです。去年のサマソニはClub Foot意外がどうにも苦痛でキツかったんだけど、今回はClub Footだけ聴けて大満足。いやでもこのバンドって演奏上手いしヴォーカルカリスマ性あるしで人気あんのはわかるんだけどね。

FEEDERは21時過ぎまで観て(誠実さが出てるグッとくる曲が多くて良かった)、MY BLOODY VALENTINEへ。

MY BLOODY VALENTINE
リアルタイムではまったわけではなくて、むしろ後続のバンドたちがよく名前を出していたので聴いてみました程度で、しかもなんかこの手のバンドで急に再結成つってマトモなライブできるのー?とか根拠なく思ってたんですけど、確かにすごい存在感で多くの人がベストアクトに挙げるのもうなずける。

ピンクの醜い巨大な肉塊がブヨブヨと動いてて、でもなんかそれが美しく神々しいような、っつーそんな雰囲気の音楽。ケヴィン・シールズはハリポタのスネイプ先生と茂木健一郎を彷彿とさせるルックスでしたけどもう一人のギターの女の人は年取ってるんだけどなんかかわいかったな。

ラスト20分近く、延々とノイズを出しまくっててものすげーことになってたんだけど、俺の隣のガンジャ吸ってた兄ちゃんは10分を過ぎたあたりからブツブツとなんか呟きながら目をつぶって恍惚の表情を浮かべ、その一方で近くの女は「あ”、あ”ぁ”ぁぁぁ!!!」と号泣していた。家を飛び出し東京に出てきて16年、なんかすごいところにきちゃったよかあちゃん、と思わず遠い故郷に想いを馳せる俺でした。東京より苗場のほうが実家に近いですけど。

いやでもいいライブでした。おもろかった。

投稿者 trouble : 23:38 | コメント (11)

2008年07月24日

FUJI ROCK FESTIVAL 2008 前夜祭

今年は「観たい!」って思えるアーティストがほとんどなくて、あまりテンションがあがらず、準備も直前になって慌てて(と言っても今更改めて準備するものもなく)したぐらい。まあライブレポが年を追って適当になっていくところに惰性っぷりが表れているかもしれません。

越後湯沢に着くといきなりのスコール!「うちらフジロッカーだからこういう雨にも動じないもんね」とばかりに雨具完全防備でシャトルバスの列にみんな並んでるんだけど、別に今そこで頑張らなくてもいいじゃないか、と思ったりする。

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越後湯沢駅周辺はそんな激しいスコールだったのに、苗場には雨が降った形跡もなく、曇ってはいるけど過ごしやすい天気でした。

経てるに荷物を置いて前夜祭に。前夜祭はフェス本番中よりまだ人も少なく空いているので食べてみたいものを一通り食っておくという試食会的な使い方をしてしまいます。だからフジ来ると太るんだよな。

で、前夜祭。

BERRY TXARRAX
なんて読むのかもわからなければツヅリを覚えるのも大変な3人組。スペインバスク地方出身のバンドらしく、何を言ってるのかわからん。

ちょいと懐かしめなミクスチャーというかヘヴィロックというかでベースはロン毛のメタラー。扇風機ヘドバンかましながらの演奏でした。最近はあんま激しめの音楽性のバンドが出ないフジロックなので、こういうちょっとメタル度が強いバンドが出るとそれだけで盛り上がってしまうこの性。

バスク地方出身といえど特に特筆すべき引っかかりはなく、曲もあんまピンと来なかったけど、楽しかったです。

BRAHMAN
いきなりの大物登場で場内騒然。特に興味があるバンドではないですが、やはりこういう場では強い。盛り上がっちゃいました。テントの人口密度も高かったのでここでスキをついて食べ歩きに。

THE FUME
オーストラリアのパフュームことザフューム。って言いたかっただけです。

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むっさいヒゲ男がギターヴォーカル、筋骨隆々のドラマーの2人組み。ヘヴィ・ブルーズ、ブギーをカッコいいギターリフとシャープでラウドなドラムで聴かせるんだけどこれがカッコいい!やっぱロックはギターリフだぜ!と言わんばかりのギシギシジャキジャキとしたギターとドラムのグルーヴがハンパない。エアギターやヘドバンが会場のあちこちで見られるフジロックらしからぬ盛り上がり。いやーこのバンド全然知らんかったけどFIELD OF HEAVENでのライブがめっちゃ楽しみになった。

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で、気がついたら12時前だったのでとっとと帰って風呂に入って就寝。

投稿者 trouble : 23:55 | コメント (1)

2007年07月29日

FUJI ROCK FESTIVAL 2007 3日目

ようやくちょっと曇り空な朝。身体の疲労もたまってきたのかなかなか朝がキツいです。

SOIL&PIMP SESSIONS
ラスト1曲だけ観れました。そりゃー盛り上がるよなこういうの。

FERMIN MUGURUZA
バスク語で歌われるスカ?パンク?みたいな感じでこれもまたこういうとこで盛り上がるタイプ。FISHBONEがキャンセル(これも超凹んだ)した代わりにオレンジコートのトリも務めたらしいけどそっちは警備員もあんまいないしで大変な大騒ぎになったらしい。

ザ・キングトーンズ with Jimmy And The Vivids
普段はこんなの聴かないけど、フジだとなんかすごく素直に楽しめるの!みたいな人たちを観に今年初のFIELD OF HEAVENへ。着くとSave The Last Dance For Meがマッタリと歌われております。そしてすご-く優しいユルーいムードが。リーダーの内田さんはかなり身体の調子が悪いらしく、もうスターウォーズのエピソード4ぐらいのヨーダ程度にしか動かないんですけど話す言葉の一つ一つがなんつーか年配の人ならではのビミョーなおかしみがあふれてて歌よりもトークによって場内があったまっていく感じ。

歌はもうやっぱそれなりというか音程も怪しかったりするんだけど「こういうのも楽しめてこそフジ」的な場内の強制的なムードにみんな支配されているので盛り上がる。いや僕はそんな中には入ってないよ!キングトーンズのフリとかを真似して楽しんでたりしないよ!

toe
途中でMIKAに行こうと思ったけど素晴らしかったのでそのまま完観。ドラムを軸に時折激しく、時折ダビーな雰囲気も交えながらの演奏なんだけど、意外と野外に合うのな。すげー気持ちよかったです。te.も名前も音楽性も結構近いけど、こっちのほうが大人な雰囲気というか。

ただ、やっぱ日本のバンドってMCになると途端に痛くなっちゃうんだよな。なんだかもう日本のバンドってのはそういうもんだ、って構えを持ってねーとイカンのだろうな。

JONAH MATRANGA
FARとかONELINEDRAWINGのジョナーさんがひっそりとAVALONステージに。プログラムにも載ってねーしあやうく見逃すところでした。

アコギ一本で、時にはiPodに入れてきたカラオケをバックに切々とエモーいメロを歌いまくり。やっぱ反則技な声してるね、この人。AVALONステージってことでみんな座って聴いてるんだけど、いや沁みますわ。FARのMother Maryもやってました。単独も行っちゃおうかな。これ観れたのはもうけもんだ。

上原ひろみ HIROMI'S SONICBLOOM
ゴハン食べながらちろっと観ただけだったんだけどインタープレイがスリリングなプログレって感じでカッコよかったです。さすがに注目度が高く、人いっぱい。

で、グリーンに戻ってHAPPY MONDAYS観ようとしたんだけどホワイトのCLAMMBONがすげー人入ってんの。

clammbon.jpg

入場規制まで出てました。上を泳いで行きたい。

グッタリしたのでそのままところ天国で休んでBATTLESに。

BATTLES
以前にTHE MARS VOLTAの前座で観たときはドラムのシンバルが高いっつーことしか印象に残んなかったんだけどアルバムがなんだかんだでクセになる面白さだったのでヘコヘコ観に来ました。いや裏はスカパラだからガラガラかと思ったらすげー人多いのな。人口密度が高いわけじゃないから前の方まで来れたけど、こんなに注目されてるとは。

意図的になのかわからんけど徹底的に叙情味を排されていながらも妙にキャッチーですっとんきょうなとこもある彼らの音楽はライブで聴いたらすげー踊れたのが意外でした。ジョンのものすげー鋭くタイトなリズムの上に弦楽器やキーボードが短いフレーズを反復で重ねていくんだけどその緊張感が凄まじい。やっぱり叙情味はなくて、むしろ数学者による音楽の実験というかのような機械感覚があったりするんだけどどこかヘンな祭みたいなムードもあって、その緊張感と鋭さと高揚感が猛烈に身体に訴えかけてくる。なんだよかっちょいいじゃん!

あっという間の50分でした。やられたー。

そんな満足感が味わえたのでV∞REDOMSはパスしてメシを食って、ケミカルに備える。

THE CHEMICAL BROTHERS
初めて観たときはすげー楽しかったのにこないだフジに出たときはなんだかビミョーな感じで終わってしまったのでJUNO REACTORに行こうかと思ったんだけど帰り遅くあんるしLOST PROPHETSがちょっぴり楽しみだし・・・と結局ケミカルに。

うーん、今回もキツかったなあ。彼らには問答無用に客を躍らせるだけのマテリアルが山ほどあるはずなのにそれらを最低限しか使わないってとこがBEASTIESと同じもどかしさを感じた。盛り上げるためにクラシックを使うってのは確かに後ろ向きな姿勢なのかもだけどさー。時折うぉーって無理やり盛り上がってみるんだけどすぐまたテンション下がっちゃうんだよな。2SET目はほぼ棒立ちで観てました。テクノファンにとってはこういう方がウケがいいのかなあ?と思ってしまうベタロックファンな僕でした。

LOST PROPHETS
フジのクロージングにこのバンドってのはめちゃめちゃ違和感があるっつーかなんで?って感じ。でも去年のサマソニのライブを観る限りすごいいいライブアクトに成長しちゃってたし曲もいいのが沢山あるからケミカルの不完全燃焼をすっきりさせてくれるんじゃねーかと期待して待ってました。

結局25分押しぐらい、日が変わってからスタートしたライブは最初は音響面でかなり問題があったように感じたんだけど、やっぱ盛り上げ方もうまいなあ。曲の中にも自然と盛り上がっちゃうパートがあったり、あとは何よりメタルっぽさが強いのがいいというか、最近のフジはメタルっぽいヘヴィさがあるバンドがあまり出ないのでギターでザクザクリフ刻まれるとかするとそれだけで血が騒ぐ。Rooftopみたいな曲を歌いまくるのも楽しいし演奏もリズム隊がガッシリしてるから気持ちいい。

最初は少なかったお客さんも気がついたらそれなりに増えてたし盛り上がりもかなりのもんでした。ギターソロを弾くときの姿がかっこ悪いとかキーボードがいなかったとかあるけれど、最後にスッキリ楽しんで終われてよかった。

いやバンド単体の存在で「すげーいいよ!」ってのとはまた違ってさ、ビミョーなスノビズム漂うフジロックだからこそこういうのに「あー、やっぱこういうガキ向けなの、俺好きだなあ」と素直に実感できちゃったというか。

っつーわけで今年も楽しみまくってしまいました。印象に残ったライブはMUSE, !!!, OMAR RODRIGUEZ LOPEZ GROUP, JONAH MATRANGA, BATTLES。去年より充実度ずっと高かった。

投稿者 trouble : 23:32 | コメント (1) | トラックバック

2007年07月28日

FUJI ROCK FESTIVAL 2007 2日目

チョー眠かったけどきちんと起きて11時半に会場着。昨日よりもやや雲は多いけどやっぱ天気いい。

JULIETTE & THE LICKS
15年前ならともかく、今のジュリエット・ルイスが露出度の高い服装でロックやるって言われてもなんだか痛めなムードが漂ってくるわけですが、意外と音楽がストレートにハードロッキンしてたんでちょっと気になったので観に来ました。ラスト15分ぐらいだけだったけど。

バンドの演奏もきちんとしてたしメンバー全員でドラムを叩いてトライバルな雰囲気を作ったりする演出も堂に入っていて本気モードがプンプン。さすが観られること、演じることを仕事にしているだけあってジュリエットのフロントマンとしての存在感も素晴らしい。

ただ、やっぱ「映画の中の破天荒なロックスターを演じてる」って感じがしたりもすんだよな。色眼鏡で見てるからかな。

MAE
ホワイトに移動して観ようと思ったところに雨が。雨合羽をグリーンの基地に置いてきてしまった!痛恨のミス!って別にそこまで大げさな雨でもなかったんだけど。MAEの演奏がスタートしてからやや雨脚が強くなり、「あー、このままもっと強くなるかもだからカッパ取りにグリーンに戻ろうかなあ」とか迷いつつ・・・っつーかちょっと濡れてもいいや!って思えるほどMAEで盛り上がれなかったのよね。

演奏は特筆すべきことはないけどそれなりにまとまってるんだけど、どうも盛り上がりというかダイナミズムに欠けた感じ。そんなわけで雨もやだし前半だけで退散。

で、ボードウォーク抜けてグリーンに着いたら雨止んでやんの。

!!!
ライブがすっげー楽しいと評判ながら、アルバムの音だけ聴くとイマイチ盛り上がりのツボがわからないバンドだったんだけど、百聞は一見にしかずでした。なんだかチャカポコとファンキーなリズムが身体に響いてくる音楽プラス、ヘンなキャラのフロントマンつー組み合わせはこういうフェスでは思いっきりハマるのかとにかく楽しい。盛り上がりもすげーし。ハイプされるバンドだけど、ライブだとスノビズムとかオシャレっぽさみたいのがあまり感じられないのもいいな。

KULA SHAKER
今更KULA SHAKERかーとか思ってたんだけど今でもすげー人気。インドの音楽がかかるなか王子様登場。演奏もオルガンやリズムが気持ちよく、すげーこういう場に映えるムード。Mystical Machine Gunやってくんなかったのは残念だけど70年代サイケなムードもあるハードロックに気持ちよく踊れた。

THE ATARIS
新作は路線変更がどうのとかじゃなくて単純につまんねーって感じだったけどやっぱ昔の青春パンク目当てで行っちゃいました。MAEんときも人少なかったけどこっちも結構ガラガラ。この手のバンドはあんまフジでは必要とされてないのかな。

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THE ATARIS熱演中の様子。

4年前に単独で見たときもバンドの演奏はイマイチに感じたけど、今回もやっぱりちょっとなーって感じ。昔の曲で一瞬盛り上がるんだけどやっぱなんか冷めちゃった自分がおりました。ただ、場内はそれなりに盛り上がっててヴォーカル(ハゲ進行)の一生懸命さとひたむきさだけがとりえだぜ!って感じでステージから降りてきたりするのでそれなりに喝采浴びてました。ジーンズがずり下がってて半ケツ見えまくりだったのも盛り上がりに一役買ってました。

ライブを観ると全員すげーラフな格好だしちょっとゴスっぽいムードの服装と楽曲はもしかしたらレコ社からの要望とかだったんかなー、とか考えちゃいました。もしそうなら次は普通に作って欲しいかも。

でも俺の大好きなMy Replyはともかくとして、The Boys Of Summerやらないってどういうこと!?つまんねーなーと思いつつも頑張って観てたのに!カバー曲だからかしら。すげー楽しみにしてたのになあ。

OMAR RODRIGUEZ LOPEZ GROUP
G. LOVEはなんも考えずに楽しめそうだけどレッドマーキーで見るのめんどいなあ・・・と思ってしまってヘタしたら立ったまま寝るライブやりそうなOMARを観ることにしました。

あれ。セドリックだけじゃなくてオマー弟もジョンもいる。サックスもいるし結局THE MARS VOLTAのメンバーじゃん!キーボードだけアイキーじゃなくてマニー・マークがゲストで参加してたみたいだけど。マニー・マークのプレイもなかなかよかった。

で、やってることなんだけどこれまたTHE MARS VOLTAとほぼ同じ。THE MARS VOLTAのショウのインプロパートのみをやってますって感じ。一応テーマというか主題みたいなパートはあって、ジョンがそれをキープして他のメンバーはその上で色んな絡みを見せるというか。Rapid Fire ToolboothとかはTHE MARS VOLTAのライブでもやってたからな。

オマーは普段よりドレスアップしてたけど、ギターの音はTHE MARS VOLTAんときより小さかったりする。マニー・マークのキーボードとサックスのほうが音デカくてオマーのギターがあんま聞こえなかったのが残念。

でも、やはりこのバンドのアンサンブルはすげえ。THE MARS VOLTAのライブと同じく敷居が高いんだけど、いったん引き込まれたら抜け出せなくなるというか。圧倒されっぱなしだった。

40分きっかりでスパっと演奏終了。きちんとオマーが前に出てあいさつしてました。

IGGY & THE STOOGES
オマーの後にASHちろっと観ようかと思ってたんだけどオマーにすっかり満足しちゃったのでグリーンに戻って休むことに。なんかステージ上に人がいっぱいで大変なことに。しかも降りろって言われても降りなくなっちゃったみたいで収拾つかなくなったらしく、スタッフがアナウンスしたりして大変そうでした。あ、音楽のことはまったく覚えてないです。寝てた。

BEASTIE BOYS
今まで観たことなかったのでBOOM BOOM SATELLITESを捨ててこっちに。が、これがやや失敗。ラップの曲はカッコいいしパンクソングをバンドでやるのも楽しい。さすがだなあって思うとこがいっぱいあった。でも新作の曲はあまりにマッタリすぎるというか・・・。バンドは楽しいみたいだけど客は全然盛り上がってなくてアドロックも「俺らが楽しんでるのと同じぐらいみんなも楽しんでくれてるといいんだけど」となんとなく弱気なこと言ってました。

アンコールはIntergalacticとかSabotageとかですげー盛り上がった。もともと彼らのライブってこういう盛り上がりっぱなしのライブってわけじゃないんだろうけど、もう少しはっちゃけパートが沢山あると思ってたからずいぶん肩透かしだったなあ。

その後はSPACE COWBOYに行こうかと思ったけど人が多すぎたので退散して米沢牛ハンバーグとかニンニク丸揚げ食べて宿に帰って寝ました。

投稿者 trouble : 23:03 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月27日

FUJI ROCK FESTIVAL 2007 初日

マジメにレポ書こうと思うと去年のようにめんどくさくなってそのままほったらかしちゃうので今年は簡単に。

初日、天気は良好。というか暑い。

サンボマスター
あえてクソ暑いときに暑苦しいのをやるとフェスでは盛り上がるもんで、しょっぱなから大盛り上がり。「あの子のリストカットやめさせるためなら、人だって殺してやるんだオルァ!」と叫んでました。環境依存型盛り上がりを見せててみんな楽しそうだったよ。

YELLOWCARD
なんかヴァイオリンの人が海外のメタヲタ風で実際アクションも妙なメタルっぽさに溢れていてグッときました。ただ、演奏はともかくとして音楽的につまんねーっつーか。ヴァイオリンなければ特にいいと思える曲もないしなあ。エーニースィーンの曲ぐらいしか楽しい曲がなかった。

THE ALBUM LEAF
すげー楽しみにしてたのにキャンセル。

STEVIE SALAS COLORCODE
音源だけ聴いてると「カッコよさそうでいてイマイチ」な印象が強いんですけど、こういうとこで観ると結構楽しいという環境依存型カラーコード。いやそこまですげー良くもなかったけど。なんかこの人どんどんジェイムズ・ブラウンみたいな見た目になってくね。

MUMM-RA
川で天国バーガー食べながら遊んでて、グリーンに戻ってきて昼寝してたら見逃した。

OCEAN COLOUR SCENE
ちらっとアタマ3曲ぐらい。なんかRiverboat Songとか昔の方がもっとガツンと来る演奏だったような。なんかマッタリしちゃったなあ、と思いながら観てました。

MUSE
どこを観ても大絶賛だし今のうちにケナしておかないと!と思ってる識者の方々が多そうですが、やっぱさすがのライブを見せてくれました。ウェンブリーやった後だからかサマソニんときよりもさらにスケール感がアップした感じ。

どうやら機材の到着が遅れたのが原因だったらしい。イギリスの大雨のせいで機材の到着が遅れ、機材が成田に到着したのが当日13時。苗場に到着が17時半。普通ならその状態で19時過ぎにライブ開始なんてありえないらしいけど、それが原因で開演が30分遅れたのね。あーぶーねー。

そのせいもあってかマシューのギターが本調子じゃなかったらしく、かなりイラついてスタッフに指示を出したりライブの流れがスムーズにいかなかったりもしてたけど、おいしいとこだけを凝縮した最強セットリスト(アンコールないのかと思って焦った)、そのマシューのキレ気味のパフォーマンスが良かったです。やっぱフジのグリーンでっつーシチュエーションも相まっての素晴らしさもアリ。特にInvincibleはヤバかった。

Time Is Runnning OutのイントロでイングベがライブでやってるブーレとかBlack Starのイントロまで弾いてるし、やっぱマシューたまはイングベ聴いてたのかしら、とかそういうとこに引っかかっちゃう俺がかわいい。

こないだの単独とは映像もまた少し変わったし、曲のアレンジというかマシューのバッキングギターで細かいとこに変化があったりしたのも楽しめました。何回観ても毎回素直にいいなーって思えるライブみせてくれるもんなあ。もう少し音がでかかったらなあ、ぐらいかな不満は。

スティーヴィー・サラスとクリス・ペプラーが普通にグリーン後方の斜面で観てました。

THE CURE
で、23年ぶりの来日ですって。俺は別にそんな強い思い入れがあるわけでもないのでマッタリ観戦モード。いくら23年ぶりだからっつっても音楽的にそこまで日本で知名度が高いわけでもなく、お客さんもやや少なめ。

そんな中ライブが始まってロバートが姿を現すとどよめきのような歓声が。曲自体はほとんど知らないし、音楽的にも思い入れはないしロバートのマツコ・デラックスと全盛期の塩沢トキと並んでもきちんとインパクトを与えられるであろうアピアランスが観たかっただけなんだけど、さすが海外でデカい会場でライブやってるベテランだけあって演奏はタイト。俺には感情移入しにくい世界観ではあるけれど、さすがだなあとはちょびっと思った。いいギター弾いてたなあ。

ただ、なげーのなんのって。結局2時間15分だよ。ファンにとっては至福の時間だっただろうけど、途中立ったまま寝てしまった。他のお客さんも11時半を過ぎるぐらいになると続々と帰り支度。

こんだけの大盤振る舞いはどうやらMUSEのステージが押したことが原因らしい。MUSEがトラブルのため、少し開演時間を遅らせる、っていうことをスマッシュ側からCUREに伝えにいったときにOKする条件が「んじゃ2時間プラスアンコールやらせて」ってことだったらしい。

結局深夜0時を15分ほど回ってからようやく終了。オアシスでメシ食って宿帰って2時ぐらいに寝ました。

投稿者 trouble : 23:27 | コメント (4) | トラックバック

2006年07月28日

Fuji Rock Festival '06 初日

一夜明けてついに本番のフジロック初日。湯沢の天気予報は昨日の夜の時点で初日曇のち雨(降水確率70%)、二日目雨(90%)、三日目曇時々雨(40%)、というかーなーりー悪い予報。なんかここ数年すっきり晴れるってことがないなあ。まあんなこと言ってても始まらないのでいつものようにカッパに防水スプレーをタップリ吹きかけて出発。

入り口でパチリ。受けをとりたいのかどうしたいのか自分でも決めかねたままの中途半端な一枚です。

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まずは昨日の前夜祭で盛り上がったFLOGGING MOLLY。いやほんとはTHE STRING CHEESE INCIDENT観たかったけどダラダラしてたら間に合いませんでした。そういやグリーンの最初にハリウッドの有名俳優が出るとか前夜祭で言ってたけど、どうやらオーランド・ブルームだったらしい。あと新スーパーマンのヒロイン。まあどうでもいいか。

FLOGGING MOLLYはグリーンでわいわいやったら楽しいだろうなあと思ってたけれど、だだっ広いところでやったらさらに楽しい。陽性でアルコールの香り漂うサウンドは外でパーになって楽しむにはもってこい。個人的にはもっとビートがガッツンガッツン来てくれたらと思うけど、メロのアップダウンがリズムとなって肉体にもアピールしてくるので十分か。デイヴはなんか黒ずくめにメガネ、ずんぐりむっくりってことでどこかエルヴィス・コステロを髣髴とさせるおっさん。でも煽りがなんか超メタルっぽいんでやんの。

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左の子どもは大人になってこのときのことを覚えてるのでしょうか。とりあえずしょっぱなからすげー楽しくて、俄然テンションもあがってくる。やっぱ知らないバンドに対して斜に構えずに楽しもうと思えるのは環境のなせる業なんだろうなあ。宗教じみた能天気さと言われようと、「楽しめるバンドが増える」っていうのは絶対いいわけで、こういう風に音楽に対してのガードが下がることができる場があるってのは素晴らしいことだと思う。「客観的な視点を持って評論して(るつもりで)その音楽を好きな人をバカにする」ことが楽しいってのもわからないでもないけどそういうエネルギーの使い方は俺としてはもったいないと思ってしまうので今のまんまでいいです。うぉっと思わずこれぞ良識派気取りなアジテーションもどきを書いてしまいました。みんな死ね!音楽聴いて喜んでねーで我に返って仕事しろ!!オレンジレンジをこきおろせ!!

その後タラタラした後に、これまた前夜祭で(負の意味で)盛り上がったTHE COOPER TEMPLE CLAUSE。今になって冷静に考えれば絶対加藤登紀子を観に行ったほうが良かったってのがわかるんだけど、このときはまだ「いや昨日はたまたま調子が悪かっただけかもしれない・・・」と妙に希望的な感覚で始まるのを待ってた気がする。

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じゃあ実際今日のライブはどうだったのか。昨日と同じく10月に発売される新作からの曲をがんがんやってた。まず1曲目にいきなり披露されたHeadっていう曲はシンプルなリズムの上にややニューウェーヴィなキーボードとギターが乗る。ヴォーカルが挑戦的な声色で反復の多いメロディーを歌う。決して悪い曲ではないのかもしれないけれどオープニングを飾るにはあまりにもインパクトの弱い曲。Been Training Dogをはさんでまた新曲のConnect。ややレトロなテクノポップというかニューロマンティック路線というか。新作は爆発を抑えた肩パット入りスーツ&フェミニンメイク路線になるんだろうか。今までのTCTCとはかなりイメージの違う曲・・・だと思う。客はかなり虚を突かれた感じでどこで盛り上がっていいのかもわからず傍観姿勢。しかも次はBlind Pilot。悪い曲じゃねーけど野外の昼間、しかも新曲後にやる曲じゃねーっつーかなんつーか。さらに追い討ちをかけるようにTalking to A Brick Wallが続く。意地でも盛り上げないぜ!という気合すら感じられる流れだな。いや盛り上がりってのはアップテンポかスローテンポかだけで決まるもんじゃねーけど彼らの演奏はそれだけで客を巻き込めるものではないんだよな。ヴォーカルはあまり動かないけれどその分声色が攻撃的だったり、「かかってこいやコルァ」的な挑発的視線を終始放ち、それなりに存在感はあった。けどこの流れだとかかっていく気にもならん。そういやヴォーカルのファッションの雰囲気がずいぶん変わったな。

その後はA.I.M.をはさんでガレージバンドに影響を受けたと思しき新曲Damage(こういうのやりそうな服になってるもんな)とFilm Maker、さらにまだやるか新曲Homo Sapiensというアップテンポな曲が続けられたけどちょっともう盛り上がることもできず、結局最後まで俺はボヘーっと観るしかありませんでした。Homoはかなりへヴィなギターリフが前面に出てぱっと聞きかなりかっこよくはあったのできちんとアルバムで聞くとよく聞こえるかも。でも結局ラスト2曲、Promise, PromiseとPantzer Attackでの「一人足りないことによる音の物足りなさ」が痛感される演奏を聞かされ(というかこのバンドってベースのグルーヴが圧倒的に不足してんだよな)、秋に出る新作への不安と、加藤登紀子に行けばよかったというしつこい後悔のみが残るビミョーな感想しか残らなかった。

その後はしばらく観たいのもないのでお散歩に。ところ天国で天国バーガー食ったりマッタリ。去年食べたモカロック(アイスココアの上にアイスクリーム)を食べようと思ったんだけど今年は無くてガッカリ。ちなみに河原にはすでに死体がゴロゴロ転がっています。はえーなおい。

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で、去年との違いは川のとこに緑だの青だの黄色だの色の塗られた石が置いてあって、キャーなにあれーカワイー、と女子には好評。なんか自然を汚してるんじゃ?という気もしますが自然環境を大切にしながらも、こういうことしちゃうのがやはりロック魂なのでしょう。

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こういうのを叩き割ってゲラゲラ指差して笑うような人があまりいないのがフジロックの残念なところ。その後フィールド・オブ・ヘヴンとかまで散歩して、さてグリーンに戻るか、ということになったんですが、今年は去年作りかけだったWhiteとGreenを結ぶボード・ウォークが完成していてすげー楽だった。去年は途中までは出来てたんだけどいきなり道がなくなって遭難しそうな勢いなとこ歩かされたんだけど今回は楽チン。途中の川もまた晴れていれば気持ちよさげ。

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今日はちょっともう冷えてきたからか川から湯気が上がってて非常に幻想的でキレイでした。なーんてノンキに散歩してたらROGER JOSEPH MANNING Jr.に遅刻しそうになり、急いでRED MARQUEEへ。元JERRYFISH、元IMPERIAL DRUGっていう肩書きは知っててもソロアルバムは聞いたことなかったりして。

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ロジャーはなんかちっこくて細くて小室哲哉を彷彿とさせるルックス。このバンドでのライブは今日が初めてってことだったけど、そんなことをまったく感じさせない素晴らしい演奏でした。1曲目はQUEENのFat Bottom Girlでいきなり盛り上がったんだけどその後も巧みなキーボードさばきと躍動感あふれる演奏をバックにポップ職人の肩書きにふさわしいキュートな曲を連発。声はちょっと郷ひろみ似。オリジナル曲にFLEETWOOD MACKのカバーもはさみつつ、ラストはELTON JOHNのFuneral For Friend~Love Lies Bleeding。この曲、DREAM THEATERがカバーしてたこともあって、プログレっつイメージなんだよな。それはとにかく、これまた素晴らしい演奏でした。いや職人だわ。ただ、ほんと職人として腕がたつあまり、ぱっと聞き直球ポップソングなんだけどどうもメロがぐっとこないというか、ときにメロディーがひねられすぎてる印象もあった。そこで無理やり転調せんですんなりメロ進んでってくれたらら超ツボなのに!みたいなさ。それじゃコテコテすぎてイカンのかな。コテコテファンとしてイキそうでイケないもどかしさがちょっとあったりした。いやまあでも十分楽しめたんだけど。お客さんもかなり盛り上がってました。いいライブだったな。

その後はJETをダラダラ観ながらゴハンタイム。

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夏野菜のトマト煮込み冷パスタとクィーンシーバのなんたらプレート。ぶっちゃけコストパフォーマンスはかなり悪いんだけどそれなりにうまい。こういう漬け込みチキンとかって好きだな。

JETはAre You Gonna Be My Girl(だっけ?)だけ全速力で突っ込んでいく若者が多くて笑えた。んー、悪くねーけどふっつーのロックンロールだよなあ。これ観るなら俺はSHARK ISLANDとかが観たいよ。こんぐらいの時間になるとすっかり寒く、パーカー着込んでゴロゴロ昼寝をしつつFRANTZ FERDINANDを待つ。ホントは観る気なかったんだけど、俺がフジロック行くってことを知った女子高生に「あたしフランツのファンなんですぅ!フジいいなあ!フランツ観るんでしょぉ?」とキラキラ笑顔で覗き込まれて思わず「う、うん、観てくるよ」と笑顔で返してしまったのでガマンして観てやることにした。

先ほど「音楽に対してのガードが下がることができる場があるってのは素晴らしい」とか言いつつ、やっぱHARD TO EXPLAIN関係のバンドに対してはガードを下げることができない僕でした。確かに親しみやすい曲は盛り上がるのは当然、だと思うんだけどどうもそこにあるスノビズムというかが鼻につく。ジャキジャキしたギターがリズムを引っ張っててそれは気持ちいいんだけどドラムのビートにもうひとつパンチがないというか、その辺はアンチHard To Explainとかそういうのと関係なく気になった。中盤以降は立ったまま寝てる感じでしたよはい。

でもその女子高生に会ったら「楽しかった」って言うさ。

そんな感じの初日。アタマのFLOGGING MOLLYが楽しすぎたのに対してTCTCがダメダメだったりフランツは所詮フランツだったので尻すぼみな印象だけど、こうして振り返るとROGER JOSEPH MANNING Jr.は良かったし来る前は「初日はどうでもいい」って言ってた割に楽しめたかな。心配してた雨もなぜか降ることなく、宿に帰って天気予報を観たら29日の予報も「雨のち曇」みたいになってるし、こりゃ梅雨明け前だけど結構持ちこたえるんじゃね?という希望を感じつつ一瞬で眠りに落ちました。

投稿者 trouble : 23:20 | コメント (9) | トラックバック

2006年07月27日

Fuji Rock Festival '06 出発&前夜祭

とりあえず今年の目標は、「財布を落とさない」ということだったんですが見事に達成されました。以上。

ってことで特にネタらしいネタもないし無理やり旅行記みたいにするやる気もないので今回はいきなり前夜祭です。梅雨明け前なので天気だけが心配だったんだけどとりあえず今日は曇ってはいるけれど雨は降ってなくて一安心。後ろを歩いてるヤングメンがこの前夜祭のことを話していて「なんか去年は前夜祭だけで1万人来てたらしいよ」って言ってた。マジかー。確かに人の多さはハンパない。オアシスエリアだけでおそらくウドー・ミュージック・フェスティヴァルの2日合計の動員数を軽く超えてそうな感じ。

そんな大人数が「フェスだから」という理由だけで浮かれて普段はまったく興味ないであろう盆踊りに興じている様を見て「ケッ」とつぶやく素直になりきれない僕は、やっぱりメタルの魂を持った人なのです。被害者意識と帰属欲求、誰にも負けません!

そんな浮かれ民族の間を縫って、まずはRED MARQUEEで行われるライブのタイムテーブルをチェック。

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おお、FLOGGING MOLLYとTHE COOPER TEMPLE CLAUSEが出る!少年ナイフもだ!(あんま興味ないけど言ってみる)そして「ビフテキ大食い大会」ってなんだ。まあいったんそれは流しておいて、みんなが浮かれている間に食べ物を調達して食べちまおう、とまずはマハッタのカレーとケバブを食べる。そして食べてから気づく。「あ、マハッタのカレーもケバブも去年食べて全然おいしいと思わなかったじゃん」と。なんで食べちゃったんだろ、とやや後悔。でもまあいいや。

食べ終わったらちょうどフロモリの時間になったので開演を待つ。最初に日高代表が出てきて挨拶。それだけですでに盛り上がってる会場。そして彼に紹介されてFLOGGING MOLLYが登場。彼らの音楽はお祭のオープニングにはハマりすぎでライブ開始3秒で場内が大興奮。アイリッシュのトラッドメロ満載な曲をパンキッシュなスタイルで演奏しているんだけど、わかりやすいしとにかく盛り上がる。でもこうやって聞いているとなんかこうCastle Of Paganなニオイがすんな・・・と思ってみていたら途中で女性縦笛奏者登場!あ、そうだよこれってなんつーか、普通に「速いコルピクラーニ」だよ!とすぐメタルと結び付けたがり、セットリストはバンドのリーダーであるデイヴ・キングが過去に在籍していたKATMANDUの曲を織り交ぜながらとか言うネタを書かずにはいられないのがやはり被害者意識と帰(略)

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40分間あっという間、嵐のような彼らの演奏が終わって外に出てみると、屋台で何かイベンツが催されています。屋台の上ではシェフが肉を焼いていて、その下で早食い大会が行われている!さっきタイムテーブルの上に書いてあったのはこれかあ、でもこれって大食い大会じゃなくて早食い大会じゃん、とヒネくれた心でつぶやいてみる。意外と盛り上がっていたけれど、素人がお祭ムードで調子に乗ってウケ狙いの発言をするのを生暖かく見守り、俺はそういう風には浮かれないぜと唇を噛み締める俺の姿がたまらなくイモウショナル。

で、とりあえずさっきのカレーの口直しってことでガパオかわいいよガパオでおなじみのタイ風バジル炒めゴハンを食べる。このメニューってどの店でも必ずある程度はおいしくできるメニューだよな。そして明日からは長蛇の列になる餅ブタを縁起モンとして食べる。毎年大人気だけど俺はそんなに好きじゃねーんだよな。

そうこうしている間に少年ナイフのライブも終わってDJタイムになっているらしい。次のPAINPROOF CIRCUSってなんだべな、と思って観ていたらドレスを着たおねいさんが出てきてムーディーな歌を披露。まあうまいけど普通の歌。それがしばらくするとスキンヘッドの刺青男がおねえさんに針治療の針みたいのを渡して・・・何をするかと思ったらおねえさんが自分の腕にその針を刺し始める!!最初は針みたいのを腕に立ててるだけなのかと思って近づいてよく見たら普通に皮膚貫通してるよ。左右の腕にそれぞれ5本ずつぐらい貫通させた状態で笑顔で歌っております。そうか、痛いサーカスってことか。

その痛い歌が終わると次はおねいさん脱ぎ始める。ストリップスタート。最初はドレスだったのが最終的にはTバックとフリルのついたニップレスみたいのだけに。んだよニップレスかよ、と思わずブーたれてしまいましたが、前夜祭は無料で入れて地域の子どももいっぱい観に来てるからしょうがないのかしら。いやそんなんどうでもいい、チクビを出せ乳首を。

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まあそのフリルニップレスを付けたまま胸をゆすり、フリルを回転させるのはおもろかったです。女子メタラーは扇風機ヘドバンとか言ってないで乳首にフリルをつけてそれを回転させる技を身につければライブでミュージシャンの視線を独占できるのでオススメですよ。

そんな大盛り上がりのPAINPROOF CIRCUSが終わるといよいよ次はTHE COOPER TEMPLE CLAUSE。ネットで聴けた新曲がすっげーつまんなかったのでちょっと不安。そんな不安は1曲目から的中。なんだこりゃーすっげーつまんねー。新曲はその後も何曲か披露されたものの、どれもこれもつまらなかったなあ・・・。しかもその新曲のつまらなさに引っ張られるようにBeen Training DogsやPromise, Promiseとかでさえイマイチ。一人抜けた悪影響がモロに出てんのかなあ。もともと演奏がうまいバンドではないけれど、こんなにだめだめな音だったっけ?

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ラストのPantzer Attackは前半が打ち込みをバックにトムが歌い、後半からCDのヴァージョンになだれ込む、っていうアレンジだったんだけどこれがまたビミョーで。普通にやってくれって感じでした。そんなイマイチな彼らに呆然としているうちにあっという間にライブは終了。明日はきちんと盛り上がる曲もやってくれるのかなあ。こんなつまんないんだったら加藤登紀子観に行こうかなあ・・・困ったぜ。

そんなわけでいまいちなライブを観せられてぶーぶー言いながら前夜祭は終了。

投稿者 trouble : 23:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月17日

FUJI ROCK FESTIVAL '06予定

結局コツーブなメンツのまま、「○○が出る!」という盛り上がりを迎えずに期日が近づいてきているのですが、とりあえず予定を立ててみた。

28日
11:00 THE STRING CHEESE INCIDENT (Green)
12:25 FLOGGING MOLLY (Green)
14:20 THE COOPER TEMPLE CLAUSE (Green) この裏の加藤登紀子見たかった。

そのあとはATOMOSPHERE, TOMMY GUERRERODIRTY PRETTY THINGSを観ながらダラダラして、

18:20 ROGER JOSEPH MANNING JR.

JET、FRANTZは遠くで観ながら酒でも飲んでようかな。。この日は「これ観たい」がTCTCぐらいしかないからドラゴンドラとか行って遊んでこよう。

29日
11:00 WOLFMOTHER (Green)
12:50 EASTERN YOUTH (White)
13:40 ザ・キングトーンズ featuring ジミー入枝&ナンシー (Green)

っちゅーかこの時間はVALENCIAもチラ見したいしMYSTERY JETSも見てみたい。プラプラまわって観るとして、その後は

17:20 STORY OF THE YEAR (White)
18:40 JUNIOR SENIOR (Red Marquee)
19:40 電気グルーヴ (Green)
20:30 KULA SHAKER (Red Marquee)
21:30 RED HOT CHILI PEPPERS (Green)

WhiteのSCISSOR SISTERSも観に行きたいけどやっぱレッチリをとっちゃう品行方正な俺です。この日はすげー観たいわけでもないけどフェスじゃないと観ようと思わないバンドが沢山出ててすげー楽しみ。TRIBAL CIRCUSのJUNKIE XLも観たいけど起きてられなそう。

30日
この日は観たいのがかなり集中してて結構キツいです。
起きれたら(ムリだと思うけど)早めに宿を出て

10:20 GUITAR WOLF (Red Marquee)
11:00 鼓童 (Green)

を眺めてタランコタランコ歩いていって

11:30 ENVY (White)
12:50 ISIS (White)

その後気分によって
プランA
13:30 KT TUNSTALL (Green)
14:50 SNOW PATROL (Green)
16:20 JASON MRAZ (Green)
プランB
14:20 rinocerose (White)
15:50 BROKEN SOCIAL SCENE (White)
17:20 TRANSIT KINGS (White)

のどちらかで。RINOCEROSEはあの曲以外も盛り上がるんかな。そしてこっからがかなり楽しみ。

18:50 KILLING JOKE (Red Marquee)
20:30 SUPER FURRY ANIMALS (White)
22:30 MOGWAI (White)

ホワイトのMOGWAIでシメってのが超楽しみです。あー、やっぱこうやって書いてるとテンション上がってくる。メンツにピンとこないけどなんだかんだで観たいのいっぱいあるし。

投稿者 trouble : 12:36 | コメント (5) | トラックバック

2005年07月31日

7月31日 Fuji Rock Feastical '05 最終日

おはよおおお!晴れてる!わーい!

昨日の大雨が嘘のようにいい天気です。予報では今日も雨だったので覚悟してたんですが、これは嬉しい。あんまダラダラしてたらもったいない、ということで急いで準備して、出発。と言ってももう12時前なんですけど。ああ、THE KNACKが観れない!

晴れたとは言ってもまだまだ会場はグチョヌル状態だろう、ということで今日も最初から靴カバーを装着して出発したんだけど、予想通りまだまだ足元はグチャグチャ。でもそんなものを物ともせずビチャビチャと進みます。でも今日が最後なんだよなあ、と思うとなんか会場に向かう嬉しさよりも切なさのほうが前に出てきてしまってついため息が増えてしまったりもして。あー、ほんと今日で終わりなんだなー。悔いのないように楽しみたいです、と誰にも聴かれてないのに抱負を胸に抱いたりして。

まずは朝ごはん、ってことでオアシスに向かう。まだ食べてないのなんだっけー、と思って買ったのはジンキスカンと肉ゴハン?。これはイマイチだったかなあ。普通の肉野菜炒めみたいな感じだった。まずくはないけど。いやそれにしても暑い。ちょと日が出ただけで一気に身体が焼かれてるみたいな感じになる。雨もイヤだけど、晴れたら晴れたでそれも辛い、と贅沢なことを思いながらソフトクリームを食べました。暑い中食べるのは最高。

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メシを食べ終わったところでRED MARQUEEでOCEANLANE。最近エモ系のバンドを観にいくとオープニングアクトで出ていることが多い彼ら。エモいメロディーながらどこかクールな雰囲気が漂っていてなかなか。ただ、ときどき歌が「ちょっと不安定すぎじゃね?」ってなったりするところもあったりして。

そんなわけで途中で抜け。今日はWHITE STAGEに骨を埋めるつもりなので、ベースはGREENじゃなくてところ天国に作ることに。やっぱり泥がすごい。ハネた泥を浴びつつもところ天国に着いてまずは昨日食べて最高だったモカロックを食べよう!と思ったんだけど、アイスココアが無くなってしまったということで残念無念。しかも天国バーガーも売り切れ。もう一回食べたかったなあ。いやでも昨日食べておいてよかった。

相変わらず陽射しが強くてジリジリ暑さを味わいつつ、川遊び。さすがに天気の悪かった昨日と比べるとかなり人が多いんだけど、がんばっておくまで行ってのんびりゾーンを確保。

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WHITEではGO! TEAMが演奏してて、最初は「なんだこのヘタクソな歌は」とか思ってたんだけどちゃぷちゃぷやりながら聴いてたら途中からすげー気持ちよくなってきた。何気にこの川べりって音楽聴くのに最高の場所かもしんない。

で、川辺で1時間ぐらいボケーっと過ごしてたらSOUL FLOWER UNIONがスタート。沖縄音楽をベースにした骨太なロックサウンドは、自然の中っつーシチュエーションだとかなり気持ちよさげなのでサクサクっとWHITEに向かう。途中阪神大震災についての曲を挟んだりしつつ気持ちよい音楽をエッサホイサと踊って堪能。もう少し観ていたかったけど、15:00からの押尾コータローを観にオレンジに移動することに。ファッキンライト!!

オレンジに向かうボードウォークには簡易ステージみたいのがあってバンドが演奏。こんなとこでもやってんのな。でもおかげで演奏してるバンドと観客の間を思いっきり横切らなきゃなんなくて微妙に気まずい。

オレンジに近づいてくると、聞こえてくるのはアコースティックギターで奏でられるウルトラマンの主題歌。なんだべー、と思ってたら次に聞こえてきたのはててってっててってっというスーパー・マリオのテーマ。誰かがギターで遊んでるかのような雰囲気。続けて「地下の迷路」っつってデデデデデデ、って演奏してたのがウケてました。

どうやらまだ準備はできてないんだけどとりあえず場つなぎで出てきてちろっと演奏してたらしい。しばらくするときちんとしたステージ衣装を来て押尾コータロー再登場。テレビで何度か観たことはあったんだけど、メロディーラインを弾きつつギターのボディを叩いたりチョッパーで弦を叩いたりのパーカッシヴなサウンドも同時に出してしまう彼の演奏は生で観てもかなりのインパクト。坂本龍一の戦場のメリー・クリスマスとかは原曲の持つ幻想的な雰囲気をギターから多彩な音色を生み出してしっかりと再現。思わず聞き入ってしまった。MCも自然体のおもろいオッサンて感じで会場をすごくいいムードにしてました。また、中盤での「1人バンド紹介」もおもろかった。「On Bass!押尾コータロー!!」と言ってそのアコースティックギターでひたすらベース的なプレイを披露し、続いて「ちょっとナルシスティックなギタリスト、On Electric Guitar、押尾コータロー!!」ってことでチョーキングだのロック的な早弾きをディストーションを軽くかけてアクション満載で演奏。「On Drums、押尾コータロー!!」ではもちろんパーカッシヴなプレイを聞かせ、会場は大盛り上がり。

本編が終了しても歓声は止まず、アンコール。フジロックのムードを気に入ったっていうMCやギターを準備している間に即興の歌(僕は~、ギタリストなんで~、ギターがないと~、困るんです~、みたいなの)も披露して最後はアップテンポな新曲で終了。BEN FOLDSとかのライブで感じるような「いやほんと音楽って楽しくていいよなあ!」みたいなプリミティブな喜びを感じることができる素晴らしいライブでした。こういう「音楽」そのものへの喜びみたいのってさ、ジャンルに固執している間は絶対味わえないんだよな。うぉーイヤーな感じの選民意識!

本当は押尾コータローは30分ぐらいだけ観てWHITEのATHLETEを観るつもりだったんだけどあまりの楽しさに最後まで観てしまった上にAVALONでTHE BEAUTIFUL LOSERSに引っかかってしまった。

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みんな地面にゴミ袋とか敷いてマッタリ観てたんだけど、サウンドはなかなか。ヴァイオリニストはあまり存在意義を感じないんだけど、アコースティカルな雰囲気でマッタリといいメロディーを紡いでいく雰囲気。

そんなわけでATHLETEは途中からしか観れなくて、しかも2,3曲でステージ前から離脱。あとはところ天国でノンビリ聴いてました。押尾の後でちょっと気分がアッパーになっていたのでちょっとハマれなかった。でも、繊細なUKロックなんだろうと勝手に思い込んでいたんだけど、実際は予想以上に骨太でダイナミズムが感じられるメリハリのある音楽で、今になってもう少しきちんと観ておけばよかったかなと思ってみたりして。

次はきちんと観るぞーと意気込んでDOVES。前回出たときのライブはRED MARQUEEで観たんだけどすげーよかったんだよな。その後の単独ライブはまあまあって感じだったけど。

で、ライブが始まったんだけど、なんかイマイチ?機材トラブルがあったのはまあしょうがないとして、なんか彼らの持ち味(と俺が勝手に思っている)であるキラキラとした雰囲気があんま感じられないし、意外と野外の雰囲気に合わない。野外だと凄いスケール感に聞こえるんじゃないかと思ったんだけど、なんか今日はすごく鈍重に感じちゃったな。

そんなわけでボケーっと突っ立って観てたんですが、WHITEでは写真撮影する不届きモノを注意するために、屈強なセキュリティが紛れ込んでおります。

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一応会場のムードをしらけさせないよう彼なりに気を遣ってるのか、小さく手拍子をしたりリズムをとったりしているのですが、その目つきは獲物を狙う肉食動物のそれ。携帯やデジカメで撮影しているやつを見つけると真上から「ダメー!」と怒られます。でも、そのチョコチョコ動いている姿が愛らしく、彼が撮影者を探しているその姿を撮影する、という光景がチラホラ見受けられててほのぼのしてました。

DOVESが終わると一旦ところ天国に戻ってメシ。

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なんかチキンを香草で炒めたのやトマト、スクランブルエッグ、パン(?)が乗ってるプレート。チキンはおいしかったけど、特にそんな特筆すべきこともない感じ。

人気あるし遅れてって入場規制かかってたら凹むから!ということで急いでWHITEに戻ってBOOM BOOM SATELLITES。かーなーりー楽しみにしてたんだけど始まってみたら期待以上!アルバムで聞くよりもさらにギターが前に出てるし身体を突き動かすリズムのカッコよさもすごい。こりゃたまんねー!ってことで踊りまくる。Dive For Youのイントロが聞こえたときの盛り上がりとかすごかった。

途中から雨が降り出した上に時間が経つにつれてどんどん強くなったんだけど、踊りまくれたおかげで気にならなかったなあ。こりゃ単独も行かなきゃ!と思ったらちょうど7月に日本ツアー終わったとこだった。残念。

このブソブソのときは踊りまくってたから全然平気だったんだけど、この雨の調子と夜の気温を考えると絶対寒くなると思ってパーカーをカッパの下に着る。今どうかじゃなくて、1時間後どうなってるかを考えとかないとキツいんだよね。

そんなわけで続いても今回のフジロックの俺の目玉、THE MARS VOLTA!激しい雨を浴びながらいまかいまかと待っていたんだけどなかなか始まらねーのな。結局予定時刻から15分押しぐらいで開始したんだけど、それを待っていたかのようなタイミングで雨が止んだ。「雨が降ると髪の毛爆発しちゃうからイヤなの」とアフロ二人組みがゴネていたから開演を遅らせたのかもしれない。そのぐらいのタイミングだった。

いつものように西部劇のサントラのような壮大な音楽でオープニング。それに続いてメンバーが出てくるんだけど、めっちゃ人数増えてんの。元々5人なのにオマーの弟がパーカッション(彼は初来日からいたか)、元SPARTA(だっけ?)のサウンド・マニピュレーター、さらにはサックス・フルートのメンバーまで加わってステージ上は8人の大所帯。そしてバックドロップには鳥の頭の不気味な人間の絵が2体。

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そんな8人がひとしきり好き勝手に音を出した後、スタート!というわけでもなく、そこからひたすらインプロが続くというのが彼ららしい。基本的に彼らのインプロの主導権を握っているのはドラムのジョン。彼が叩き出す半端じゃない威力のビートで築かれた大地の空にオマーがギターで宇宙を描き、セドリックが風を吹かせ、サックスやキーボードが狂気を描き出す、そんな雰囲気。新加入のサックスが彼らの世界に与えた彩りはなかなか素敵で、今までの彼らにはなかった雰囲気をしっかり感じられてすげーよかったよ。

インプロが苦手な人にとっては彼らのインプロもやはりキツいかもしれないが、俺にとって彼らのインプロは波長が合うというか、演奏者たちが音楽に没入している中での感情や集中力、気持ちの動きにすごく入りやすい。だから延々と続いていてもそのインプロの中での起伏がすごく気持ちよく感じられるし、一緒に楽しむことができる。結局この始まりのジャム・パートだけでも20分近くあったんだけど、まったく飽きることがなかったし、それどころかテンションはどんどん上がる。やべー、やっぱこいつらすげー!

そして一瞬のスキを突いたかのようなタイミングで始まったDrunkship Of Lanternsのカタルシスの大きさと言ったら!これを聴いて興奮しないやつなんていないだろ!ぐらいのテンションでものすーんげーかっこいい。ブレイク部でのサックス、フルートの存在感も際立ってたし彼らがさらに一段上のステップに昇ったことを実感させられる演奏だった。曲中でインプロに入り、最後にセドのうめき声からシャウトに変わったところで曲に戻ったのがめちゃめちゃヤバかった。鳥肌立った。そういえばセド、マイクスタンド叩きつけてたな。あれも燃えた。

彼らにとって曲というのはインプロの合間に挟まれた目印のようなものなんだよな。その目印に向かってどこまでインプロでテンションを上げていくことができるか。それがうまくいけばいくほどその曲(パート)の破壊力が大きくなる。そういう意味では今日のインプロはすごい調子よかったんじゃないだろうか。インプロで味わえるトランス感、たまんなかった。

Drunkship Of Lanternsの後はCynus... Vismund Cygnusを20分ほど。これもすげかったです。ただ、前回の単独で新作からは1曲だけだったんで勝手に今回はもっと新作から聴けるかと思ったんでそこは残念だったかも。でもやっぱすごかった。ボキャブラリー少なくて申し訳ないですけど、すごかった。

そんなわけで興奮してたら腹減っちゃった。BBSとMVの連発でもう抜け殻って感じだったので無理してSIGUR ROS観なくていっかー、と思ってAVALONにメシを買いに。今年のフジロック最後の食事だし、慎重に選ばねば!と気合を入れて選んだのは結局マルハバのチキンカレーとシシカバブ。だって昨日食べたのおいしかったんだもん。

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シシカバブ2本にしちゃいました。んー、うまい・・。でもこれが最後の食事かと思うと切ないです。涙でカレーがしょっぱいです。なんか食べてる間に意外とSIGUR ROS開演に間に合うんじゃね?と思ってWHITEに戻るとまだ始まってない。わーい、と思って前に・・・行こうと思ったんだけどすごい人。裏でNEW ORDERあるし、意外と人少なかったりして、と思ったんだけど全然そんなことなかったですゴメンナサイ。後ろにいるとステージがまったく見えないので頑張ってかきわけかきわけ前に一生懸命進んでいると、途中でライブがスタート。ステージには薄い幕(膜って感じ)がかかっていて、演奏している彼らがうっすら見える。途中で幕が上がるとバンドの後ろには大きなスクリーンが。

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そのスクリーンに人形のアップだとか不思議な模様が映しだされ、彼らの静かで、美しく、すべてがスローモーションになるような音楽の根底にあるどこか不穏でねじれた雰囲気を強化する。夜、野外で見るSIGUR ROSはすごそうだ、と思っていたんだけど、さらに「霧」が加わり、ほんとピッタリ。星空の下よりもこういう雲の中のようなシチュエーションの方がさらにいい。

疲れのたまった3日目だと立ったまま寝ちゃうんじゃないかとか思ってたんだけど、全然そんなことはなく、幻想的な音楽に、ひたすら飲み込まれてました。そしてラストは()のTrack 8。悲しみにあふれたメロディーの反復の下で着々とカウントダウンが進んでいき、最後に世界は美しくも凄絶に破壊的な終末を迎える。

単独ライブでも打ちのめされたこの結末だけど、このシチュエーションの中ではさらに大きなインパクトがあった。一昨年のMOGWAIのように、静寂こそが最大のヘヴィネス、みたいな瞬間もあったし。素晴らしいライブでした。ヤバかったー。

その帰りにところ天国に荷物をとりに行ったんだけど、森をライトアップしたその空間もすごくスピリチュアルな雰囲気。毎年ここの夜の雰囲気には圧倒される。奥に行くと美しいっつーより恐怖すら感じたりもすっけど。ステージ前よりもここの方がSIGUR ROSの音楽がさらに強力に聞こえたかも。

そんなわけで、GREENのクロージングバンド、PRIMAL SCREAMを横目に観ながら帰路に着く。

今回は天候に恵まれなかったけど、準備が万端だったおかげで今までのフジで一番疲れが少なかった。音楽的にも個人的に目玉のなかった去年よりもはるかに感動することができた。音楽以外のところも十分に堪能できたし、ものすげー充実感。ただ、辛いのはその充実感が大きくなれば大きくなるほど現実に戻るのがキツくなるんだよな。でもそこで終わっちゃったと凹まないでさあ来年に向けて頑張るぞ、ってならないとアカンよね。と自分を無理やり前向きにして、床に就く。

ほんとものすっげー楽しかった。

最後に。越後湯沢駅の売店で売ってる特濃ソフトクリームがめちゃめちゃうまかったです。

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2005年07月30日

7月30日 Fuji Rock Feastical '05 二日目

おはよう!!すげー雨だ!!ざんざかざんざか降ってて雨音で目が覚めたよ。ずっと前から雨が降るってのは予報されてたけどこんなにすげー雨が降るとは。

少しぐらいの降りならカッパ着てさあ行くぞ、ってなるんだけど夕立みたいな雨なんだもん。雷まで鳴ってるし。PRAXIS観たいけどこれじゃあ出るに出れねえなあってことで宿でしばらく待機。テレビを観たりパンフを読んだりしてひたすらグータラ。いくらでもゴロゴロできる感じでした。

1時半ぐらいになるとさすがに雨も弱まってきたので準備を開始。雨合羽に念入りに防水スプレーをふきつける。そりゃもう偏執的に。俺が使ってるカッパは一昨年から使ってるやつで

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こんな感じのやつ。ポンチョっぽい感じなのでリュックを中に背負うこともできるし中でゴソゴソすることもできてなかなかいい。しゃがめば中でおしっこすることも可能だ(これは一昨年のBJORK待ちんときほんとにやろうかと思ったけど湯気でバレそうなのでやめた)。

さらに重要なのは靴カバー。長靴だとかなり足に負担がかかるし、かといって濡れた靴ってほんと不快であの感触で歩くだけでかなりの疲れがくる。だから俺はスニーカーの上にかぶせるカバーを愛用してます。これがなかなか強靭で、山道ガシガシ歩いても破れないし、きちんとサイズに合ったカバーをすれば靴はほとんど濡れません。

あと、今日は荷物も最低限にしたほうがいいなーと思っていろいろと持ち物を減らして俺的に最小限の荷物で出発。雨はかなりでかいダメージ与えたみたいで、「ええと、キツくなったんで一旦ホテルに帰って出直します」って感じのぐしょぬれの人たちがぞろぞろと引き上げていく。雨具があってもあんな強い雨の中に長時間いたら疲れるだろうなあ。

すでにグジョグジョになった地面を物ともせずに歩いて行って、ゲートでゴミ袋をもらう。カッパを着てても長時間雨に打たれてると雨は染みこんできちゃうので、それに対抗するためにこのゴミ袋をカッパの上にマントのように巻く。最初に染みこんでくるのは肩なんだけど、こうしておくとかなり効果がある。

ポンチョ風カッパの上にゴミ袋のマントというかなり珍妙な姿になってしまっているけれど、そんなことは気にしない。そんなことよりもまずはメシ。まだAVALONエリアで買って食べたことないなーと思ったので今日はAVALONまで行って食べることに。MAXIMO PARK全然おもろくねーな、と思いながらGREENを横切り、ところ天国でモカロック購入。これはアイスココアの上にモカアイスが乗っているんだけどこれがうまい。ナイスチョイス。えらい。

ホワイトに着くと、ちょうどHAWAIIAN 6が終わったところでやんの。ホワイトのお客さんたちが皆AVALONにメシ食いに向かうもんだからAVALONは凄まじい混雑具合になってしまってんの。

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ライブ会場かっつー勢いですよ。とりあえず第一希望はマルハバのカレー。でもこれすげー並んでんの。さすがにキツいので、まずは食べる場所確保。下はもうグチョグチョヌルヌルです。イヤらしい。もちろん直に座るのはキツいしゴミ袋とかを敷いてもびしょびしょになってしまう感じ。こういうとき役に立つのは小さいイス。

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これがあるとホント楽。雨で下がぐちゃぐちゃでも辛くなったらすぐ座れるし、下に座るのと少しでも高いところに腰掛けるのでは楽ちん加減が大分違う。ちなみに俺が使ってるのは大中で100円です。軽いので持ち歩いても苦にならない。あと、座るところがプラスチックなのも何気に大事。布とかのほうが確かに座り心地はいいんだけど一旦濡れてしまうとめんどう。プラスチックだと長時間座ってたらケツ痛くなるけれど濡れてもすぐ拭けるってとこが大きい。

これに腰掛けてボーっと人の流れを見ていて、あまりの並びっぷりに他の店にしようかなー、と一瞬迷ったものの、やはり食べたいものは食べたい!ということで意を決して列の最後尾に並ぶ。結局30分ぐらい並んでチキンと野菜のハーフ&ハーフカレーとシシカバブをゲッツ。これがうまい。苗場で食ったカレーの中で一番おいしいかも。そしてシシカバブ。これも昨日食べたのよりずっとうまい。大当たりでした。

このおいしい組み合わせを堪能した後は、再びところ天国に向かう。そういえばところ天国に来たのにところてん食べたないじゃん、ということでところてんも購入。これはまあ普通。シチュエーション依存型ところてん。

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で、もう一つ気になってたアイテムをガマンできずについ買ってしまった。天国バーガー。柔らかいパンにあらびきのバーガー、分厚い(分厚すぎる)トマトとレタスを強引に挟んでみました、という感じですが、これがめちゃめちゃうまい。すげーうまい。メシ食った直後だってのに全然問題なく食べられる。トマトの汁だの肉汁でグジュグジュになりながらあっという間にたいらげちゃった。腹いっぱいだけど幸せー。

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で、この幸せな食生活の間、サンボマスターさんが愛と平和をひたすら叫んでらっしゃったんですが、ほんとダメだ、この人たち。生理的に受け付けないというか。「こんな汚い俺だけど・・・愛を・・・夢を追ったっていいじゃないか!見苦しくたって、必死になったっていいじゃないか!」みたいなアティテュードがもう最悪。いやそれはいいんだけどさ、それを「そうだろうみんな!わかってくれぇえ!!」みたいにこっちに投げてくるのがほんとうざい。そういうのは人に求めずに自己完結してくれって感じ。ウザイ。

きっと輪の中に入ってしまえばすんげー楽しいんだろうなと思う。愛と平和コールとか。あー、でもやっぱ苦手だ。ということを延々と語りながら(悪口は饒舌)GREENに戻るころには雨もほとんど止んだのでGREEN芝生後方に基地を作り、ASIAN DUB FOUNDATIONを観るために前へ。

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アルバムよりもはるかに凶暴な感じで身体に訴えてくるリズムがめちゃめちゃかっこいい。野外フェスにバッチシ合う音楽で盛り上がりも凄い。俺は彼らのアルバム1枚しか持っていないけど、それでも猛烈に楽しかったです。Enemy Of The Enemyも、イントロでちょっとトラブった感じのFortress Europeもアルバムよりはるかにかっこいいんでやんの。参った。

続いてはBECK。これは結構楽しみにしてたんだけど、なんかA.D.F.で暴れてしまったからかあんま気持ちが盛り上がらず、ボケーと観てた。もっと楽しいかと思ったんだけど意外とタルかったな・・・。食器使っての演奏とか、前時代的トレーニングウエアを来たダンサーとかおもろかったんだけど。でもBECKファンには楽しいライブだったみたいっすね。

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で、BECKの間にメシを買いに行く。チキンと夏野菜のトマトリゾットとフィッシュアンドチップスを買ってきて、モサモサ食べながら鑑賞。リゾットはちょっと味が濃かったけれどなかなかおいしかった。フィッシュアンドチップスはなんとなく来たら食べたくなるから買うんだけど、これってすっげー油っぽいし身体に悪いことこの上ないよね。ビネガーたっぷりかけて食べました。

そしてFATBOY SLIM。人増えるし早めに前に行ってよう!と思ってたらまた雨ですよ。今度もかなり強い。やっぱ人多いなーとか思ってたら21時ちょうどにFATBOY SLIM登場!!早くね?とか思ってたんですが、スターウォーズのダースヴェイダーのテーマだとかを使った曲を流しつつ普通にスタート。

で、そんな中雨はガンガン強くなる。午前中みたいに「雨降り」というより「夕立」的な大粒の雨。さらに雷。ステージ左に稲妻が走ったりするんだけど、これはかなり盛り上がった。ピカ!ってなるたびに皆が「うぉー!!」って盛り上がって。

なんかお客さんがみんな3Dメガネみたいのかけてたんだけどあれは一体なんだったんだろ?スクリーンに映ったニコちゃんマークをみて「すげー!」って言ってる人いたけどどういう感じに見えてたんだろう。どこで配ってたんだろう。

ただ、そんな大自然の最高の演出がありながらもなんか個人的には盛り上がらない。疲れてるわけでもなくて、単純になんかつまんねーな、って感じがした。山場もあんまなくて単調というか。そして雨もガンガン強くなってくるので10時前には退散。あのあと盛り上がったのかなあ。

「必ず雨が降る」ってのはわかっていても、ここまで強い雨が降り続いたって俺が参加するようになってからは初めてだった気がする。一昨年は梅雨が明けなくてずっとしとしと降ってたけど今年のはそれと違って夕立みたいな雨がずっと続いてたというかさ。ただ、一昨年は気温がすげー低くてそれがとにかく辛かったけど、今年は雨が降っても気温が高いからあんまキツくないというか。もちろんパーカーとかしっかり防寒対策してないとキツいだろうけど。

そんなわけで、おやすみなさい。


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2005年07月29日

7月29日 Fuji Rock Feastical '05 初日

おはよう!あぢぃ!!

なんか7時半ぐらいから「ふぁぁーふぁーふぁーふぁーふぁー」だの「ぷひー」「ぷふあー」という音が頭の中をこだましてうなされていたんですが、宿の隣で大学かどっかの吹奏楽部が合宿してるらしく、かなり朝早い時間から練習開始しやがんの。正直すげー眠かったんですがこれじゃダラダラ寝てるわけにもいかないわい、ってことでソソクサと準備をして出発。この時間だと若干雲は多いものの太陽は出てるんだけど、天気予報を見る限り明日からは天候崩れるっぽいので今日中に楽しんでおこーう。

そんなわけで10時半ぐらいに宿を出発したんだけど、会場に近づくにつれて人がガンガン増えてくる。グッズ売り場なんてそれだけでライブ会場みたいになってた。よくここに並ぶ気になるなあ、とか思いながらサクサクと歩いていく。

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まずはグリーンにレジャーシートを。今年からテント等が禁止されたためか、スペースが随分ゆったりしている気がする。毎年テントとか使って基地を作ってた人たちからは不満が出てたみたいだけど、テントとか使わなくとも基地はできるし。でも「来年はサンシェード付きの基地を作って快適に過ごすぜ!」と意気込んでテントとか買って持ってきた人は現地に着いて大ショックだろうな。

レジャーシートを敷いてまず考えるのはもちろんメシ。まだ時間も早いのでオアシス・ワールドレストラン・エリアもそんなに混んでない。だーっと見渡して決めたのはクィンシーバのオムレツココナッツチキンカリー。微妙に踏韻してるところがチャーミングだ。味のほうはまあまあ・・・かな。カレーそのものの味に深みが微妙に物足りない気もする。でもまあ野外で音楽聴きながら食べればなんでもうまい。

1.JPGomcoco.JPG

ぼーっとゴハンを食べて、まずは会場をぐるっと回ってこようということで出発。ポヘポへ歩きながらところ天国を通り、ボードウォークでフィールド・オブ・ヘヴンへ。そこからアヴァロンを通ってホワイトに降りてくる。字で書くと簡単なんだけど相変わらずこれがなかなかの距離。12時25分からのSIMPLE PLANを観る予定だったんだけど、ぜーんぜん間に合わなそう。グリーンを出てホワイトに出るまで40分ぐらい歩いたのかな?

道中特に変わったところはなかったんだけど、帰りに気づいたのはホワイトからグリーンへのボードウォークが出来ていること。いや厳密には途中なのかな。試しに歩いて行ってみることに。まだ気づいてる人も少ないのか人通りも少ないのはいいんだけど、なんかすげー森の中に通ってる感じ。途中からはボードがなくなり、ケモノ道みたいになってくる。硬い茎とかが地面から沢山出てたりするしコケたらそういうのが刺さって死ぬんじゃないかとびびりながら歩いてきました。

結局普通にホワイトから歩いてくるよりかなり疲れた感じがするんですけど、来年にはきちんとした道になるのかな。

グリーンに戻ってきてみると、すでにSIMPLE PLANのライブも中盤を過ぎた感じ。でもせっかくだから前のほうに行ってみる。ちょっとナメられやすい曲をやってるバンドだけど、演奏はすごくしっかりしてるし人気のあるアメリカのバンドならではの盛り上げの巧さ。ラストはPerfectとI'm Just A Kidどっちがいい?とアンケートをとって歓声の大きかったPerfectでシメ。個人的にはI'm Just A Kidみたいなアップテンポの曲で終わってくれたほうがよかったけどPerfectも十分盛り上がってました。

SIMPLE PLANのあとは17:30のTHE MUSICまで特に観たいのはなし。こういうとき他のステージに行って知らないバンドを観るのもいいかなあと思ったんだけど、今回は音楽ももちろん大事だけどフジの音楽以外んとこも楽しもうと決めていたので、念願のドラゴンドラに行くことに。今年からRED MARQUEEの横から行けるようになっていたんだけど、これ行くまでが結構坂がキツいのね。ついさっきフィールドオブヘヴンまで行ってきたばっかなのでひーひー言いながらジジイはゴンドラに向かいます。どうでもいいけどドラゴンドラとドラゴンランドは似てますね。

このドラゴンドラ、毎年オススメされてるし毎年乗ろうと思ってはいたんだけど、正直あんま期待はしてなかったり。でも乗ってみたらこれがなかなかのもんで。乗る前に「所要時間:22分」って書いてあって「え?そんなになげーの?」とビックリしたんだけど、ほんとに遠くまで行く。最初は眼下に見えるグリーンとかホワイトなんかを見て「うわー、こんな遠くまで来たんだー」とか言ってたんだけどゴールはそれよりもはるか先。

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ゴンドラは正面の窓の上のところが開くようになっていて、そこから手を出して(ホントは手出しちゃイカンのだろうけど)スレ違うゴンドラの人たちに手を振ります。なんか手を振ってる人ってみんな「えへぇ」って顔してるのが笑える。ピースフルとかそういう雰囲気というよりも、単純にユルんでるという感じの表情。こっちもそういう顔になってるんだろうけど。

で、このゴンドラただ淡々と進んでいくわけでもなく、アップダウンがすげー大きいの。山を3つとか4つとか越えていくのな。山をグングン登っていってそこにゴールがあるかと思いきや、すげー深い谷を降りていくみたいな。軽いジェットコースター感覚。そのたびに「うぉー、すげー!」とか言ってたんだけど、ふとゴンドラ内に貼ってあるチラシみたいのを見ると「すげー!の連続!!」とか書かれてた。ほんとにすげーすげー言ってた自分の底の浅さを見透かされていたようで、ちょっと恥ずかしかった。

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こんなとこをズンドコ登って下ってたどり着いた先がDAY DREAMING AND SILENT BREEZE。下とは随分気温が違う。上着持ってくればよかったー、と思いつつもしばし涼しく澄んだ空気を堪能。それにしてもここもまた随分ユルい空気が漂うというか、パンダとかタヌキの着ぐるみがいて、「だるまさんがころんだ」やりましょうー、みたいなイベントがあって。わぁはぁはぁ~と集まる人々をほんとにやりたいのかそれ!と横目でみながらシーソーとかにムキになってました。

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これはまったくスピード感のないターザン。わお!おねいさんの黒ブラがセクスィーだ!そんな感じでひとしきり遊んで、さあそろそろ戻るかーと思ったらポツポツと、いやバラバラと大粒の雨が。うわーこりゃきっついわーと思ってゴンドラに乗ると、その雨脚はさらに強まるばかり。途中からは「豪雨」って感じになってしまってゴンドラの中で微妙にテンションダウン。雨は明日からだと思ってたのに今日からかよー、みたいな。ほんとすげー雨でした。

でも!ゴンドラが下界に到着すると雨が上がっている!ゴンドラに乗ってたのは22分間だけど、下界ではもう少し長い時間雨が降っていた様子。俺らが上に行ってる間に雨が降って、帰ってくる前に止む。なんてできた雨なんだろう!!わーい!!昨日の財布からしてなんか今回は俺神様にかなり愛されてるみたい。

とかなり調子こいたこと考えていたんですが、やっぱそう簡単に天気が回復するわけでもなく、HIGH-LOWSんときも途中からパラパラと雨が降ってました。ほんとこの人たちってフェスに強いというか否が応でも盛り上がらざるを得ない音楽だよね。GREENの客もかなり多かった。相談天国の「雨はもう止んだ」ってとこでうまく雨が止んでたりしないかなと思ったんだけど残念ながらこの歌詞のときのも雨が降ってました。

でもそんなことが彼らのライブに影響するわけもなく、聴いてるこっちもなんだか嬉しくなってしまうようなMCとかっこいい音楽を楽しむことができた。

続いては最初から観ようと思っていたTHE MUSIC。どうもこないだの来日公演について聞こえてくる感想が芳しくなかったし、去年のサマソニ、引いてはその前の来日公演でもなんかイマイチだったもんでまったく期待せずに。なんかさ、このバンドって初来日とその後のフジロックでたまたま奇跡のようなライブをやっちゃったもんで一気にBIG IN JAPANみたいな存在になっちゃったけど、そもそもまだそんなにすげーバンドじゃないんじゃない?とか思うようになってきた。2ndはそこそこよかったけどさ。

だからあんま期待しないようにしようー、と思ってたんだけど、案の定Take A Long Road And Walk Itで始まったライブは、ショボい。以前あったような勢いで突っ走って破綻寸前というか完全に破綻してしまっていながらもそこから生まれたスリルみたいのがすっかり無くなって、演奏は非常にゆったりとしたテンポになってて。落ち着きとか成長とかそういうポジティブな言葉で表せるものじゃなくて、単にトロくなったってだけのような気がする。ロブはすっかり堂々とした佇まいをみせるようになったし歌も安定してきてはいるんだけど。

新作からのFreedom Fighterもなんかタルーく終わってしまい、あーこりゃやっぱダメだなとか思い始めてたんですが、そこまではエンジンがかかってなかっただけなのか、その次のCessationあたりから急に楽しくなってきた。おかしい。やっぱこのバンドすごい・・・のかな。よくわからん。ライブの途中からかなり激しい雨になってきたんだけど、それがまた妙にテンションを上げる効果があったというか。The Peopleとかはもっともかっこよかった頃の演奏を味わってしまっているからダルダルに聞こえてしまったんだけど、その後プレイされた新作からの曲は単純に楽しむことができた。Bleed From Withinはかなり興奮しちまったぜ。

激しくなった雨も後半になると止み、雲が低いこともあって幻想的な雰囲気でした。そして夕焼けも。これはキレイだったなあ。ちょうどこの頃はキングトーンズが出演してたはず。すげーハマっただろうなあ・・・。ミクシィに「涙こらえて~、と歌われたけど、こらえられませんでした!」って書き込みがあったんだけど、俺もこのシチュエーションであの曲聴いてみたかった。2002年の井上陽水級によかったんじゃないだろうか。

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次のCOLDPLAYが始まる頃にはすっかり日も落ち、彼らの音楽にはピッタリのシチュエーション。1曲目はアルバムと同じくSquare Oneで幕を開ける。ステージを照らすことよりも、暗さをうまく美しさに使った照明は大自然の中というシチュエーションにピッタリ。続くPolitikでは歌詞を「僕が欲しいのはKAISER CHIEFSやTHE MUSIC、FOO FIGHTERSなんだー」と変えて会場を盛り上げる。この曲の中盤以降の美しく悲しい展開は反則だよなあ。そして続くはYellow。2003年に昼間GREENで聴いたときの解放感も素晴らしかったけれど、夜聞くとまた違った美しさを伴っていてたまらない。

God Put A SmileではFOO FIGHTERSのBest Of Youをいきなりガナったりしてたクリスですが、その後もことあるごとにこの曲を歌う。よっぽど気に入っているのかしら。

正直言うと新作は最初はいいと思ってたんだけど何度か聞くうちにサウンドから醸し出す「セレブ臭」みたいのが気になってあまり聞かずにラックにしまっていたんだけど、こうして無邪気に歌うクリスと最高の環境で聞くと素直にその曲の素晴らしさが伝わってくる。Speed Of SoundもWhite Shadowも掛け値なしに素晴らしかったです。

個人的なクライマックスはThe Scientist。悲しくて、なんて美しいんだろう。クリスのモッタリした声と歌が本当に素晴らしい。

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その後はちょっとダルめなアコースティックセットがあったりして昼間の疲れが出て眠くなったりもしたんだけど、ラストのIn My Place、Fix Youでまた盛り上がり、大団円て感じでした。もちろんバンド単体でも素晴らしい演奏、歌だったんだけど、そこに大自然に囲まれたGREENステージという最高の環境が加わり、音楽の素晴らしさをさらに一段上に引き上げていたと思う。いいもん観たなあ。

と満足にひたりながら一旦戻って座って休み、今回のフジロックですっげー楽しみにしているアーティストの一つ、FOO FIGHTERSのステージを待つ。こないだMTVで放映されたライブと同じ沢山のスピーカーをごちゃっと一つのオブジェにしたようなステージセットが組み立てられている。そのライブでは緑のレーザー光線がバリバリ使われててカッコよかったんだけど、野外のデカイステージでそれ使ったらさらにすげーんだろうなあ、でもGREENのトリとしてはお客さんちょっと少なめ?みたいなことを考えていたらいきなりかき鳴らされるギターが聞こえてくる。

ライブのオープニングはIn Your Honor。Can You Hear Me!!ときったない声で絶叫するデイヴに「聞こえてるぜ!!」と思わず叫び返したくなる、これから始まる壮大なロックショウを予感させるイントロから爆走パートになだれ込むと会場全体も大爆発。さらに間髪入れずにAll My Life。これがもう鳥肌モノのカッコよさで、テンションが上がる上がる。その後もTime Like These、My Heroと名曲を続けざまに叩きつけてくる。デイヴはオヒェエ!!!(Oh Yeah) ヒャウィゴー!!(Here We Go)と声をひっくり返して絶叫し、そのたびに大きな歓声。いやこれまた反則の流れです。

大好きなCOLDPLAYに贈るよ、と始まったのはしつこいまでにクリスが歌っていたBest Of You。この曲では先述のレーザー光線が大活躍。マイクに噛み付くような、というよりはマイクを噛み砕くようなデイヴのシャウトと苗場の大自然に負けないぐらいスケールの大きい演奏を聴かせるバンドによって叩き出されるこの極上のエモ・ロックをさらに壮大に彩っていた。いやマジでこの曲好きだわー。中盤のギターの激しくエモいメロはたまらなくカッコイイし、曲の起伏の激しさに伴ってこちらの感情もめちゃめちゃ揺さぶられる。エンディングがバシっと決まったときには鳥肌立ちました。そんな男・デイヴのシリアスな面を強調したBest Of Youが終わるとゆったりとしたギターとリズムに乗せてのユルーいMC。「ふじろっくぅ」という力の抜ける呼びかけで始まって「俺がフジに来ると必ず雨が降る。俺が来ないといい天気。」みたいな愚痴や、いやらしい雰囲気での「次の曲は・・・美しい恋人たちに捧げるよ」みたいなMCがまた会場の雰囲気をさらに親密なものにする。「ハァイ!」といういくらちゃんというよりキンパチ先生のような返事でさらに会場を笑わせ、Up In Armsへとつなげるんだけど、この選曲は嬉しかった!

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Stacked Actorsではデイヴがステージを降りてPA塔に登ったりして周辺を混乱に落し入れ、アンコールではデイヴがドラムを叩き、テイラー・ホーキンスがヴォーカルをとってのCold Day In The Sunをプレイするなど見所満載(やっぱテイラーよりデイヴのドラムのほうがはるかにカッコイイんだけども)のライブは、This Is A Call、Monkey WrenchやBreakoutなどの定番ソングも凄まじい盛り上がりで終了。もう呆然とするぐらいかっこいいライブでした。

ただ、残念だったのは大好きなEverlongがデイヴ1人の弾き語りだったこと。思い入れも深いこの曲はフルバンドで聴きたかったなあ。あとせっかくだから新作からもう少し聴きたかったかも。No Way Backとかさ。まあそれは今後の単独公演に期待することにしよう。やけっぱちな勢いと男臭い力強さにとびきりのユーモア、さらには胸をしめつける哀感をちりばめた彼らの音楽を心ゆくまで堪能できたし、大満足。初日からCOLDPLAYとFOO FIGHTERSの素晴らしい2連発でほんと幸せな1日でした。

しばしレジャーシートで放心してからずっとガマンしてたゴハンを食べにオアシスへ。

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ちょっと暗いね。左がチキンカレー、右はウンコみたいに見えるけどシシカバブです。マハッタという店で買ったんだけど、多少カレーに深みが欠ける気はするものの、シシカバブを砕いてカレーに入れるとこれが見事なケミストリーを。マジうめー。

ほんとはもう少しゆっくりいろいろ見て行こうかと思ったんだけど、まだまだ初日だし昼間の疲れも素晴らしいライブが終わったとたんにデロっと出てきていたのでささっと宿へ。風呂に入って、死んだようにグッスリ眠りました。ステキな一日でした。

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2005年07月28日

7月28日 Fuji Rock Feastical '05 出発&前夜祭

おはようございます!今日出発なのにまだまだ荷造りは終了しておらずー。虫除けだの日焼け止めだのいろいろ入れていくとどんどんカバンが重くなりやがる。毎年でっかい肩掛けカバンで行ってたんだけどこれだと東京駅に着くまでとか宿まで歩くのがホント辛いのよね・・・とオッサン臭くグッタリしてたところ、そんなバッグよりいいのを発掘。

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重いの肩に掛けるよりこういうのガラガラ引っ張っていったほうが楽かも、と思って出発1時間前になって全荷物入れ替え。これプラス会場で荷物持ち歩くためのリュックで出発。

あちぃ。中山きんにくん的白タンクにリュックとガラガラを引っ張って駅に歩いていくだけでも汗がしたたり落ちてくる・・・けどやっぱこのガラガラのほうがめっちゃ楽じゃん!ラッキー。こら今年のフジはしょっぱなから調子いいぜ!とウキウキしながら山手線に乗り換え、東京駅へ。待ち合わせをして、まずは電車の中で食う弁当を買うぜ!!

と思ったら。

財布が。

無い。

え。

・・・

 と

  し

   た

    ?

      落としたみたいよ。


まじで!デジマ!出島?デジタルマーケティング!

がびちょーん。というわけで焦っていてもしょうがないのでとにかく改札だのホームの事務室だのを駈けずり回る。どこにも届いてねー!ちょうど池袋に着いたころの電車の中もチェックしてもらったけど当たり前のようにねー!!

そもそもなんで落としたかというと、俺が痛快ウキウキ通りで引っ張ってたガラガラの側面にあるポケットが、ポケットではなかったから。どういうことかっつーと

真正面から見ると
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こんな感じになってるの。

これさ、ポッケが二つ付いてるように見えるじゃん。俺の財布は二つ折りなのでちょっと分厚くてお尻のポッケには入りにくいのよね。でも電車に乗るときはスイカとか定期とか使うからバッグの中に入れて出し入れするのもめんどくさいし・・・と思ったらガラガラにちょうどよくポッケついてんじゃん。ならそこに入れておけば楽ちんだぜ!とばかりに上のポッケに財布を突っ込んで上にハンカチを乗せといたの。

そしたら。そしたらですよ。そのポッケは実はポッケでは。なかったの。です。

そのポッケを真上から見ると
ana1.JPG
こんな感じなの。

わかるかしら。二つあるうちの一つは確かにポッケなんだけど、上のポッケ・・・はポッケじゃなくて、中が筒抜けになってやがんのよ。で、そこに俺は財布を突っ込んだわけなんですけど、そうなるとどうなるか。なんと、すとーんと下に落ちてしまうんですねー。わお!ビックリ!俺の分析力すげー!!

と、落とした理由がわかったところでどうしようもなく。フジのチケは別にしてあったので問題ないんですが現金4万円と新幹線チケット、さらには免許証保険証キャッシュカード等々が満載なのでこりゃもー困った困ったタコ舞った。

まずは各所に電話してカードをストップ、さらには保険証とか免許証とかを悪用されないために母ちゃんに連絡して警察に落し物届けを。いやそれで悪用が止められるのかもよくわかってないんですけど一応届けを出しておけば「それ落としたのを拾われて使われたんです」って言い訳できるかな、みたいな。

っちゅーかねー、もう財布は出てくる確率低いだろうし、こうなったら開き直るしかないよね。幸い同行者もいたからお金は借りることはできたしチケは無事だし、無理やりポジティブシンキングで行くぜ!ほら、チケだけ落としてたら金とかあってももっと凹むことになってたし、財布は落としても少なくともフジは楽しめるしさ。よっしゃ新幹線でゴーだ!

というわけですったもんだのあげく、予定より1時間半ほど遅い電車で現地に向かう。その新幹線の中で食べ物チェックしたりミクシィに書き込みしたり、テンションをあげつつあっという間に到着。やっぱ涼しいねー。ピーカンで陽射しは強いんだけどやっぱ東京とは全然違う。当たり前ですけど。

同行者にお金をおろしに行ってもらってる間に俺はシャトルバスに並んでおく。前夜祭から行くと、初日入りと比べるとシャトルバスの列が短いしすげー楽なのよね。初日の朝早起きして新幹線乗ってここに長時間並んでホテル行ってライブ・・・だとやっぱ疲れるし、前夜祭から行くのがもやしっ子の僕にはすごく楽なのです。で、今は天気いいけど明後日からは雨降るんだよなあ・・・でも雨対策はしっかりしてきたし・・・あ、去年も使った靴カバー今年も大丈夫かなあ、途中で壊れそう・・・とか考えていたらふと財布を落としたことを思い出してまた改めて凹んでみたり。資格の登録証明書だのHMVの満点カードとか入ってたしなあ。HMVはゴールドなのにまた最初からかあ・・・。4万てやっぱデカいよな・・・家賃じゃんなー・・・ああ東京帰ったらいろいろめんどくさいなあ・・・みたいなことをちまちまチマチマ考えていたら携帯に電話が。050で始まる知らない番号。

「もしもし?」

「あ、とぉみざわさんですかぁ?」

「はい」

「あ、とぉうきょう駅なんですけどねえ、財布、見つかりましたよぉ」

「え?」

「さっき財布落としたっていう届けだしてったでしょぉ。それ、届いてたみたいで。中身も無事でしたよ」

ああ、神よ・・・いつもの僕の行動を見ててくださったのですね・・・このフェスが終わったらメタルとか聴くのやめて、一生CREEDとかSTRYPERだけを聴いて生きることにします!!と思わず目をつぶってひざまずいて感謝と誓いの祈りを捧げたり、はもちろんしないけれどそれぐらいの勢いで。これがテキストサイトならば、フォントをデカくして色文字にしたくなるぐらいのテンションで。

拾ってくれたのが通りすがりの人なのか駅員さんなのかわからないけどともかくありがとう!僕の前に並んでるあなたにもありがとう!横の君にもありがとう!!あ、今前を歩いていった現地のおじさんもありがとう!!!という気持ちでいっぱいになり、一気にテンションアップ。もう映画マスクでジム・キャリーがマスクを着けた直後みたいな感じになりました。

そんなわけで怖い物がなくなった俺はバスで座れなくともまったく疲れることもなく、意気揚々と宿へ。今年は苗プリとれなかったんで電話かけまくって別の旅館に。苗プリってあの値段でこの部屋かい!と言うむしろ萎えプリの衝撃だけど、今回泊まったような旅館は設備はボロくとも値段が安いから納得できる。風呂に入れてゆっくり寝れればそれでいいんだよな。朝飯とかいらないし。ただ、風通しが悪いし微妙に汚い。微妙にというか布団とか大丈夫かな・・・と思うような雰囲気を醸し出しております。まあ臭いわけじゃないしいっかー、テレビも観れるし、とテンションの上がっている俺は一休みせずに前夜祭に向けて出発。苗プリじゃないから距離もちょっと遠いかな、と思ってたけど全然平気でした。宿からゲートまで歩いて20分弱。最初に参加した2002年のときって坂をずーっと登っていかなきゃならないすげー遠いとこにあったんだよな。それと比べたら全然いい。苗プリからもなんだかんだでかかるしね。

サクサク歩いてゲートに到着。今年はリストバンドもチケットと一緒に送られてきていたのでリストバンド交換に時間がかかることもなく・・・って前夜祭は別にリストバンドいらないんだけど、こうやって一つプロセスが減るだけで大分楽になるよね。

すでに日が暮れて暗くなった道を歩いて行くと、左前方から盆踊りのリズムと大歓声が聞こえてくる。

zenya.JPG

写真だとよくわかんねーけどすでにオアシスエリアは人で満杯て感じ。到着すると会場では盆踊りが終わってプレゼント抽選会の終盤。さあ何から食うべかなーと思って移動しようとしたらカウントダウンが始まって、花火開始。

hanabi1.JPGhanabi2.JPGhanabi3.JPG

まあ普通の花火なんですけど、こういう場で見るとやっぱ興奮するわけですよ。キレイだったなあ。で、花火が終わってさあ飲んで食べてタイムです。まずは何食おうかなーってことで思いつくのはやっぱモチ豚。明日からは列が長くて買う気も失せてしまうので、人気アイテムは前夜祭のうちに食べておこうってことでちろっと並んで食べる。実はみんなが絶賛するほどこのモチ豚好きってわけじゃないんだけど、なんかこう、来たら食べたいというかそんなイベント感覚で。

と、そうこうしているうちにやぐらでイベント開始。誰だべーと思っていたらポカスカジャン。おら東京さ行くだをボサ・ノヴァアレンジしたり、テレビではできませーんと言って将軍様ネタやったりして受けてました。
ポカスカジャンが終わるとRED MARQUEEではライブも始まったようで、オアシスエリアの人口密度も大分低下。お酒を飲みつつモチ豚に続く食べ物を物色。

kebab.JPGthainoodle.JPGpokaska.JPG

ビーフ・ケバブを食べ、タイ・ラーメンを食べる。いっつもこのタイラーメン食べるときに辛いのかけすぎるんだよな。今回もご多分に漏れずかけすぎてしまい、フィーフィー言いながら食べました。今回は少なめにしたつもりだったんだけどなあ。ああ胃が熱い。

そうこうしているうちに大道芸もスタート。ぼーっと見ていると、ご指名を受けて芸の手伝いをさせられる。これ去年もやらされたんだけど、めちゃめちゃ緊張すんのよね。今回は両サイドに3人ずつで綱引きみたいな感じでロープを引っ張ってその上に芸人さんが乗るってやつだったんだけど、人が乗るぐらいピンとロープを張るには本気で引っ張りあわなきゃいけないし、乗ったら乗ったでさらに力が要るし高さも一定に保たなきゃいけないので、本気でキツかったです。腕も痛いがお尻と太ももが猛烈に筋肉痛になりそうな予感。

でも去年は火のついたタイマツを筒の上に板を置いてバランスとってるお兄さんに投げる役だったから、それよりは気が楽だったような気もする。

と、この大道芸の後に少しプラっとして、前夜祭は引き上げることに。あ、ライブ一個も見てないじゃん。

宿に帰って風呂に入って、おやすみなさい。


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2005年07月26日

フジロック予定

だーっとタイムテーブル見てると今年は「絶対観たい」は例年に無く多いんだけど「ちょっと観てみたい」が少ないことに気づいた。ってことで「絶対観たい」以外は超のんびりモードにしようかと。昼間は山登りモードって感じで。

29日
12:25 SIMPLE PLAN (green)
13:55 THE LONGCUTS (red)
15:40 LISA LOEB (orange)
17:30 THE MUSIC (green)
19:20 COLDPLAY (green)
21:30 FOO FIGHTERS (green)

この日はTHE MUSICまでは特に観たいのないんだよなー。SIMPLE PLANとTHE LONGCUTSとLISA LOEBをだらっと観にいくぐらいか。あ、ザ・キングトーンズは観たかった。この時間に持ってくるって確信犯だよなー。でもさすがにTHE MUSICをとります。

30日
11:30 ジュリエット・ルイス (white)
13:55 PRAXIS (red)
14:20 MAXIMO PARK (green)
15:30 THE BRAVERY (red)
17:30 ASIAN DUB FOUNDATION (green)
19:20 BECK (green)
20:30 MERCURY REV (red)
21:30 FATBOY SLIM (green)

11:30ホワイトって起きれなそうな気もする。あー、この日は後半悩む。RYAN ADAMSも観たい・・・。

31日
11:00 THE KNACK (green)
12:40 OCEANLANE (red)
14:20 EGO-WRAPPIN' (green)
15:50 ATHLETE (white)
17:20 DOVES (white)
18:50 BOOM BOOM SATELLITES (white)
20:30 THE MARS VOLTA (white)
22:30 SIGUR ROS (white)

もうホワイトに骨を埋める勢いで。ラスト3発はすげー楽しみ。シガーロス寝ずに頑張るぜ!昼間はエゴラッピンの代わりに15:00からの押尾コータロー行くのもいいな。

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2005年06月19日

ショーーック

QUEENS OF THE STONE AGEフジロック出演キャンセルだってよー。

ギターが怪我したって。んー、これは痛い・・・けどこれで心おきなくASIAN DUB FOUNDATIONとBECKが観れるってことで気持ちを切り替えよう。新作ハマってきてたのになあ。クロージングバンドにPRIMAL SCREAMが決まったけどあんま嬉しくもなし。

投稿者 trouble : 21:04 | コメント (52) | トラックバック

2005年04月30日

FUJI ROCK FESTIVAL '05 出演アーティスト第5弾発表

ステージ別出演者発表!

おおおおTHE MARS VOLTACOLDPLAY!!!うれすぃーーー。COHEED AND CAMBRIAも観よう。とりあえず二日目のASIAN DUB FOUNDATION、BECKとQUEENS OF THE STONE AGE、MERCURY REV、RYAN ADAMSがかぶっちゃいそうなんだけど、それ以外は観たいの大体観れそう。っつーか3日目のWHITE STAGEすげえ。この並びだけで興奮しちゃいます。3日目のGREENはもう一つぐらい大物来るかな?

いやいやマジ盛り上がってまいりました。

ってまだ夏休みは先なのよね・・・。

投稿者 trouble : 23:24 | コメント (1) | トラックバック

2004年08月04日

Fuji Rock Festival '04

フジロック、今年は意外とマッタリ見れたかな。夜のボードウォークとヘヴンの美しさも堪能したし、いっぱいおいしいものも食べたし、気持ちいい風と気持ちい青空にも恵まれたし。ちっとは雨も降ったけど、去年の辛さと比べたら天国でした。クツカバーも活躍してくれたし、言うことなしですよ。今年一年また来年のフジを楽しみに生きていこう。ってその前に試験です。

今年観たバンドと一言感想を列挙しておく。細かいことは自分とこのフジロック観戦記で書く。かもしれない。
7月30日
SIKTH
THE KILLERS
SNOW PATROL (5,6曲だけ)
HAVEN
ASIAN KUNG-FU GENERATION (2,3曲)
PJ HARVEY
PIXIES
CHRIS ROBINSON & NEW EARTH MUD

期待しないで観たTHE KILLERSが意外とよかったんだよな。どことなくニューウェーブっぽいからイギリスのバンドだと思ってたけどアメリカなのね。一方期待はずれだったのがSNOW PATROL。演奏に迫力が感じられないこと、どうもメロに引っかかりを感じないということで5,6曲聴いたところでHAVENのために移動しちゃいました。そのHAVENも相変わらずというか、演奏はうまいんだけどつなぎのとことか曲のエンディングがなんか適当っぽかったりとか痒いところに手が届きそうで届かないもどかしさを感じるんだよね。まあギャリーのあの歌さえきちんと聞ければそれなりに満足できるんだけども。DONT SAY A WORD聞きたかったなあ。

アジカンは凄い人気でした。レッドマーキーに一番人が入ったのは彼らのときじゃないだろうか。でもイマイチ音楽的に好みじゃないし、ライブの見やすい日本のバンドよりも他のライブを楽しもう、とすぐ出てきちゃった。PJ HARVEYは迫力満点。女性の、核の部分を目の前に突きつけられるような、そんな感じ。今のALANISよりもずっと生々しい。PIXIESはとにかくルックスのインパクトがすごい。海坊主だよあれ。音楽的にはイマイチはまりきれないんですが、轟音サウンドとポップなメロ、みたいなところで俺が好きなバンドが彼らに影響を受けてるところはすごくよくわかった。このバンドを好きになれないのは「BEATLESに影響を受けたバンドは好きだけど、BEATLES自体にそんな興味がわかない」っていうのと似てるかな。

本日一番の目当てだったCHRIS ROBINSON。ソロになったもんだと思っていたのですっかり彼の歌を堪能しまくれるんだろうと思ってたんですが、実際は彼の歌よりもジャムバンドっぽい雰囲気で肩透かし。ただ、演奏はいいし、やっぱりクリスの歌の素晴らしさは言うまでもなく、バンドの方向性に慣れたら気持ちいったらなかったよ。

7月31日
JAMAICA ALL STARS (ちろっと)
THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE (ちろっと)
ESKOBAR
FRANZ FERDINAND
BEN HARPER AND THE INNOCENT CRIMINALS
COURTNY LOVE (半分)
JIMMY EAT WORLD
THE CHARLATANS
THE CHEMICAL BROTHERS

JAMAICAとジミヘンはシートの上でゴハンを食べながら。ESKOBARは礼儀正しくオシャレなスウェーデン優男って感じのサウンド&ルックスだったけど、ラスト前でいきなり「行くぞー!1,2,3,ダー!!」ってやってたのが笑えた。FRANZ FERDINANDは評論家が絶賛してるって時点で嫌いだったんだけど、ライブで聴くと踊らされるねー。THE STROKESと同じでライブで観ると「確かにいい」と認めさせられる感じ。
BEN HARPERもシートの上でまったり気持ちよく聴いてたんだけど、このとき結構雨が降ったんだよね。彼らのサウンドは夏フェスにピッタリ!って感じの夏サウンドだけにちょっとかわいそうだった。
今日の主役はなんと言ってもコートニー。予定時刻を過ぎても全然出てこないので「やっぱ来れなかったんじゃねーか?」とか「今になってイヤだとか言い出したんじゃねーの?」とかの声がちらほら聞こえ出した頃に登場。「あれシラフ?」ってぐらいの立ち振る舞いで歌詞は覚えてない、声は出ない、客の反応の悪さにキレる、とある意味期待通りの展開。客もドン引き。お祭の中だからこれはこれで楽しめたんだけど、これが単独だったら・・・っていうかやっぱコートニーはおもろい。そして音楽雑誌の人たちはこれを貶したらロックのスリルがわからないって言われるんじゃないか・・・とビクビクしつつ「コートニーはロックだった」とか書くんだろうなあ、と思った。素直に貶せよ。
JIMMY EAT WORLDはコートニーとは正反対のとことんまでに音楽に真摯な姿勢で取り組んでる感じでこれもこれでよかった。いきなりSWEETNESSから始まったから焦ったよ。横殴りの雨の中、素晴らしいパフォーマンスでした。THE CHARLATANSはベテランの素晴らしさ。演奏はしっかりしてるし盛り上げる術を知ってるって感じでした。ケミカルはいきなりHEY BOYで始まって焦ったけれど、全体的にはイマイチ?一昨年のフジでの前半のほうが凄かった気がする。楽しかったけどね。

8月1日
STELLASTARR (ちろっと)
JAMIE CULLUM (半分)
SOUTH
MUM
PRAXIS (ちろっと)
THE LIBERTINES (ちろっと)
JET
KEANE
WHITE STRIPES (半分ぐらい)
ASH

STELLASTARRはまったく期待せずに観たらなかなか良かった。ニューウェーブ風味もあるポップロックって感じで。JAMIE CULLUMはおそらく知ってる人もあまりいなかったのかな、って感じだった。最初は客もまばら。ところがジャズピアノと優しくも力強い歌と、ピアノに飛び乗ったり走り回ったりのパフォーマンスを伴っての演奏がカッコイイ。曲自体はそんなにいいとも思えなかったんだけどJEFF BUCLEYの曲なんかも交えつつの熱演で通りがかった人たちが「誰これ?」って感じでどんどんステージ前に集まってきてた。俺はSOUTHを観るために途中で抜けたんだけど、RADIOHEADのHIGH&DRYなんかもやったみたい。聞きたかったなあ。
で、そのSOUTHなんですがこれも良かった。思った以上に力強い感じで軟弱なUKロックって感じはなかった。むしろアメリカのエモロック系に見られる時折見せる激しさが力強くてよかったです。MUMは真夏の炎天下にまったく似合わないポストロック・音響系。メンバー自らセッティングしてました。癒し系を超えて妙なおどろおどろしささえ感じさせるその冷たくも美しいサウンドに引き込まれました。SIGUR ROSとかBJORKとか、アイスランドには何か危険な匂いがします。あ、QUARASHIもアイスランドだっけ。
PRAXISはちらっと観て俺には合わないなと退散。LIBERTINESはちらっと観ただけで、去年と同じくピーターなしっつー布陣でしたが演奏は去年よりよかったような。でも音楽的に興味ないからすぐパス。JETは確かに去年のレッドマーキーでのライブは素晴らしかったけれど、いきなりこんな人気バンドになるとはビックリです。タイアップって凄い。ライブも盛り上がりまくり。このバンドはCMの曲だけじゃなくて他の曲もカッコイイし、堂々としているのでグリーンで観てもショボくない。
KEANEはかなり期待していたんだけど、まあまあかな、って感じ。演奏はしっかりしてるし声も出ているんだけどそれ以上のサムシングはなかったような。意外と一本調子というか。なんか「曲はいいんだけど心に残らない」ってとこでCALLINGと似てるかも。WHITE STRIPESはなんだかんだで求心力を持っていて、メグのリズムも上手いわけじゃないのに妙に気持ちいい。そんなSTRIPESを切り上げてASH。これがもう素晴らしくて。「あのヘナチョコASHがよくぞここまで」と感無量になるお父さんお母さん多数。っていうかすげーテンションだ。新作と前作に過去の代表曲を絡めて、って感じだったけどとにかく全曲キラーチューン。どの曲もコールやイントロの直後に「うぉおおお!!」っていう声が上がって盛り上がる。盛り上がりなら今年のフジで一番じゃなかったんだろうか。

目玉はなかったけれど、行ってみたらやっぱり楽しいのよね。本当は音楽以外のとこの素晴らしさについても触れたいんだけど、変に信者っぽくなるのもイヤだしな。でも食べ物もおいしいし、ほんと素晴らしいフェスですよ。死ぬまで行きたい。

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2004年07月26日

フジロック

そんなこんなでもうフジロックなんですよね。
一応今回の予定をちろちろっと考えてみました。

30日
11:30 - 12:10 SIKTH red marquee
13:55 - 14:40 SNOW PATROL red marquee
14:40 - 15:30 HAVEN green
15:10 - 16:00 ASIAN KUNG-FU GENERATION red marquee
17:40 - 18:40 PJ HARVEY green
21:30 - 23:00 CHRIS ROBINSON field of heaven

31日
12:40 - 13:30 ESKOBAR red marquee
14:20 - 15:10 STERIOGRAM white
15:40 - 16:40 BEN HARPER green
18:50 - 19:40 JIMMY EAT WORLD white
20:30 - 21:30 CHARLATANS red marquee
21:30 - 23:00 CHEMICAL BROTHERS green

1日
11:00 - 11:50 SOUND TRACK OF OUR LIVES green
12:50 - 13:30 SOUTH white
14:20 - 15:10 MUM white
16:30 - 17:20 THE STILLS red marquee
18:20 - 19:20 KEANE red marquee
20:30 - 21:30 ASH red marquee

今年はこれ!ってのが無い代わりに観たいのはどれも
微妙にかぶってるんだよね。初日はSNOW PATROLとHAVENの
どっちかのケツかアタマは観れないし、CHRIS ROBINSONと
BASSMENT JAXXが半分ぐらいかぶってて。
2日目はFRANZ FERDINANDとSTERIOGRAM。CHARLATANSと
CHEMICAL BROTHERSもかぶりそう。
最終日はKEANEとWHITE STRIPESがかぶってるけど
STRIPESはヘッドライナー扱いで時間は下がるかもしれないから
そうするとASHとかぶるわけだ。まあ今年はのんびり観てきます。
音楽以外のとこであそんでこよっと。

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