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2004年09月30日

期待の新譜とかEUROPE BESTとか。

なんか一週間以上CD買ってないと「最近CD買ってない!」って思っちゃうのは病んでる証拠だよね。6日に色々出るっぽいのでそれまでは買わないぞー。ちなみに6日はTHE USED、SONATA ARCTICA、DREAM THEATERのDVDなんかが出るんだけどトッププライオリティはISISのPANOPTICON。なんかCROSSBEATとかROCKIN' ONのレビュー読むとかなりすげーことになってるみたいなんすけど。MOGWAIのライブの後にISISの新作、ってのはなんかいい流れよね。マジ楽しみ。

そんなわけでCDを買わずに健康的に過ごしている俺は、ふとEUROPEベストを作ってみた。なんか最近EUROPEネタばっかだね。CONVERGEとかばっか聴いてたからその反動でこういう音が恋しくなってるのかな・・・っていうか三つ子の魂百までってことかしら。

1. Seven Doors Hotel
2. Wings Of Tomorrow
3. Girl From Lebanon
4. In The Future To Come
5. Flame
6. Ninja
7. I'll Cry For You
8. Halfway To Heaven
9. Open Your Heart
10. Start From The Dark
11. Boyazont
12. Prisoners In Paradise
13. Carrie
14. Scream Of Anger
15. Cherokee
16. Stormwind
17. Tomorrow
18. The Final Countdown

一応作ってみたけど選曲と曲順はまだ微妙。通して聴いてみるとIn The Future To Comeがなんかイマイチ。1stの曲はヴォーカルきっついよね。後のと比べると。Heart Of StoneとかHomeland、HeroもしくはAphasia、Break Freeあたりに変えようかしら。Final Countdownも今更いらないしな。というオタクな遊び。その対象がEUROPEってとこがまたなんかアレですよね。

こうして聴いてみるとPRISONERS IN PARADISEにはホントいい曲が沢山入ってたなあと思う。あと久々に聴くとNinjaっていい曲だなあと思ってしまった。サビの詞のインパクトに隠されちゃうのがかわいそう。

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2004年09月29日

ぶどうまん

駅名表示のプレートの文字がパーツを消されたり点を付け加えられたりして「ぶどうまん」になっていたことがあった。王子の駅のホームには「玉子」に変えられたプレートがあったが、「ふどうまえ→ぶどうまん」のほうがなんかアーティスティック。みずみずしい実をたくさんつけた房がアタマになっている紫全身タイツの怪人。

8月ぐらいにオープンした定食屋があって、味は非常においしい。夜行くとちょっと高いけどランチは800円。煮魚、焼き魚のどちらかをチョイスして、さらに付け合わせも5種類の中から2種類選べてゴハンはお代わり自由、魚もつけあわせも非常においしい。俺みたいな生活だとなかなか食べない食材が多いし重宝しているんだけど、どうも問題が多くて。

まず狭い。店内にはカウンターが6席ぐらい。座ったら後ろを人が通るスペースもない。だから片づけとかがなかなかうまくいかない。あとはランチなのに注文してから出てくるまでにすごい時間がかかる。まあ俺がランチ食べに行くときってのは仕事が休みのときだから別に時間がかかってもいいんだけど、この店のお客さんはほとんどがサラリーマン。つまり、昼休みの間に食べて戻らなくちゃ行けない。そうなるとやっぱり時間がかかるとみんなイライラしてくるわけだ。「時間ないんでもう出ます」っていうお客さんがいたり、散々待たされたあげくに注文したのとは別なのが出てきてウンザリするお客さんがいたり。今日は今日でずーっと待ってたのに後から来たお客さんに先に料理が出たもんでキレて帰っちゃったお客さんがいた。

で、「あ、自分口ベタなんで・・・」な空気を全身から発散する店員さんもそういう空気に煽られてどんどん焦ってテンパっちゃってさ。そういう中で食べるときってのは味がいくらおいしくても気持ちよくならないもんで、店内には「こりゃすぐつぶれるな・・・」っていうムードが漂っちゃってる。こういう風に、おいしいのにホスピタリティに問題がある店ってすごくもったいない。別に愛想を良くしろとかもっとサービスしろってわけじゃなくて、もう少し落ち着いた雰囲気になればそれで十分なんだけど、やっぱりそれが一番難しいんかな。

しかも昨日はそういう雰囲気の中でメシ食って外に出たらどしゃぶりですよ。さらにネガティブイメージアップ。これは店のせいじゃねーけど。

他にも家の近くには「味はいいのにどうもカンにさわるおばちゃんがいて足が遠のいてしまうパスタ屋」があったりすんだよな。ジョナサンにはキャプテン和田誠にそっくりな幸薄そうなおばちゃんがいるし(メタラーは是非行って、「このイタリアンハンバーグ、やっぱりかなりキーぱいですか?」と聞いてみよう)、なんか町全体に妙なツメの甘さ感があります。って書いてたら俺が住むのにピッタリだよな・・・と妙に自嘲的な気分になってきたよ。

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2004年09月27日

あああ

日曜日の深夜にグラストンベリーフェス録画するの忘れてた・・・MUSE観たかった・・・マジショック。

BOWLING FOR SOUPの1985のビデオクリップにはミッチもゲスト出演してんのね。後半THEATRE OF PAINツアーでのMOTLEY CRUEのコスプレしてるのがいい。

感想きちんと書いてないアルバムの一言感想。
THE MUSIC
勢いは無くなったけれど、得たものも大きい感じ。1STがまぐれじゃなくて、しっかりと彼らがミュージシャンとして素晴らしい何かを持っていることを証明できるカッコイイアルバムだと思う。メロウなのとこがグー。
SHADOWS FALL
メロデス云々よりも「スラッシュ」の雰囲気が凄く強い。それはそれでいいんだけど、音像、楽曲ともになんか普通感が漂ってるんだよな。いいけど・・・こんなもん?みたいな。
ANGRA
最初インパクトがあった割にはあんまそのインパクトが持続しなかったりして。

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2004年09月26日

あっという間の週末

昨日の夜の勉強会の後、院生が学会の打ち上げをやるから一緒に行こうと誘われて五反田へ。若者のノリにはついていけないし人見知りが激しい俺なのでグズってたんだけど結局朝まで若者に混じって飲んでしまった。
そのまま後輩二人を家に泊め、起きてすぐさま勉強会。さすがに疲れてまったく勉強できんかった。その後スラ祭行こうと思えば行けたんだけど、OVERKILLは15分ぐらいしか見れなそうだったのでパス。これじゃ声を荒げて「好きなんだよ!」とか言えないよう。でもこうして行きたいライブを我慢してると「俺がんばってるなあ」という気分になったりして。でもMOGWAIは二日とも行くけどねー。
家に帰って3時間ほど寝てしまってから羽田空港に行って到着出口で待ってたら、普通にヤクルトの古田が出てきた。あと稲葉と佐藤もいたよ。今の古田だとボディガードとかつけるのかと思ってたけど普通に一人で歩いてた。

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2004年09月25日

You Fail Me / CONVERGE

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You Fail Me / CONVERGE

ボストン出身のロックバンドといえばEXTREMEですが、そのEXTREMEと同じくボストン出身で現在のヘヴィロックシーン最重要バンドであるCONVERGEの新作はまさにMore Than Words。

しまけんの真似をしたしのけんの劣化コピーみたいな書き出しではじめてみましたが、いや本当になんて言ったらいいのかわからない。ケオティック・ハードコアに分類される音楽ですが、そこに表現されているのはすでにそのカオスを完全に乗り越えた、神の領域。知的とか暴虐だとかそういう言葉にしてしまうとあまりにも陳腐すぎる。

自らの骨を軋ませて音を鳴らしているようなギター、ケオティックになりながらも重みと整合感を決して失うことなく、かといって機械的にはならない超高性能高密度泥ダンゴをガトリング砲で撃ちまくるようなリズム隊、そして阿鼻叫喚のヴォーカル。それらが一つになったときに生み出されるエネルギーの凄まじさは「えーとねえ、あえて言葉にするなら"CONVERGE"かな」としか言いようのない唯一のもの。絶望、慟哭、狂気、憤怒などのすべてのネガティヴなエネルギーをぶちこんで凄まじいスピードでかき混ぜたらそこに現れたのは世界中の汚物を集めて描かれた極美の世界のような世界観でした、といった感じ。時折FANTOMASを思い出すようなところもあるんだけど(っていうのは俺があまりこの手のバンドを語るときに広い知識を持っていないからだな)どんな狂世界を描いてもジェントルで知的な雰囲気が失われることがなく、だからこそ変態さを醸し出すFANTOMASに対し、CONVERGEが表現するのはもっと観念的でプリミティヴ。宇宙の誕生の神秘みたいな、我々の想像の及ばないところで爆発する狂気だ。

そして俺が聴けているのが何よりの証拠なんだけど、「ベタ」というわけではないにせよ凄く聴きやすい。ドラマチックだし、In Her Shadowのように、激しさから生み出される狂気の美もある。聴きやすいというと語弊があるかもしれないけれど、なんちゅーかうるさいとか過激だとか美しいとかそういう音楽形態への個人の嗜好を超越したところに凄みを感じさせるバンドなんだよね。パンク・ハードコアの出自でありながらTORTOISE、MOGWAIらが出演するフェスに参加するというところにもジャンルを超えた凄みを持っているということが表されているんだろうし。

激しい音楽を求めているけれど何を聴いていいのかわからないっていう人たちにとって入り口になることもできる名盤。NEUROSISと並ぶ、2004年ベストアルバム候補。すごいわよ。

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2004年09月22日

Start From The Dark / EUROPE

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Start From The Dark / EUROPE

いくら音楽評論家の方々が「初期に戻った」「1st2ndの頃のダークさが」とか言ってもそんなものが本当に戻ってきているなんて露ほども期待していないし、あの頃のような北欧ならではのヘヴィメタルが再現されてるともとても思えなかったのでむしろ「いいわけない」みたいな意気込みで買ったこのアルバム。

ヘヴィなレス・ポールサウンドによるダークなギターリフが曲を引っ張っていてまるで「95年あたりに出たアルバム」っぽい雰囲気なんだよな(こないだのTESLAのもそんな感じだったっけ)。まあ彼ら自身「クラシックなハードロックアルバムを作ろうと思った」と言っているように、70年代のハードロックを今風に解釈、みたいな方向性でやったら70年代のグルーヴを押し出していたグランジに共通するヘヴィなムードが出てくるのは当然だよね。

という音の分析はともかく、聴き始めてみるとこれがなかなかいいんですよ。ジョーイの歌メロはあまり起伏がなく、どちらかというと直線的だったりするんだけど、その少ない音の動きとダークなコード進行によって醸し出される独特の哀感があるというか、派手さはなくて地味なのに「あれ、なんかいいよ・・・」と聞き入ってしまう魅力がある。PRISONERS IN PARADISEでの70年代路線の延長上と言った感じのGot To Have Faithはともかくとして、ブート音源で聞いたときはなんとも思わなかったStart From The Darkや切羽詰った緊張感のあるFlamesと言った曲はダークなリフと明るい声質のジョーイの歌によるケミストリーが抜群で、ヘヴィな音楽に目覚めたジョン・ノーラム(リズムギターの音はかっこいいけど、ソロは正直ストラトで弾いてたころのほうが好き)とソロ活動でソングライターとしての経験を積んだジョーイ・テンペストがいる今のEUROPEならではの佳曲だと思う。この2曲は歌詞もこれからの活動に向けてのステートメントと言った感じで気合も感じられる。

フィル・ライノットに捧げられたHeroは感動的だし、ダイナミックなWake Up Callもかっこよく、前半のテンションはかなり高い。ところが中盤以降AUDIOSLAVEの出来損ないみたいなSong NO.12があったりかなりつまらない曲が増えてきて、アルバム終わったあとの疲労感はなかなか大きかったりする。Spirit Of The UndergroundやAmericaはそんなに悪いわけじゃないんだけど中盤の停滞感を一掃するほどでもないし。そんなわけで、アルバムトータルでみると復活っていう派手な話題に相応するだけの出来のアルバムとは言えなくなってしまう気も。

ただ、バンドに愛着を持っている俺からすると前半の魅力はやはり大きく、絶賛したりはしないにせよ「俺は好きなんだよねー」と言いたい。ただ昔に戻ろうってんじゃなくて、今の自分達の魅力を押し出した上で活動していきたいっていう気概も俺はいいと思うしね。

投稿者 trouble : 20:20 | コメント (3) | トラックバック

CD買いすぎました。

消化できる量にしとけよ。

We Are Not Alone / BREAKING BENJAMIN
Out Of Nothing / EMBRACE
Start From The Dark / EUROPE
Europe / EUROPE (Remaster)
Wings Of Tomorrow / EUROPE (Remaster)
Hide Nothing / FURTHER SEEMS FOREVER
Lost In Translation / JEFF SCOTT SOTO
Butterfly & Hurricanes / MUSE
Rewrites Won't Cover Up / SECONDMONDAY
The War Within / SHADOWSFALL

DVD
Imagination Through The Looking Glass / BLIND GUARDIAN
The Final Countdown Tour / EUROPE
Rock The Night / EUROPE

感想は、聴いたらね。

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2004年09月21日

マサにカズだね。

THRASH DOMINATION 04に行けなくなってしまいました。まだチケット買ってなくて行こうと思ってる人、言ってくれれば300円で売ってあげるよ。それは嘘。5000円でいいから誰か要りませんか。土曜日です。

試験が終わる前は遊ぶなよっていう神様の戒めかしら。TESTAMENTが出なくなったのは確かに寂しいんだけどOVERKILLとDEATH ANGEL、FLOTSAM AND JETSAMが観れる(FLOTSはあんま知らないんだけど)ってだけでもすげーいいイベントなのになあ。マジ悔しい。いっそのことOVERKILLも中止になってくれればいいのに。という自己中心的な発想。

日曜日は日曜日で夜用事があるんだよなー。なんてこった。開演時間が6時ってことはOVERKILLが出てくるのは8時過ぎぐらいかあ。9時には出なきゃいけない感じだから最後までは見れない。途中で抜けるのは寂しいし。ってなんも観ないのが一番悲しいか。とりあえずお金がないので土曜日のチケットを誰か買ってくれたら考えよう。

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2004年09月20日

結婚式。

法政に通ってた頃って昼はソバ屋でバイトして、夜は飲み屋でバイトして、みたいな生活をずーっとしてたのであまり自分のアイデンティティに「学生」というのが無かった。遊ぶのもバイトの人たち中心だったし。

飲み屋のバイトは客を背負って階段下りてる最中に背中にゲロ吐かれたりとか、店の中で学生とバイトでマジゲンカになってカウンター壊して全員で弁償させられたりとか、本部の人に注意されてあまりにムカついたのでヤケクソになって逆ギレしたら「貴重な現場の声」として社報に載せられたり、酔っ払った女性客にトイレで犯されそうになったり(エロ漫画さながらの展開に俺が喜んでついて行っただけですけど)、なかなか面白かったんだよな。

そのバイト仲間のうちの一人が結婚するということで貧乏な俺は二次会から参加。真っ当な大学生活を送り、真っ当な職業についてるやつなので真っ当に見える人たちばかりの、やっぱり真っ当な二次会でした。なんか俺と後輩だけ場違いな感じだったんですけど単純に友だちが幸せそうにしてるのを見るのは楽しいやね。友だちがみんなの前でキスするのを見ると、こっちが照れる。

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2004年09月19日

EUROPE

妙に最近EUROPE聴きたくなる(初期限定)。今日は1984年6月20日のライブ音源を聴いていたんですが、ライブのオープニングにキーボードで奏でられるのがPRISONERS IN PARADISEのあのメロディーなんだよね。これってこの時代からすでにあったアイディアなんだ。もしくはなんか有名なトラッドソングのメロディーだったりするんだろうか。

やっぱこの時代は曲のテンポも速いしノーラムもギターもさすがだしでカッコイイことこの上ない。来年のライブはどの曲も原曲以上にゆったりとしたテンポで演奏されるだろうからこの時代の演奏を期待してたらコケるんだろうなあ。

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2004年09月18日

オフレポ!

たかいさん、あいぼん、せっきー、まこっつっつーメンツで飲んだくれて来ました。一応ネットで知り合ったわけですからオフ会ってことですよね。高校生だったまこっつがいつの間にか社会人になり、自然と会話も「もうあの頃の僕らじゃないんだね」なムードが漂ってて面白かったです。

ワイシャツって「ホワイトシャツ」がなまってワイシャツになったって知ってた?と教えてもらった知識を惜しげもなくひけらかす俺。

なんかオフ会とかのムードもなんとなく懐かしいので行ってみたいです。HNはチョッパーです、みたいな。ということでマダファカオフ会に期待だぜ。

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2004年09月17日

CD買いましたぜ

YOU FAIL ME / CONVERGE
Joan Of Arc, Dick Chaney & Mark Twain / JOAN OF ARC
TEMPER THE WIND TO THE SHORN LAMB / THIS BEAUTIFUL MESS

タワレコで買ってきました。エレベーターに乗ったらごんどーさんがいてビックリしたよ。「タワレコ嫌いなんじゃないの?」とか細かいツッコミをいただきましたけど、今タワレコって2000円買うごとに200円×10枚のクーポン券が付いてくるんだよね。そのクーポンを使うために最近はなるべくタワレコで。っていうか買うたびにこのクーポンもらってるけどCD1枚につきクーポン券1枚しか使えないのでどんどん貯まっていくいっぽうです。あと新宿のタワレコってエモ系とかニュースクール系とかをいっぱい試聴できるのがいいのよね。

ていうかCONVERGE、すげー。っていうか別に化けたとかじゃなくて元々凄いんだよね、この人たちは。俺が彼らを知ったのは前作JANE DOEのときで、そのころってまだこの手の音楽を好きというよりも、単に自分が普段聞かない音楽を聴いてみよう、みたいな感じで買ったんだよね。で、アルバムの印象は「結構聴けるじゃん」っつー程度だったんだけどライブ観たらすげーカッコよくてさ。で、マイク・パットンとDILLINGERの共演なんかもあって少しずつそういう音楽を「聴ける」じゃなくて「好き」になってきたんだけど、そんな俺にとってこの作品はドンピシャっていうか。マジかっこよく感じる。

っていうかDILLINGERもCONVERGEも演奏力がハンパないよね。ケオティック・ハードコアっていうジャンル名とは裏腹にその演奏力はすでにカオスをコントロールできるレベルというかさ。衝動性を失わずに整合感があってこそのパワーがあるというか。だからこそ混沌を「美」にまで昇華できるんだろうけど。

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2004年09月16日

Pnyc Roseland New York / PORTISHEAD

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PNYC Roseland New York / PORTISHEAD

こないだ観たLIVE FOREVERにMASSIVE ATTACKの3Dが出てて音楽も色々かかってたので(マイク・パットンとのプロジェクトはどうなったんだろ?)それに影響されてここんとこは寝るときにそういうブリストル系のやつ聞いてます。ってMASSIVE ATTACKとTRICKEYとPORTISHEADしか聞いてないから「系」じゃなくてそのまんまなんですけどね。

で、今日はダラダラとそのPORTISHEADが1997年にNEW YORKで行ったライブのDVDを観てた。このDVD日本盤出てなくて今月ようやく出るみたいね。

ニューヨークフィルをバックにしての演奏はものすごいパワー。淡々と演奏してるだけだし基本的に客は座って観てるんだけどその音はとにかくかっこいい。陰鬱で、ドロドロしつつも美しくて、サウンドに惹きこまれているときは呼吸すら止めてしまうような緊張感なんだけど、その気持ちよさは言葉にできないほど。どの曲も凄い求心力があるし、オーケストラの存在感も素晴らしい。緻密に組み立てられたサウンドのスリルというか緊迫感には恐れ入ります。タバコ片手に艶っぽくしっとりと歌い上げるべスもめっちゃかっこいいんだよな。

これは生で観てみたかったー。

投稿者 trouble : 20:57 | コメント (0) | トラックバック

ALCATRAZZ再結成?

なんかグラ公・ボネット側のマネージメントがイングヴェイに「ALCATRAZZで日本ツアーやんね?」みたいな話を持ちかけているらしい。永遠の名曲Starcarr Laneとかそういうのが聞けるチャンスであれば(今のイングヴェイが弾くと夢が壊れそうな気もする・・・ってそんなことはないか。ヒロシマのイントロとかやっぱすごかったもんな)観てみたいきもするけどキーボードのジミー・ウォルドーはともかく、リズム隊はかなりしょっぱい演奏しそうで不安です。グラハムもあの頃の曲きちんと歌えるのかな。

どうせなら普通にマッツ・レヴィンとかマーク・ボールズとかジェフ・スコット・ソートとかをヴォーカルに据えてのALCATRAZZの曲中心ライブとかのほうがいいなあ。

そういえば僕らのBURRN!に昔イングヴェイがジョーイ・テンペストに「俺んとこでヴォーカルやんね?」みたいな話を持ちかけたけどEUROPEあったからダメだった、みたいな話が載ってたけど今の両者の音楽性を考えると実現してたらどんな音楽になってたんだろって思う。

で、そのEUROPEの旧譜がリマスター再発されるのがすげー楽しみだったりする。俺はFINAL COUNTDOWNになるともうどうでもよくなっちゃうんだけど初期2枚のどこかダークで物悲しい「キラキラ以前」の北欧メタルがすげー好きなのよね。この頃の、EUROPEのFINAL COUNTDOWN以前の北欧メタルってイングヴェイのMARCHING OUTもそうだけどキラキラよりも暗さが印象的で好きなんだよなあ。

んでもって86年のストックホルムのライブもDVDとなって発売されるんだよね。SCREAM OF ANGERもSEVENDOORS HOTELもIN THE FUTURE TO COMEもAPHASIAもKING WILL RETURNもない選曲的には寂しいライブだけど楽しみ。ベストのDVD盤も買わないと。

以上、後ろ向きな話でした。俺は後ろも前も見たいのさ!

投稿者 trouble : 20:21 | コメント (0) | トラックバック

涼しい。

今日は面接の予約の関係で帰りが7時8時になることが決定していたので、だらだらと10時半出勤。電車は空いてるしやっぱこの時間だとめちゃめちゃ楽なんだよなーって贅沢ですね。

昼間はALTのポール(昔プロディジーにいたダンサー、リアムそっくり。身長2m2cm)。とくっちゃべったり、図書の先生が離婚の危機を迎えているということでそのことについて話し込む。浮気って恐ろしいね!

言え言え言ってる俺こそがむしろ負担になってる気がする。

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2004年09月15日

CD買いました。

THE SYSTEM HAS FAILED / MEGADETH
DANCE, PRETEND, FORGET, DEFEND / FORDIRELIFESAKE
THE BEST OF... AND MORE / MILLENIUM

HMVに行ったら輸入盤でMEGADETHがあったんだけど3190円とお値段が少々お高かったので、早く聞きたいけど日本盤すぐ出るんだったりボーナスつくんだったらガマンしよう、とスルー。ところがタワレコに行ったら2000円弱だったので買っちゃいました。日本盤まであと1ヶ月以上あるし。

MEGADETH
KICK THE CHAIR聞いて「ちょっぴり初期に回帰?」とか思ったんですが全体聞いてみるとそういうわけでもなくて、普通に今までの延長上。多少アグレッションが戻ってきてはいるんだけどこないだのリミックス&リマスターで初期を聞きまくっちゃった後だけになんか物足りなくもある。歌メロとか魅力的だとは思うんだけど。先入観抜いてきちんと聞けるようになるまではもう少しかかるかな。

FORDIRELIFESAKE
ニュースクーォと言うことだけど、前半はメタルコアっぽくそしてエモエモしい雰囲気。聞きごたえあるなあと思ったんだけどNINのカヴァー(なかなかいい)を境にやや実験的に。12曲目は20分って表示されるんだけど最初の7分ほどで曲が終わると10分ほど無音状態が続き、その後なぜか超正統的なHMソングがスタート。80年代のQUEENSRYCHEとDOKKENを足して2で割ったみたいなやつ。これ演奏してるのって誰なんだろ。ヴォーカルはヘタだしブツっと切れるけど曲自体はなかなか。なんなんだろ意味わからん。

MILLENIUM
勿論ボーナスディスクを目当てに。I SURRENDERはすげーなホントに。RAINBOW再結成とかってヨルンを入れておけば全時代カヴァーできんじゃねーの?

GOD FORBIDのGONE FOREVERも聞かせてもらったけど、ライブに負けず劣らずかっちょいいじゃん。もう3枚も出してるのね。他のも聞いてみたい。

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2004年09月13日

本ネタ

村上春樹のアフターダークを読み終わった。なんか苦手だな、これ。

なんか逃避の一貫として読書欲がわきまくっているのですが、新たに買うのはなるべく少な目にして家にあるのを読み返すようにしてます。遠藤周作は高校生のときよりもやっぱ今の方がずっとしみる。吉田修一もハマってきたので全部読んでみようかな。でもそろそろ通勤タイムは勉強の時間にしないといけないよな、ということで安かった参考書を数冊買って、それだけで満足してみたりして。

あと「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック」ってのも買っちゃった。

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2004年09月12日

M-1 2003

つとむくんのおかげで観れました。ありがとね。いややっぱ笑い飯はおもろいな。もちろんフットボールアワーも面白いんだけど。アンタッチャブルって何気に柴田のほうがアク強いよね。あの二人の顔の大きさの違いは凄い。倍ぐらいありそう。

2002年の笑い飯みたいなインパクトのある人はいなかったけど、俺はスピードワゴン結構好きだったりします。ジュンさんは前目黒駅の緑の窓口に並んでた。ちなみに昨日インフレの帰りに渋谷で笑い飯のこったんのほうを見ました。こったんととしおっちで笑い飯のコピーやってほしいな。そして今日は昨日の王様のブランチで姫様のお買い物に山田優と出てたブランチガールを見ました。背高かった。

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IN FLAMES / CHIMAIRA / GOD FORBID その2

昨日のライブのあまりの楽しさに思わずチケットを買ってしまったこの公演。2時ぐらいになっても「なんで取ったんだろう、やめちゃおうかな」とか思ってたんだけど、やっぱ行ってみたらすげー楽しいのな。

GOD FORBID
昨日とセットリストはほぼ同じだったのかな?デッカイ斧でザクザクと枝の束を切り刻んでいくような、ジャギンジャギンとキレのいいギターが気持ちいい。これでヘドバンしたくならないほうがおかしいって感じ。で、ベースも厚味と弾力性があっていいんだよな。ドラムがちょっと弱いかな、とは思ってもベースがしっかりしてるから物足りなくならないんだよな。今日はPA前のど真ん中で見てたからきっちり左右に音を振ってあるギター2本の絡みがよくわかっておもろかったです。
ドラムスティック拾っちゃった。

CHIMAIRA
昨日も凄いと思ったんだけど今日はさらに3倍の凄さ。赤い彗星仕様でした。昨日も鬼のようなドラムを披露してくれた元DYING FETUSのKevin Talleyですが、つとむ君かおっくんの話によれば昨日がCHIMAIRAに入って2回目のライブだったらしい。2回目であれかよ、って感じですが3回目の今日は昨日をはるかに上回る安定感。ガトリング砲のようなツーバスの連打も気持ちいい。で、バンドにも溶け込んできたからなのか全体のサウンドも昨日よりよかった。ギターも大分聞こえたし、あと例のサンプルの彼の音も結構聞こえた。ちゃんと働いてたのね。

ちなみにこのバンドのライティングはヴォーカルの彼女がやってるらしく、その彼女の誕生日を祝ってハッピーバースデイの合唱をさせられました。バンドの音楽と合わないハプニング。この彼女が担当するライティング、かなりかっこよかったよね。2曲目のイントロの演出とか鳥肌もんでした。

いやでもこのドラマーは本当に凄いね。叩き方もかっこいいし。スタードラマーだよ。この人の投げたスティック欲しかったなあ。とか言ったらGOD FORBIDに悪いか。

ベースはデイヴ・ナヴァロにちょっと似てた。

IN FLAMES
昨日はしょっぱなの出音の悪さにビックリしたんですが、今日は最初っからすげーいい音。音量もしっかり出てるし。CHIMAIRAの後でも全然聞き劣りナシでやんの。これって俺のポジショニングのせいだけじゃないよな。演奏もしっかりと安定してるし全楽器がきちんといいヌケしてました。昨日の音はやっぱ本人達もこれじゃいかんと思ったんだろうな。昨日は「パイオニアなのに音に威厳がない」とか書いたけど、今日ぐらいの出来だったらそんなこと言っちゃいかんわね。

で、昨日アンダースが言ったとおり昔の曲を中心にセットリストを変えてきた。昨日より中だるみがなかった気がします。ノリも今日のほうがよかったと思う。アンコールの2曲はやっぱたまらん。MY SWEET SHADOWブーム。

というわけで、なぜか二日とも行ってしまったわけですが、行ってよかったと思えるだけの内容だったです。満足満足。お金なくなっちゃったけど。

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2004年09月11日

IN FLAMES / CHIMAIRA / GOD FORBID

ライブ行ってきたよ。

開演時間の5時の時点ではお客さんは5割ぐらい。ちびっ子な僕にはこんぐらいのほうが観やすくていい。

GOD FORBID
ホリックのイベントでちらっと聞いてあとはまったく何も知らなかったんだけど、これがよかったです。ドラムの音がちょっと小さい(キレはあったと思うので単なる音量の問題かな?)とは思ったものの、その分ギターがヘヴィメタリックなリフと流麗なネオクラシカル・ギターでグイグイ引っ張る。ちょっとしたフォーメーションもあったりして、様式美というか本当に「かっこいいヘヴィメタル」を聞かせてくれました。ベースもしっかりと自己主張しててかっこよかったなあ。なんの期待もしてなかった分すげー得した感じ。

CHIMAIRA
これまた「その筋では有名」っつーことしか知らなかったんだけどかっこよかった。弦楽器隊の抜けは悪いものの、逆に鬼のようなドラム(ツーバス連打になるとちょっとリズムヨレたりしてたけど)が曲を引っ張っていっててGOD FORBIDとは対照的な感じなんですが、ニュースクールっぽいアグレッションと凶悪さが満載でさすが有名バンドは違うぜって感じ。

多分観た人すべてが思うのはシーケンサー(?)担当のメンバーの音はどこから出ていたんでしょう、ということだと思う。一人「ガンガンヘドバンしながらなんか機材をいじってるんだけど音は聞こえず、たまにヴォーカルを取る」っていう人がいたんだよね。あと印象に残ったのは、どの曲もエンディングがなんとなくしつこい、ってことだな。でもかっこよかった。これCD買っちゃいそうだなあ。

IN FLAMES
彼らのライブは基本的に「そういうもんだ」と受け入れてからじゃないと楽しめないところがある。まあ今更言うことじゃないんだけど、とにかく演奏がユルい。抜けも悪い。音圧も無い。その筋のパイオニアなのに音にまったく威厳がない。だからある程度「かっこいい曲をいっぱい聞けるから、それだけでいいんだ!」っていう寛容な気持ちになっとかないと始まった瞬間すげー脱力すんだよね。なんつーか、HELLOWEENのライブに近い。
今回は前座2バンドが素晴らしいパフォーマンスだったので「これはいつにも増して覚悟しとかないといけないねえ」なんてつとむ君と話してたんですが、始まった途端本当に「なんじゃこりゃ」って感じで。ヘッドライナーだから演奏はショボくても音はデカくしてくるだろうと思ったんだけどそういうわけでもなく。

そんなわけで「あちゃーこりゃ参ったなあ」とか思ってたんですが、やっぱり「曲がかっこいい」っていうのは何にも増して強い。ライブが進むにつれて少しずつ音が整理されてきたこともあって(後半は抜けも良くていい感じでした)、単純に繰り出される曲を楽しむことができるようになった。正直言うと、というか正直言わなくても俺は最近のIN FLAMESが好きなので新作の曲が多いのは歓迎だし、セットリスト的には満足。その最近の彼らの音楽に漂っている冷たく無機質な感触はライブでは全然感じれなくて残念だったけど、アンコールのCLOUD CONNECTEDとMY SWEET SHADOWっつー大好きな曲2連発で燃え尽きました。

3つもいいライブが観れたってことでつい日曜日のチケットも買っちゃった。買ってから「冷静になってから決めればよかった」とか思ったのは内緒で。

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2004年09月10日

LIVE FOREVER

liveforever.jpg

ブリットポップの勃興から終焉までを描いたドキュメンタリー映画で、リアム&ノエル、デーモン・アルバーン、ジャーヴィス・コッカーなどの当事者達のインタビューを織り交ぜながらその時代を追っていく・・・ということだったんだけど、純粋な音楽映画ではなくて、保守党から労働党への政権移行の時期に音楽を中心とした若者文化がどのようなムードで、政権交代とどのように絡んでいたのか、というところが中心。ファッションデザイナーやクラブ、トレインスポッティングなんかの話も多いしブリットポップがどうのってわけじゃなくてもっと広くイギリスの若者音楽文化と政治的変化についてのドキュメント。

本当のところはどうだったかということは日本に住んでいる俺にはよくわからないけれど、そういう「変化」への希求の中にああいう音楽が生まれ、盛り上がっていったっていう話は単純に面白かった。1時間半弱ですごくあっさりした内容だけどね。

なんだかかわいそうになってくるデーモン・アルバーン、ブレアに心酔しちゃった話のあたりからなんかトゲがなくなっちゃうノエルを尻目に、リアム・ギャラガーぶっちぎりの一人勝ち。

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2004年09月09日

んじゃ、トイレ行ってきます。

保健室の先生に「堕天使のパスポート」を薦められたんだけど今日までじゃねーか。行けねーっつの。でも明日はLIVE FOREVER観てきますよ。なよなよとウジウジの違いを確かめるためにもね!

としおっちの今日のmixi日記を読んで「『合コン行ったらブサイクばっかりだったので5秒で席立ってきましたよ!』というような話はもう聞けなくなるんでしょうか。寂しいです」と書き込もうかと思ったけどあそこでの彼のイメージ作りの邪魔になりそうなのでやめました。でもここで書いちゃった。余計なシェアリングメール送ってきやがった罰だ。いいなあ、俺も合コン行ってみたいなあ。

俺の合コンイメージ
・映画ネタはあくまで「最近映画何見た?」「んーとね、スパイダーマン2!」という普遍性
・音楽ネタはあくまで「ウタダとクラキどっちが好き?」「グレイとラルクだったら・・・」みたいな大衆性
・そして「どこ住んでるの?」「目黒ー」「あ、友だち住んでるよ」的な会話から醸し出すブルータリティ
なんか童貞がセックスを想像しているようなノリになってまいりました。お願い誰か連れてって。

ダメだ、ヒマな時間は勉強しようと思ったのに。と後悔してるような発言を記しておく。

学校は文化祭シーズン。出し物の練習をしています。なんか俺らの時代と違うなあ、ってのは有志でダンスチームを組んで出場する子ども達が多いこと。ちょっと悪ぶったやつとか坊主頭の野球部の子とかもそういうのに参加してんの。俺らが子どものころって「男がダンスなんて」とか恥ずかしさとかあったというかそもそも「人前でダンス」なんつー発想すらなかったよね。なんか確実に文化は変わっているんだなあ、と思いました。

投稿者 trouble : 18:35

I'm more セーソク than YAMA-ZKさん

98年95年がどうのって話もそうなんですが、「いいアルバムがあったか(作ったか)」とかってあまり大きな問題じゃなくね?いや問題じゃないってのは言いすぎなんですけど、こったんが言うようにいつの時代だってそれなりに質の高いアルバムは出続けてるわけでさ。俺はいいアルバムが出てたかどうかは別として、あの時代に停滞感みたいのがあった(単にB!メタルやマサメタルに関して、って話ね)のってやっぱなんとなくそうだったかもなあ、って思う。で、その原因っていいアルバムが出てたかじゃなくてそのいいアルバムを作ったバンドが「凄いバンドとしての存在感を放ちながらバリバリ活動していたか(もしくはそういう活動が伝わってきていたか)」ってのがあんま実感としてなかった、みたいのがあるんじゃねーかなーみたいに思った。

その凄いバンドとしての存在感ってのは俺にとってはアルバムの出来とか質の高さだけじゃなくて、ライブを含めてのバンド(アーティスト)としての存在感、説得力、迫力、凄み、話題性(売上とはまた別)みたいのがあるかどうかであって、いいアルバム、すげー音楽を作るっていうのはある意味単なる前提なんだよな。もちろんいいアルバムってだけでも好きにはなるけれど、それプラス何があるか、っていうのが大粒と小粒の間の決定的な差異だと思うっつーかさ。俺もTENは大好きだしABSTRAKT ALGEBRAも素晴らしいアルバムだったと思うけど、両者がバンドとしてそういう重みを持って活動してたようには感じなかったんだよね。

だから、少なくとも「この年の代表アルバム」だったらそこに挙げられているのがFAIR WARNINGだのPINK CREAM 69であろうと「だねー、いいの出てたよねー」って思うだろうけど「この年の代表バンド」って挙げられたバンドがTENとかSYMPHONY XとかTERRA NOVAだったら「そりゃ小粒だわ」って思っちゃうし、なんか(ソレ系のメタル市場としては)パッとしない時期だったなって普通に思っちゃう。
本当に代表バンドにそいつらを挙げるべきなのか、いいか悪いか、そしてそれらのバンドを好き嫌いかとは別でね。

って多分みんなそんなことはわかってんのよね。わかってても「(笑)」とか付けられて小粒扱いされるとわかっててもムカつくわ、っつー話よね。


投稿者 trouble : 12:58 | コメント (17) | トラックバック

2004年09月08日

むすぃあぢー

午前中にCDを色々見て、午後からはお仕事。夏休み中に俺が関わったケースについて、委員会の人に話が伝わってたみたいで「活躍してんじゃーん」と言ってもらえた。今この委員会で俺の仕事を統括しているのが俺が始めてこの仕事に就いたときにそこで教頭先生をしていた先生で、「沢山いる子どもに対してどのように関わっていくか」「分け隔てなく子どもに接するとはどういうことなのか」みたいのを話してくれた先生なんだよね。

文章にするとちょっとよくわかりにくいんだけど、書いてみる。

学校で言われる「平等な関わり」っていうのは往々にして「皆の能力・学力が同じレベルになるように関わる」と捉えられがちだよね。同じことをさせるのが重要、みたいなさ。でも実際に必要なのはそうやって「目標ラインを平等にする」「同じことをやらせる」ということではなくて、それぞれの子どものその時点に目指すもの、そしてそのときのそれぞれの子どもたちが向かう目標に取り組むベクトルの向きを上向きか下向きかを見極めた上で、そのベクトルが同じぐらいに上向きになれるよう関わることであり、それこそが「平等に関わること」なんだ、って話をしてくれたんだよね。あー、やっぱ文章だとよくわからん。

とにかく、冷静に考えれば当たり前のことなんだけど、なかなかそれを実践するのは難しいしそもそもどうしても「平等に同じことをさせる」風に傾きがちな学校でこういう意見を聞いたときってすごくなるほどって感じた。

で、俺は教師じゃないし、学校側の人間になってもいけない立場ではあるんだけども、実際その先生の子どもへの接し方って見てて立場関係なくすごく勉強になった。んでもってその先生にそうやって仕事をホメてもらって非常に嬉しかったのです。こういう仕事って「どれぐらいやらなきゃいけないのか」っていうラインがなかなか見えないし、本当の意味での「同僚」ってのは職場にはいないからなかなか自分でも評価しにくいんだよね。まあ別にいちいち自己評価してないでとにかくやれることやってけって感じなんだけど俺はダラけちゃってるように感じるし、外からどういう風に見られてるかってあんまわかんないしさ。だからたまにそうやって声をかけてもらえると嬉しいのよね。

と浮かれてると明日とかダラけて失敗するんだろうな。

エクソダス行けなかった・・・。

投稿者 trouble : 23:21 | コメント (3) | トラックバック

Slave Design / SYBREED

slavedesign.jpg

Slave Design / SYBREED

どこのバンドかすら知らないんですが、試聴して思わず買ってしまいました。SPINESHANKやFEAR FACTORYあたりの多少サイバーちっくなところを極端にして荘厳かつダークにしたような雰囲気にHEAVEN SHALL BURNの新作のような(というよりもSTATIC-X的?)ミリタント感覚が加わったようなアタックの強いサウンド。さらにそこに欧州PROG-METAL的な雰囲気がちりばめられていたりします。

展開はかなり多く、それをスリリングにまとめあげるだけのアイディアもなかなか豊富。徹底的に作りこまれたサウンドはとにかく密度が濃く、宇宙船に一人で閉じ込められた閉塞感と迫り来るエイリアンの恐怖みたいのがタップリと(おどろおどろしくはないけど)。サイバーSFプログレメタルって感じ。アルバム通して緊張感は持続するし、かなり掘り下げ甲斐のあるアルバムだと思います。カツマタンゴあたりはずっぽしハマりそうな気がするんだけどいかがかしら。

投稿者 trouble : 23:10 | コメント (2) | トラックバック

CD買いました。

TEMPLE OF SHADOWS / ANGRA
WELCOME TO THE NORTH / THE MUSIC
SLAVE DESIGN / SYBREED
BEAUTIFUL AWAKENING / PRIME STH

ANGRAすごか。とにかく妥協を許さずに自分達のミュージシャンシップを総動員して凄いものを作ってやるぜ!という気迫と「本物」のみが持ちうる説得力。あまりに聞き所がありすぎて、こんな短時間じゃ簡単な感想すら書けないっす。すげえ。それだけ。

THE MUSICはライブで何曲か聴いていたんだけど、実際こうして聞くとライブで聴いたときよりずっと魅力的。前作で散々言われたグルーヴの輪みたいのが今作ではゆったりと、しかし大きくなった気がする。

SYBREEDは別投稿で簡単に書いといた。PRIME STHは普通にメロハー。

投稿者 trouble : 23:00 | コメント (1) | トラックバック

2004年09月07日

俺もまぜてー

出版権があるからって小粒のバンドを過大評価して金稼ごうっていうよりは出版権持ってるのにきちんとダサいバンドを切り捨てるのは正直でむしろ好感持てるんだけど。とか言っちゃだめかしら・・・だめなのよね、きっと。 アルバム100選にダボーデーラー載ってないじゃん!健康的だぜ!

でも完全にロックシーンから隔絶された雑誌となって早数年、それでもきちんと雑誌として生き残ってるってのは逆にすげーよね。ヘタに大勢に乗って自分達がわかんないバンドを載せて質の低下を招くより、自分達にわかるバンドだけ載せてやっていこう、ってのは俺は結構賛同できるっつーか(それでも質下がってっかもだけど)、今更他のところに触手を伸ばして浅く広く記事を載せたってネットには対抗できないわけだし、何より最近のヘヴィロックバンドを扱ってるGRIND HOUSEとかが雑誌として成功してるかどうかってなんか疑問じゃん?そういう意味でこのご時世のチョイスとしてはB!のやり方って懸命って気もしないでもなくなってきた。まあ実際問題本人達がどんだけ自覚してやってるかって疑問はあるけど業界とは関係ないところで一リスナーとしてのほほんと音楽聴いてる俺は今のまんまのB!でいいやー。いくら排他的でくだらなくても、今のまんまでいいです。生き残るための経営手段とか、俺らが考えてやる必要ないじゃん。ほんとにダメなら勝手につぶれるでしょ。ということで来月号ももちろん買うぜ!

っていうか並み居るネットヲタたちにとってはB!ってズレまくりなことかもしれないけど、実際問題ほとんどのリスナーってそこまで考えて音楽聴いてないからね。昔は面白かったとか言っても実際その10年以上前に今と同じぐらい音楽知識を持って読んでたら「何言ってんだこれ」って思ってたかもしれないし。さすがにそれはないか。

投稿者 trouble : 21:43 | コメント (7) | トラックバック

笑ってEATも!

EATを読むときのアティテュード。

いやあ、あんなストレスたまるとこでよく楽しめるよな!ということで、別にYAMA-ZKさんのに反対して書いたわけでもなくて単純に「もっと楽しくなれそうなのに余計なとこでイラつかされることが多いんだよなー」ってことですよ、でも楽しんだ人にとっちゃそういうこと言われるのって大きなお世話だよな、いやでも俺実際嫌な思いしたからやっぱついああいうの読むと言いたくなるんだよ、と延々とエクスキューズ。

ブッチはほんと曲がしみるわ。この人売れっ子プロデューサーの割になんか音の抜けが悪い(SEVENDUSTのこないだのと同じ感じでなんかイマイチな音じゃない?)とかそういうのはどうでもいいですね。ちなみにこの手のメロディーをたどっていくとそりゃBEATLESだけど、こういうののルーツや精神性を今更BEATLESに見出してどうのってのは誰も指摘しないのが不思議とかじゃなくて、「すべての音楽は古代民族の祭事等をルーツにするのだ」とか言うのに近い気がしない?そりゃそうなのかもしれないっすけどそれを言ったら全部そうじゃん、みたいな。
で、そういうことを書いておいて俺が言えるのって結局「ベタにコステロとニューウェーブとL.A.METAL」ってことぐらいなんすけどね。アーティストのルーツを音からいろいろヲタクっぽく考えていくのは無意味っちゃー無意味だし、したり顔で「○○は××なんだよ」とか言われると「だからなんだよ」って思っちゃうことも多いんだけど、とりあえず考えてるほうは楽しいんだよね。
以前アイバっちに薦めてもらったときにはあまりピンと来なかったコステロなんだけど、渋谷公会堂での単独公演、ピアノとコステロの二人で行ったスペシャルライブ、フジロックと3回ライブ観てるうちにすっげー好きになった。

最近はBJORKとPAPA ROACHを良く聞いてます。BJORKの新作って人声だけとかそういう実験性だとか高尚なお芸術性とか満載ですけれど、この人の曲ってどんなことやっててもあの声が歌い上げるメロディーって、すっげー俗っぽいというかいい意味でベタなんだよね。だから聞いてても疲れないというか素直に入ってくる。これは世界の万人が指摘しまくるので不思議でもなんでもない。

PAPA ROACHもあざといとか狙いすぎとかって識者ぶって文句つける以前に「普通に曲がいい」んだよね。それだけが残るってのはどーなのって感じもするけど、「それだけ」っていうネガティブな感情ではなくて「それにつきる」みたいなポジティブな言い方をしたくなる。それでいいじゃん、って感じ。今回のアルバムは機能性追及型ヘヴィロックとしてすごく楽しめます。
BIOHAZARDのCMはPAPA ROACHヴァージョンとKILLSWITCH ENGAGEヴァージョンがあるのね。

ENGINE DOWNはそれほど何回も聞き込んだわけじゃないんだけど、前作よりもメタメタしくなったというかごっつくなった感じ。これはこれで好きだなあ。TURISASはきっつい。ヴァイキングというよりドラクエの酒場って感じ。それがひたすら延々と続く。2曲ぐらいならおもろいけど75分て。DEMONOIDは思ってたよりかっちょよかった。もっときちんと聞いてみたい。

そういえばちょぎさんが「98年は自分にとってメタルの魅力的な作品が少なかったのかも」みたいなことおっしゃってたので便所に完備してあるBURRNING VINYLの98年のとこをウンコしながらチラチラ読んでたんですけど、ちょぎさんと音楽的好みがかぶるとこが多い俺からしても確かに決定的な作品はない(載ってない)かも。っていうかFARが53点だったってのが印象的でした。まこっつは小澤さんに会ったら自己紹介する前に「なんであれが53点なんですか!」と聴くだろうな。

投稿者 trouble : 09:26 | コメント (3) | トラックバック

2004年09月05日

なんかもうどうにも

イラついちまってしょうがない。でも自分が悪いんだからしょうがない。これじゃ30歳の試験に受からない!永遠の20代になっちゃうよ!ほんとにみんなよく大人試験に受かるよなあ。

日曜の夜ってのは考え事をするにはほんとよくない(そんだけ働くことが嫌いらしい)。死んだことにしてください、ほんとに。

と、俺が東京の汚い空の下でナイーヴ君気取っている今日、イチローは5打席5安打だってよ。イチローの打率のほうがマリナーズの勝率より高いんだからすげーよな。5打席目にヒットで1塁に達したイチローにシカゴの観客がスタンディングオベーションしてたのが印象的でした。でもヒットはニュースで見れるんだけど捕殺シーンはなかなか見れないのが悔しい。今年ももう8つぐらいなんだっけ。まとめて見たいなあ。

投稿者 trouble : 20:18 | コメント (1) | トラックバック

2004年09月04日

博多

江美が北島三郎の博多公演にバックダンサーとして参加してて、俺は東京で40日ほど一人暮らしになっているんですが、気分転換も兼ねて俺もちょっくら博多まで行ってきました。金曜日の仕事が終わってから飛行機で行って、土曜日の昼過ぎに帰って来た。なんもできねーっつーかほんとなんも話せることもねーっつーぐらいで。

東京に帰ってきて、今日は飲みだー、と思ってたら空港から出たところで今日は勉強会っていうメール。サボろうかすっげー悩んだんだけど今はきちんとそういうのに出て自分を戻さないと、と思って勉強会に行きました。おかげで迷惑かけました。すまぬ。>タカイまこっつ組 

その勉強会に向かうときに思いっきり豪雨に遭遇。傘なんてまったく役に立たず、上から下までびしょぬれで行きました。ちょうど友だちがハーフパンツ持ってたので着替えられたんで助かったんですが、白タンクトップだったので完全に「なかやまきんにくん」なファッションになってしまってました。その後その格好で飲みに行かなきゃいけなかったのはちょっぴり恥ずかしかった自意識過剰な僕。タカイさんは相変わらずで最高におもろかったです。時計とは小宇宙である。

投稿者 trouble : 23:47 | コメント (3) | トラックバック

EATとBURRN!

タラタラ読んでます。

俺としてはサマソニは飯不味いし人の流れ考えずにムカつくところに色んな余計なものが設置されてたり、会場に解放感もへったくれもなかったりして、「酔っ払って適当に色んな音楽を楽しむ場」ってのにはストレス多すぎな気がすっけどな。ていうかサマソニに限らず「酔っ払って適当に色んな音楽を楽しめる場」ってのがフェスだよね。
まああんぐらいでストレス多すぎ、とかピーピー騒ぐのが俺のもやしっ子っぷりを声高にアピールしちゃってるんすけどね。海外行ったらもっといい加減なフェスとかのほうが多いんだろうし、「色んなバンドが見れる楽しみ」ってのをもう少し素直にかみしめたほうがいいんだろうな絶対。でも、「しょうがねーかー」って思えるんじゃなくて「わざとムカつくようにしてんのかな」、って思っちゃうのが多いんだよな、サマソニて。
いつかそのダメっぷりも愛すべきところになるようになるんかなあ。

MY CHEMICAL ROMANCEはWARPEDのツアーの感想がおもろい。さっきもまおしんと話したけどやっぱこのバンドって「曲はいいんだけど好きになっちゃいけない」「好きとは言っちゃいけない」っつーシグナル出てるよな。

EATって俺が今興味あるバンドがいっぱい載ってるから復刊前からちらちら読むようになって、復刊してからは買うようにしたんだけど、やっぱなんつーか文章そのものはきっついよね。どういう音楽なのか何も伝わってこないスペースを無駄遣いしたリリースインフォみたいなレビューとかプロがそれでいいのって感じだし。まあヘタに多くのことを期待しすぎると、低レベルなアンチBURRN!の人と同じになるか。

で、そのBURRN!なんですが、今月は20周年ということでマサとカズの対談が。これはもうYAMA-ZKさん垂涎のネタ対談よね。1996年のとこで編集長が「STRATOVARIUS、GOTTHARD, TERRA NOVA、SYNPHONY X...」とバンド名挙げていったときの「イヤだな、俺、この時代に絶対戻りたくないよ(笑)」という返しにキュンとしました。

投稿者 trouble : 23:39 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月02日

社会復帰

今日が仕事始め。久しぶりに来た学校は非常にバタバタしてます。

適応指導教室はこれから利用者がぐっと増えそうだし、教育相談部会から「不登校・長欠生徒の保護者会を立ち上げてほしい」との話があったのでSCと相談していこうと思ってます。ほんとはもっと早くからやっていかなきゃいけないんだけどね。

保健の先生は「保護者会を立ち上げても、その保護者会を学校組織による不登校児サポート活動のどこに位置付けするのか、その後の展開等があまり見えてこない。っていうかとみざわさんに頼りすぎな気がする」と心配してくれたんだけど、どのような展開になるかってのを見越してはなかなか動きにくい領域だし(ある程度はヴィジョンを持つべきだとは思うけど)、どちらにしてもプレ保護者会的なものを開いてニーズをこちらでもきちんと把握する必要があるよな、と思った。子どもへのリーチングに関してももう少し手段をいろいろ考えて積極的に行っていかなきゃなあ、とやらなきゃいけないことだけは沢山浮かんでくる。ようはそれをきちんと一つ一つ実行にうつしていけるかなんだよね。人数的には黙っていてもいっぱいくるんだけど、そういう問題じゃないし。

なーんてことを考えてたらいつの間にか居眠りぶっこいてました。んでもって暑さで目が覚めた。そうだ、ここにはエアコンがないんだ。蒸し暑くてウンコ漏れそうだよ。起きたらニキビの種がリッパなニキビに成長してました。

投稿者 trouble : 14:05 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月01日

二日で5枚

「今日は買わない」って言って1日で5枚買う人よりはいいよね!

ENGINE DOWN / ENGINE DOWN
LETTERS / BUTCH WALKER
GETTING AWAY WITH MURDER / PAPA ROACH
RHYTHM OF TIME / JORDAN RUDESS
SWEET & DECEITFUL / NEGATIVE

聞いた2枚だけ一言感想。
LETTERS / BUTCH WALKER
待望の新作。よりメロウに、よりマイルドになった感じ。最初はちょっとインパクト弱かったんだけど何度か聞いてるうちにかなり曲がしみてきた。

GETTING AWAY WITH MURDER / PAPA ROACH
すでにビデオでオンエアされているタイトルトラックがかなりいい感じだったんだけど例によってナメて買うつもりはなかったのに、CD屋で1曲目を買って思わず買ってしまった。なんかミクスチャー色がかなーり薄くなってその代わりメロディーがどっぷり増えてとってもあざとい。


あと、話題のWINTERSUNを聞かせてもらいました。予想通り凶性とか邪悪さとかそういうものが希薄なNORTHERとかディスパッチドみたいな「声だけデス」デシた。こういうのをデスって言われると例によってオタクっぽい服装と銀縁メガネをかけた大人しそうな人が髪の毛だけ金髪にして「俺ってパッと見ワルなんだぜ」とか言ってるのを見たときのような微笑ましい感覚を覚えます。俺やっぱデスヴォイスだけとかブラスト使ってるからとかそういうのだけじゃそこにカッコよさは見出せないらしい。っていうか音楽がどうのってよりこういうのをデスとか凶性がとか言われてるのが嫌いなだけだな。んでもって品が良いの自体は好きだもんな。やーね、人の言葉(というかジャンル名)に惑わされて素直に音楽を聴けなくなる人は。

こういうネオクラギターが魅力の中心を成すアルバムを聞いてるとなんとなくTONY MACALPINEとかJOEY TAFFOLAの初期の作品を思い出す。ってことはやっぱなんだかんだで好きなのかも。素直にそういう好きと思えるとこを大切にして聞けばいいのよね。というネオクラッシャー。CASTLE OF PAGAN'S MIND。

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